見出し画像

追)未経験でwebエンジニアになった理由

前回「webエンジニアになった理由」を記したが、書き忘れたことがあった。

webエンジニアを志した別の理由に、webサービスをを自らの手で構築できるようになりたい、というものがある。
例えば自分が金と時間と情熱を最も費やしている音楽活動であるが、世間一般のイメージがどうかは知らんが音楽業界はかなりアナログな世界である。
「配信サービスを否定しCDという古い形に固執する日本の音楽業界」なんて記事をこれまで山ほど目にした方も多いと思うが、古いのは業界そのものだけでなく個々のミュージシャンの考え方も決して例外ではない。

未だに音楽で成功する方法は「ライブハウスでの地道なライブ」もしくは「ストリートでの弾き語り」、もちろん手売りのCDを携えて、といういわゆる王道というか過去の正攻法だけしか知らないミュージシャンもめちゃくちゃ多い。「何が何でも成功してやる」と高い志をもったミュージシャンでさえ、である。
似た話に、私の周りで、音大→海外へ音楽留学というエリート街道を歩んでいるクラシックの演奏家たちも同じだ。彼らはどこか楽団に属すことを唯一の成功と置き、他は音楽講師くらいしか稼ぎのあてがないと本気で思っているケースがとても多い。

その結果、どうなるか。

音楽を諦めてしまうのである。

これほど不幸な結末はない。彼らは音楽そのものへの情熱はもちろん本物で、むしろ本物であるからこそ視野が狭くなり、彼らの目指すゴールへの道つまり「方法」がいくつあり、どの道だとどういう特徴があるか、ということに考えが及ばない。
周囲に新しいコースがいくつも追加されていることに気づかず、一番道が険しい細い細いコースでの登頂しか知らない。

確かにひと昔前は、山頂にたどり着ける道は一つか二つだったのかもしれない。しかし今は違う。もうほんとに違う。
インターネットがこれだけ世界を変え、生活を変えているのだから、夢を実現する方法だって様変わりして当然である。

話が大きくズレたが、つまり私はwebサービスが現実世界を良い方向へ変える威力を信じているし、そのおかげで救われる人たちもいっぱいいる。
だから、自分は何か道を作りたいと思った際に、誰かが工事してくれることを待つだけでなく、自ら道を作れればいいなと思っている。

これまでは無理だったことが、可能になる世界。

あら、これこそが一番の理由だったりして。

#webエンジニア #webマーケティング #プログラマー #webマーケター #未経験webエンジニア #ミュージシャン  


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?