大学院進学のイロハ②

どうも、MEです。
今回は大学院進学のイロハ②になります。

まず以前、大学院について記載しましたが、臨床工学技士という国家資格を得て、現場で働くうえで果たして修士号は必要あるのでしょうか?

これは『Yes』でもあり『No』でもあると思います。

まず、臨床工学技士としてではなく「メーカーや国の研究職」へ就職したいという場合であれば、募集要項に修士号と必須としている場合があるので『Yes』と言えます。
しかし、現場で臨床工学技士として働いていく上では、修士号は全く必要ないと考えるため、この場合は『No』になります。

ただ臨床工学技士としても、自身が今後どのようなキャリアを歩みたいか、歩みたいキャリアに大学院進学がどのように結びつくのかが明確になれば大学院進学も必要になってくるかと思います。

まず、大学院については研究者養成と高度専門職業人養成の2種類に分けられます。

例えば、専門職大学院には以下のようなものがあります。

<専門職大学院>
○法科大学院:法曹養成に特化した実践的な教育を行う大学院。
修了者は新司法試験の受験資格が与えられる。
○会計大学院:財務会計の専門職大学院。
修了者は公認会計士試験の短答式試験の一部科目が免除される。
○MBA大学院:日本や海外のMBA(Master of Business Administration)を取得し企業経営のプロをめざす大学院。
○MOT大学院:技術を含めて総合的に経営管理を行い、経済的価値を創出していく経営の知識を学ぶ大学院。
○教職大学院:高度な専門性と実践力を身につけたスクールリーダーの養成を行う大学院。
○臨床心理系大学院:臨床心理士を養成する大学院。修了すると臨床心理士資格試験の受験資格が与えられる。

その他にも、公務員など行政に携わる者を対象とする公共政策系大学院、医療経営や保健・医療分野における専門家養成を目的とする医療・公衆衛生系大学院、さらに看護・福祉系大学院、理工系大学院、芸術・家政系大学院などがあります。

これ以外にも、
2年以上かけて学位を取得できる長期履修制度のある大学院
正規入学しないで正式に受講できる科目等履修生・聴講生
1科目からも学べる放送大学大学院
通学制と同じ学位を取得できる通信制大学院
短期集中で履修できる1年制大学院
大学院のみで成立している独立大学院・独立研究科
があります。

自分のキャリアをどのように形成していくかを考えた上で大学院進学を考えてみてください。

大学院進学情報サイト
大学院へ行こう!

はよくまとめられていますので、参考にしてもらえればと思います。

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