見出し画像

コレサワ、「♡人生♡」がTikTokで大バズり中。なぜ今若い世代に支持されているのか

はじめに

皆さん、こんにちは。
今回は気になる記事がありましたので、紹介&意見を書いていこうと思います。
記事名は、「コレサワ、「♡人生♡」がTikTokで大バズり中。なぜ今若い世代に支持されているのか」。

元の記事

記事の内容(一部抜粋)

コレサワの楽曲「♡人生♡」が2023年末のTikTok投稿をきっかけにバズっている。TikTok投稿の他、YouTubeやInstagramのリールなど各SNSに波及。
カップル動画などの動画で楽曲が使われており、動画投稿数は増加の一途をたどっている。

※「♡人生♡」は、コレサワが2023年4月に配信リリースしたミニアルバム『かわいくしながら待ってるね』に収録されている楽曲。

なぜ今若い世代に熱烈に支持されているのか、コレサワの楽曲が多くの人を惹きつけるのはなぜか。

ファンの間ではリリース直後から話題になっていたが、曲が広く波及するきっかけとなった出来事が起きたのは2023年12月のこと。
闘病中のTikTokユーザーによる同曲を使用した動画に注目が集まった。

動画で使われていたのは、〈これが私の人生/次誰に生まれるかわかんないから/今世では好きなこと全部するの〉と始まるサビの部分。
そのユーザーは、〈好きな子と〇〇〉というリフレインの部分で、自身のやりたいことを文字にして重ねていた。
コメント欄には、投稿主の前向きな姿勢に「自分も頑張ろうと思った」という声や、投稿主を応援する声が寄せられた。

そして12月末にインフルエンサーが振り付け動画を投稿。
こちらは〈好きな子と〇〇〉というリフレインの箇所をメインとしたもの。
歌詞の内容に沿ったキュートな振り付けを自分でもやってみたいと、一般ユーザーの投稿が相次いだ。
こうしてバズが生まれ、“今流行っている曲”としての認知が高まると、2024年1月中旬には、フォロワー数の多いインフルエンサーの動画投稿が続き、それによってバズがさらに拡大。
それ以降はカップル動画、推し動画、曲紹介動画、Vlogと様々な動画で楽曲が使用され、動画投稿数は今も増加中。

1月23日にはTikTokの「今週の HOT SONGS」に認定され、Billboard JAPANによるランキング「TikTok Weekly Top20」を見ると、1月17日時点では圏外だったものの、24日には5位に浮上と、この1週間のうちに一気に動画投稿数が増えたことが読み取れる。
「TikTok Weekly Top20」ではその後も上位をキープ。ランキング初登場から4週間後の2月14日時点でも5位に位置づけている。

人気はTikTokに留まらない。
YouTubeにアップされているオーディオトラックの再生数は、TikTokで振り付け動画が投稿され始めた2023年12月下旬からゆるやかに上昇。

特に2024年1月中旬以降は伸長率が上がっていて、TikTokでの人気と比例するように推移している。

また、1月下旬以降にはInstagramのリールでの楽曲使用数が急増。
同じく1月下旬以降、ストリーミング配信サービスでは、Spotifyの「Buzz Tracker」「バイラルトップ50ー日本 」、LINE MUSICの「デイリーTop100」、Amazon Musicの「Trending Today」など、現行のトレンドを押さえたプレイリストにリストイン。
TikTokをきっかけに発生したバズが、その他の場所にも波及していったことが窺える。

コレサワのTikTok公式アカウントを見ると、「♡人生♡」が「今週の HOT SONGS」として認定された翌日に振り付け動画をアップするなど、いちはやくリアクション。
それ以降も同曲の弾き語り動画、ライブ映像、歌詞動画などを自身のアカウントにアップしていて、楽曲のバズを好意的に受け止めるとともに、リスナーと一緒に楽しんでいる。
本人のこういったリアクションは、ユーザーにとっても嬉しいものだろう。TikTokフォロワー数も増え続けている。

