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新訂私でも面白いほどわかる決算書

2021.2 小宮一慶

財務活動のC/Fがプラスの場合などは借金が増えていると見ることもでき、マイナスのほうがいいこともある。

営業利益率の目安、製造5.5%、卸売1.9%、小売2.8%

売上高当期純利益率の目安、3〜4%(業種により異なる)

EPS:1株当たりの当期純利益

減価償却の定額法と定率法を途中で変更し、見せかけの利益を生む会社がある。

企業は配当金の10%以上を積み立てることが会社法で定められている。

会社の支払能力がわかる、流動比率=流動資産/流動負債は200%超が理想。

会社の収益性がわかる、総資本回転率=売上高/総資本で大企業は1回転、中小小売やベンチャーで2〜3回転が標準的。

支払能力をより細かく見る、当座比率=当座資産/流動負債は90%以上ほしい。

入金前の売上がわかる、売上債権回転率=売上高/(受取手形+売掛金)は年6回転以上が理想。

在庫が適正かわかる、商品回転率=売上高/たな卸資産の危険性の目安は流通で10回転以下、製造で6回転以下。

設備投資の過剰がわかる、固定資産回転率=売上高/固定資産は製造で2.5回転以上、流通で5回転以上。

設備投資の適正度を見る、固定比率=固定資産/純資産で100%以下が理想。

①営業C/F、②投資C/F、③財務C/F
超優良企業①+、②-、③-
成長企業①+、②-、③+
危険企業①-、②+、③-

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