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生前整理はChainのターゲットになるかどうか調べてみた

最近では没後に家族に遺品整理させるのが大変だということで、生前整理という文化が注目されてきています。
Chain でも昔から遺品整理は、ターゲットになるのかもしれないという可能性は考えていました。
そこで、遺品整理、生前整理で色々と考えたので note に残しておきます。

生前整理とは思い入れのある自分の所有物を、生きている間に終活として整理することを言います。
これは、思い入れのある物を本人が手放すことになるので、Chainのターゲットの可能性は高く感じました。
しかし、遺品整理だと手放すのは本人ではないので、「お金に変える」という選択肢の方が需要はあると考え、どうやって高く売るかの方が大事ではないかと考えました。
なので、生前整理に絞って記事を書こうと思います。

これからの日本は高齢者が増えていく

みなさんご存知の通り、今後、高齢者が増えていくことは周知されているのですが、本人による生前整理の文化はどれくらい認知されているのでしょう?

高齢者がどれくらいいるのか調べました。
株式会社ニチリョクのIRで公開されています。
2021年の高齢人口は、3,618万人とのことです。

生前整理の認知度

生前整理に関してはこんな記事を見つけました。
生前整理に関する意識と実態調査2021年

私は知らなかったのですが、生前整理という言葉は93%の人に認知されているようです。

生前整理に関する意識と実態調査2021年の中で生前整理を行っているかどうかのアンケートもあり、20.5%しか生前整理をしていないことがわかります。

生前整理に取り組んでいる人数

人口と合わせて考えると、生前整理をしている人は741万人です。
その中から、Chain で交換に出す可能性があるジャンルだけに絞って考えます。

生前整理に関する意識と実態調査2021年という記事に詳細が書かれていました。

  • 「趣味・収集品」・・・107票

  • 「衣類」・・・65票

  • 「食器」・・・56票

そうなると、「趣味・収集品」が741万人*107/300となり、263万人ほど、「衣類」が160万人、「食器」が137万人ということがわかります。
この中で、自分自身で生前整理を行った人数を調べました。

【40代以上の300名に聞いた!】生前整理で最も苦労したのは断捨離?!で調査されています。
生前整理は自分でやるのはとても大変のようですが、家族、友人、知人に手伝ってもらうと、なかなかスムーズにいかないとも書いてありました。

  • 自分だけで進めた:157名

  • 家族・友人・知人などに手伝ってもらった:21名

  • 専門家や業者に依頼した:5名

  • その他:1名

184人の回答から85%が自分でやっていることがわかります。
そうなると、「趣味・収集品」が223万人ほど、「衣類」が136万人、「食器」が116万人です。

Chainのターゲットとしての生前整理

これは意外と多くの人が生前整理していて、Chain のターゲットアイテムもかなりあることがわかりました。

そこから、Chain のターゲットユーザーになり得るかどうかを考えました。
Chainのユーザーは4種類いることがわかっています。

  1. 「あげたい」だけの人

  2. 「あげたい」が軸でもらえるならもらいたい人

  3. 「もらいたい」が軸であげてもいい人

  4. 「もらいたい」だけの人

4番だけはChainのターゲットではありません。
2番と3番をコアターゲットとして考えています。
そして、生前整理のユーザーは1番だと考えます。

Chainの仮説でたてている成長サイクルでは、3のほしいユーザー(コレクター、中高生)で認知が広めてほしい軸の会員が集まったら、次にあげたいユーザーである生前整理をターゲットにするのはありかもしれないと考えました。


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