そんな「♡人生♡」のどういった部分がリスナーに刺さったのか。
結論から言うと、“歌詞の良さ”。

歌詞検索サイト「歌ネット」の「歌詞検索ランキング」を見ると、1月21日:74位→1月28日:16位と1月下旬に大きくジャンプアップしており、ただ動画を投稿したり見たりするだけでなく、楽曲の持つメッセージに着目している人が多いことが窺える。

歌詞の表記上は“好きな子と”だが、音としては“スキナコト”であり、恋愛以外とも結びつけられるのがポイント。
今まさに恋をしている人、夢に向かって頑張っている人、推し活に邁進している人など、幅広い層の背中を押すエールソングとして受け入れられているのだろう。

「自分の意思をまずは大事に」というメッセージや、「泣いたり笑ったりしながらも前を向いて生きる泥臭さこそ、かわいいのだ」という前提に基づいた女性像は、コレサワが楽曲を通してずっと発信し続けてきたもの。

スマホ一つで四六時中人と繋がれるのは便利だが、刺々しい言葉に攻撃されたり、人と比べて劣等感を抱いたりすることも少なくないこの時代には、自分で自分の心をケアする方法を持っていることが大事。
そんななか、「♡人生♡」をはじめとしたコレサワの楽曲は、現代を生きる若者の心のお守りになりつつあるのではないだろうか。

また、コレサワといえば、“超ときめき♡宣伝部”に提供した楽曲「最上級にかわいいの!」もじわじわと人気を拡大させており、楽曲提供の部分でも注目のアーティストである。

まとめ

コレサワが2023年4月に配信リリースしたアルバム内の楽曲「♡人生♡」が2023年末のTikTokの投稿からバズりがはじまった。
キッカケは、闘病中のTikTokユーザーの動画で、投稿動画のメッセージ性と楽曲の歌詞(サビ部分)が化学変化を生み、大きな共感と反響を生んだ。

その後、2024年1月中旬には、フォロワー数の多いインフルエンサーの動画投稿が続き、それによってバズがさらに拡大。

以降はカップル動画、推し動画、曲紹介動画、Vlogと様々な動画で楽曲が使用され、動画投稿数は今も増加。1月下旬以降にはInstagramのリールでの楽曲使用数が急増。

それに伴い、オフィシャルも同曲の弾き語り動画、ライブ映像、歌詞動画などを自身のアカウントにアップ。楽曲のバズを好意的に受け止めるとともに、リスナーと一緒に楽しんでいる。

リスナーに刺さった理由は、“歌詞の良さ”
今まさに恋をしている人、夢に向かって頑張っている人、推し活に邁進している人など、幅広い層の背中を押すエールソングとして受け入れられていると予測。

楽曲提供でも注目のアーティスト。

分析&意見

いわゆる楽曲がバズるお手本のような現象だと思いました。

TikTok投稿→共感→インフルエンサーの投稿→拡大→カップル動画、推し動画、曲紹介動画、ダンス動画→音楽配信サービスの再生数向上&プレイリスト入り→Vlog→Instagramのリール +オフィシャル側もその波に乗る。

また、楽曲の歌詞が若年層の女性の共感を呼んだこと、サビの部分のリフレイン効果がショート動画にしやすかったことがここまでのバズに至った経緯だと分析。

この現象は出会いや別れの時期、いわゆる春まで続くのではと予測。
しかも新譜ではなく、旧譜がバズった点がまた面白い。

楽曲がよく、歌詞に共感が生まれることで、楽曲のリリース時期に関係なく、ヒットやバズが生まれる現象は今後のプロモーション方法にも大きな影響を与えるのではと感じました。
また、拡散力のある若者たちの置かれている時代や状況を分析することも重要だと改めて感じました。
共感やエモさがキーワードかもしれませんね!

しかし、MVがないのが少しもったいない。。
今の時代、映像と音楽はセットかなと。
※もちろん、MVがなかったことで歌詞の世界感がより広まった可能性もありますが。。

アイドルなどへの楽曲提供、そして、コレサワご本人の次作ALや楽曲、ライブにも期待をしつつ、今回はここまで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?