見出し画像

私は姉さん女房だ

私は旦那より年上だ。

偉そうに言ったけど、1つだけ年上だ。1つ違いなんて、ほぼ、同い年なんだけど、一応年上だ。
姉さん女房には間違いない!

私がまさか年下男性と結婚するとは、思わなかった。
昔は、同級生か先輩が恋愛対象だった。

年下の男がどうしても恋愛対象には思えなかった。
それにはちゃんと理由がある。私には弟がいる。
小さい頃から今でも溺愛をしている甘やかしてばかりの姉なのだ。

長い間、年下を男性として意識できなかったのは、弟がいたからだと思っている。

ただ20代後半にもなると、付き合う男が変わってくる。私のことを好きだなんて言ってくれる人は、なんでか?年下ばかりになってくる。

あれ?おかしいぞ?でも、なんだか年下も可愛いかもしれないな。恋愛対象になってきている私に気がついた。

まぁ、そんな感じで結婚した男は、最終的に年下だった。

でも、夫のことを、年下に思ったことは一度もないけどね。
彼は、私にベタベタと甘えてくることはない。

ただ、私は、夫のことをある程度自由にしたいようにさせている。

まぁ、私も特に気にならないんだけどね。どうぞ、ご自由に…スタイルだから。

昨日だって、朝から趣味の⛵行ってたよ。
この間も、1人で甲子園に野球観に行ってるし、サッカーなんてしょっちゅうやん。
外に行かない日は、彼の見たいスポーツ番組ばっか見せてあげてますよ。

彼はやりたいように自由にさせてくれる女を選んだのか?って思うくらいに、自由にしてますよ笑

たまに、夫が調子こきすぎて、やりたいように暴走し始めたら、「おい!調子のんなよ!」と、こっちも動き始めるけどね。

けど、大体はそんな気にならない。

でもね…彼は子育てに関しては、私の意見に合わせてくれることが多い。

私の考えを尊重してくれている。

息子が不登校になり、父親としての対応にも工夫がいる。自分が育てられてきたようなしつけは息子に通用しないと理解をしている。

まぁ、たまにめっちゃ息子に対してきつい言い方になるけどね。

ダラダラとYou Tubeを見て、何もしない息子をもどかしく思う彼の気持ちは、痛いほどわかるのだ。

彼は毎日働いている。
厳しい世の中を知っている。
働くこととは、どういうことなのか?わかっている。わかりすぎている。
家族の為に、頑張って働く夫だからこそ、息子の姿を見たらイライラもするんだろうね。

でも、夫のイライラが私にはわかり過ぎてしまうからこそ、好きなことしてきたら?なんて、声をかけてあげるんだ。

ええ嫁←自分で言うな!

もちろん、そんなこと私に言われなくても、奴は好き放題趣味を楽しんでいる。

臨時ボーナスとやらが入りそうだ?と言うから、頑張ったんやから、自分の好きなことに使ったらいいやん!と言ってあげる私。

ほんっま、ええ嫁!

↑2回目の太文字をデカくして強調してみた

もちろんだが、「感謝してるよ」「愛しているよ」
そんな言葉は言われたことはない。

それでいい。
そういう甘い言葉なんかは言わない、無表情で、クールな男を私が選んでいるんだから。


その代わり

死ぬまでに1回くらいは、なんか言えよ!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?