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どっちが自宅だかもはやわからないが帰ってきた。

台湾に戻りました。

のっけから電車のチケットの入った財布を忘れて取りに帰る、一本遅れて乗ったあずさは息子と前後の席、ヨレヨレで空港に着いたら飛行機はdelay。なんとついてない…航空会社からお詫びとして一人当たり1000円分の飲食券をもらうも、今どき空港でごはんをきちんと食べるには倍くらいいるよね…と思いながら、おぐ羅の出汁のしみたおでんをつつく。

プライオリティパスは昨今使えるところがないと認識していたものの、羽田空港に着いてから検索したらなんと同伴者まで無料で使えるラウンジがあったので、いまだかつてラウンジに行ったことのないという息子を連れていく。

息子くんは「無料のものはなんでもおいしい!」とうそぶきながら、楽しそうにあれこれつまんでおりました。ジュース、盛大にこぼしたりもしながら。

機上でも犬が喋る映画を一本、自分で選んで、機内食を食べつつ、笑いながら観ていた。映画が終わるとおもむろに持ち帰ったswitchを取り出して、パワプロに励む。だんだん自分の世界ができてきた、ティーンエイジャー。

金曜の夜で迎えに来てくれた夫は大渋滞でヨレヨレ。5時半から8時まで運転してたそうで、こんなことならタクって帰ればよかった。7月以来の自宅は夫がそれなりに片づけておいてくれたようで、こざっぱりしていた。感謝。

今朝は主婦連盟に出かけて食材を買い込み、空っぽの冷蔵庫をいっぱいにした。ちょうど今日から冬らしい天気。夫と息子は野球の練習へ。映画「キャロル」を観る。

観終わってから、今夜は寒いので酸菜白肉鍋にしようと、仕込みを始めたところ。皮付きのベビーコーンや、香りの濃い椎茸や、柔らかく癖のないみずみずしい春菊など、台湾ならではの食材を愛でるように準備しているうちに、随分と心が明るいきもちになってきた。

お世話になりますよ、台湾。今回は3週間ほどの滞在。