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のんべんだらりの助。思いついた愚にもつかない文章を書くばかり。しかし、くだらない文章の…

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のんべんだらりの助。思いついた愚にもつかない文章を書くばかり。しかし、くだらない文章の中に日々のヒントが隠れている…かもしれないし、そうでないかもしれない。

マガジン

  • 夜の呟き

  • 20歳で脳出血をして片麻痺になった件

最近の記事

文系大学院生の生態①

この世には、この人何してるんだろう?という人がいる。 まさに私のことである。 この世で1番何をしているかわからない人、それが文系大学院生(博士課程)である。 まだ「理系の大学院生」はイメージがつきやすい。 白衣を着て、研究室に赴く。 そして日夜、未知なるイノベーションを求めて実験を繰り返す。 その過程でカメバズーカとか、イカデビルが生まれたり生まれなかったり。 だか文系はどうだろう… 薬品とか使った実験なんてしないし、白衣も着ていない。 なんとなくボンヤリと生きている

    • 日記

      スマホアプリに日記が10年分溜まっている。 毎日書いているわけではない。 思いついたら書く。 毎日書いている時期もたまにくる。 しかし、書くことが自分の中で義務になっていることに気がつくと 途端に冷める。 そこで一旦辞めてしまう。 またなにか書きたい出来事があったら、書き留める。 そんなこんなでいい加減に続けていたら、気づけば10年分溜まっている。 書いてない時期も多いけど、 それでも見返せば過去の出来事に再会する。 特に自身の恋愛に関しては、感情露わに書いてある。

      • ぼくと脳出血と右麻痺と

        唐突な告白をするけど、 ぼくは21歳の時に、脳出血を患った。 もう10年前のハナシだ。 どうしてそんなことになったかという経緯はまた別の機会に。 当時のぼくといえば風邪を引くことすら珍しく、 お酒も殆ど呑まない、煙草も吸わない、 当然彼女もいない、 アニメとゲームが大好きな健全アホ男子だった。 (どれくらいアホかというと、突然京都からチャリンコで琵琶湖に向かって、着いたはいいけど帰り道が果てしなくて泣きそうになるくらいにはアホ) そんな愉快アフォ男子だったけれど、 ふとし

        • 表現すること

          日々、駄文を量産してはいる。新しい記事を書いたり、書かなかったりだけど、下書きは増える。 歳を重ねるごとに…と言えばいいのか、社会の変化を感じるたびに…と言えばいいのか、表現することへの恐怖が多くなっている。 書き上げた文章を公表することに対して、酷く臆病になった。 あまりに偏見がすぎるような、別の視点を失っているかのような気がする。 いるかどうかもわからないクレーマーにビクビクしながら書いた文章は、どっちつかずで歯切れの悪いものになってしまう。 それならいっそのこ

        文系大学院生の生態①

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          8本
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        記事

          心の友だち、コルクくん

          一人暮らしを続けて長く経った。 昔から「咳をしても一人」などと言うけど、それにも慣れたつもりだ。 日々の生活で大した寂しさは感じてないつもりだ。 近所にある馴染みの呑み屋に行けば、常連仲間に会えるからで、パートナーや家族がいなくたって毎日が楽しかった。 ただ「コロナ禍」がこんな生活を変えた。 一日、誰ともコミュニケーションを取らない日が多くなった。 呑みには行けなくなり、本当の意味で「1人の時間」が増えた。 「常連仲間」と言っても日々LINEでやりとりするような仲じゃな

          心の友だち、コルクくん

          オタクな自分とメイクと発見と

          何でもやってみないと、経験しないとわからないことが多いというハナシである。 最近、テレビCMとかで男性用化粧品のCMをよくやっている。 ウー○のフェイスカラークリエイターとか。 名前をかっちょ良くしてるけど、要は男性用BBクリーム(ファンデーションと日焼け止めが混ざってるリキッドタイプの化粧品)である。 時代は変わった…男性も日常的にメイクをする時代が来たのである。 男性のメイクなんて、アイドルや一部のイケメンたちによる酔狂であり、ブ男まっしぐらな自分には縁がない話だ。

          オタクな自分とメイクと発見と

          マッチングアプリから考える女性の労働環境

          前回の記事でマッチングアプリに対する偏見…否、個人的見解について書いたが今回はその続きになる。 で、また愚痴…否、個人的意見である。 心配御無用。愚……「個人的な意見」は最初だけなのでしばしのお付き合いを。 Tinder というマッチングアプリは無料で使えるので、見聞を広めるため利用している。このアプリでは、プロフィール写真を左右にスワイプして、この人とはマッチングしたいとか、この人はちょっと微妙とか選択していく。 そこで女性がプロフィールによく書いているのは「都合のい

          マッチングアプリから考える女性の労働環境

          本当は怖いマッチングアプリ

           いつの時代だって、恋愛につながるような「出会い」というのは多少なりとも面倒くさい。 最近はそれすら通り越して煩わしい気さえする。言い過ぎだろうか。 とにかく、ややこしいモノであることは間違いがない。  時代が変わりゆく中で、出会いの形は変わる。それは流行のような文化的要因であったり、技術発展が要因であったり、様々である。  最近では合コンなんてものは多少廃れて、「マッチングアプリ」というものが流行っている。スマートフォン上で好みの相手を探し出し、メッセージのやり取りをし

          本当は怖いマッチングアプリ

          「人間交差点」としての酒場

          新型コロナウィルスの影響で多くの酒場が姿を消した。 昨年春に京都でも長い歴史を持つダイニングバーが歴史に幕を閉じた。 店の名前を「DEN-EN」と言う。  1939年に開業したその店は、三条河原町通りと木屋町通の中間地点にあるVOXビルの地下一階にあった。巨大なホール部分と、その隣に独立したカウンター部分がある。 ホールでは大学のサークルの大規模なコンパや、結婚式の二次会、稀に街コンが催され、京都の若者なら一度は行ったことのある巨大なハコであった。 しかし、それよりも特徴

          「人間交差点」としての酒場