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台湾旅行2020.1 迷った末の九份行き

お天気がとてもいい台湾旅行。
こんなにいい天気なら高い所から景色を眺めるには最高の観光日和。
しかし、私たちは迷っていました。

台湾に来たらどうしても行きたい観光地があります。
その二大候補が台北101と九份です。

台湾で1番の高さを誇るビルの眺望がどんなものか見てみたいし、アニメの世界みたいに情緒ある九份の街並みも見てみたい。

でも、時間がないからどちらか選ばなきゃいけない。


九份行きの決断

「鼎泰豊」で食事して、ギリギリまで悩んで悩んで悩んだけど、私が昔から見たいと思っていた九份の夜の街並みに決めました。
台北101はスカイツリーで代用しようじゃないか!

決心して九份へタクシーで向かうことにしました。

近くに停車しているタクシーのおじさんに、

「九份へは行けますか?」

と聞くと、

「OK!」

ものすごく嬉しそうに答えてくれました。
嬉しそうを通り越してちょっとはしゃいだように見えます。

車に乗り込み「九份」へ向けて出発です。
妻には、海外でタクシーに乗るときの楽しみがあります。

車の中では音楽をかけている場合が多いのですが、それぞれ趣味を全面に出した選曲で楽しませてくれます。
見た目通りの人もいれば、ものすごくローカルな音楽がかかっていたり、年配の方がハードロックとかヘビメタを聴いていたりするので楽しくてしょうがないです。

妻はそのときその時で印象に残ったものを検索して、旅の思い出としているのです。

「この曲を聞けばあの旅を思い出す」

いつも旅で出会った音楽をかけてニコニコしています。

高架道路に乗りスピードも上げて突き進みます。
街を抜け山や木々が通り過ぎて行きます。

台湾の高速道路は無料らしくて料金メーター分だけの支払いでいいみたいです。
今回私たちのタクシー料金は約900圓程度でした。

高速を降りたら瑞芳らしき街並みが見え、徐々に山道になり、くねくねとした坂道を登っていきます。
だんだん建物も増えてお寺などもあり、なんだか観光地が近い雰囲気になってきました。

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九份の入口

九份舊道という看板がある商店街の入り口、向かって左側にセブンイレブンがある場所に到着。
ちょうど夕暮れ時で混雑していました。
すでに帰りのタクシーを捕まえてる人もいたけど到着する人々がたくさんいました。


セブンイレブンの反対側にある公衆トイレに多くの人が並んでいました。
トイレは紙がないようなので事前に持って行かなければいけません。

妻がトイレに行っている間、少し坂道をくだったところに展望台の様な所があり、そこから見えるなだらかな丘陵と入江、その先に広がる海の景色を楽しんでおりました。

まだまだ順番待ちをしています。
今度はお土産屋さんをのぞいてみます。
やたらと「千と千尋」グッズがあります。
中でもカオナシは大人気のようです。

財布を持ってない私はひやかしだけで、セブンイレブンの前まで戻って妻の戻りを待ちます。


九份老街


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私たちは合流して九份舊道の看板を横目に通り過ぎ、商店街に入っていきます。
道幅は3メートルくらいあり、ちょうちんや看板で華やかさを感じられます。
天井は軒が連なってアーケードの様になってたり、空が見えたり風情のある街並みです。
そして多くの人がいて、とても混雑しています。

商店街の中に何件か台湾のお茶を売ってるお店がありました。
赤い筒状の缶が並んでて色々な種類があるみたいです。

せっかくだから高山茶を買ってみました。
観光地で買ったものだからそれなりのものかと思っていたけど、帰国後に飲んでみると私たちの好みにドンピシャですごく気に入りました。
適当に買ったので写真も撮らずどんな場所だったかも覚えてない。

台湾お茶がみんな私たち好みなのかこの店が好みなのかはわからないけど、次回立ち寄るなら妻の記憶と缶に書かれた店名だけが頼りです。

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そして1軒気になるお店が。
オカリナ屋さんを見て買おうかどうか迷ってみたり。

うーん、、、
今度にしようかな。

進むにつれて人が増えてきます。
メインの通りは観光名所すぎて、大量の人、人、人。
通勤ラッシュの満員電車に押し込まれたような圧力で、汗がダラダラ流れて熱中症になりそうだ。

最後にはちっとも動かなくなり、少数の人たちが横道にそれていきます。
ひょっとしたら抜け道があるのかもしれないと思い、ついていくことにしました。

そして少し開けたところに出たのは多分「豎崎路」石段の坂道を登ると突き当たりに学校があり目指す方向とは違ったので降ってみるとやはり大量の人々。
どうやら「あめおちゃ」までは行けそうにありません。
諦めました。

ふと、戻ろうとしたら近くの靴屋さんが目に入りました。
台湾っぽいデザインの花柄の靴です。


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妻はほしい物リストに載っていた靴を見つけてとても目を輝かせています。
とても気に入って2足購入。
今来た抜け道を戻って帰ることにしました。


帰り道は少し混雑が減っていてお祭り程度の人混みで商店街の入り口まで順調に戻れました。

バス停を見てみると、待ち客が通路にもはみ出して満員です。
まだまだ人が増えそうですが、最終便までに全員が乗り切れるのだろうか?


九份での収穫は高山茶と花柄の台湾っぽい靴が買えました。
そして、次回も訪れなければいけないの理由もできました。

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