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五臓六腑の働きを知ると、セルフケアできるようになる

ポッドキャストを始めました。漢方、東洋医学の視点から、カラダに関してのお話をしています。第一回めは、五臓六腑の働きと、『肝』のお話をしました。ここでもおさらいとして、記そうと思いますが、良かったら、ポッドキャストも聴いてくださいね。

え、でもなんだか、漢方なんて、小難しそう~と思っている方・・・そんなことないのです。西洋医学のようにピンポイントに深く専門的で、日進月歩の研究をしている科学というより、三千年以上前の古代人が自然と人間を観察して導き出した宇宙観でもある漢方。五行の『木・火・土・金・水』のどれかに五臓が所属していて、それぞれの性質、関係にあてはめて五臓の関係性も説明がつく、、、まるで、占いの世界ですよね。

楽しく知識を入れて、人のカラダに宇宙があるって感じられたらよいですね・・・あ、ひかないでくださいね。そこまで悟った人にお会いしたことはありませんから。

漢方では、カラダの五臓六腑は体内の経絡でつながっていて、相互に作用しながら働いている。そして人間は自然界の一部であるから、自然ともつながっていると考える、ということから知ってくださいね。


五臓の働きを簡単に書きました。

肝・心・脾・肺・腎 はカラダのメイン機能。

この5つは、西洋医学の臓器と同じものではなく、体内で行われている生理機能の5つと考えてください。

<肝>気をめぐらせて規則的に身体の活動ができるようにしています。気によって血が正常にめぐり、精神活動を安定化させています。血を貯蔵して、全身に血という栄養を供給します。

<心>は意識、意思を保たせるところ。血を循環させて、覚醒、睡眠のリズムも調整しています。

<脾>は体の取り入れた食物を消化吸収させ、『気』を作り出します。血管から血がもれるのを防ぐこともしています。筋肉をつくり、維持もしています。

<肺>は呼吸機能を主り、気を体の中に取り入れて全身にめぐらせます。この気は体の内部から外部、また体表に行き渡らせて発散もしています。これにより皮膚の防御力をつけて外敵から身を守ることができます。

<腎>は成長、発育、生殖機能を主っています。腎は肺から降ろされた気・水を引き込んで余分な水分を膀胱に排出させています。

簡単に働きにふれましたが、五臓の生理機能についてイメージがつきましたでしょうか。


次は『肝』の働きについてもう少し詳しくお話しますね。

織田 縁 東京都杉並区で日本のハーブブレンド『チャカラティーズ』を製造販売する会社㈱ワイズ・ドット・ファームを設立。登録販売者。漢方薬・健康食品の販売、漢方上級スタイリスト。お問い合わせhttp://ysdotfirm.co.jp









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