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寄る年波に抗った繁忙期の日々。

4月いっぱい、繁忙期でした。言葉にしても嫌な響きです。
残業が多くなろうが「繁忙期だから」と大義名分にできる時期。そんな時間を過ごしてきた結果、何を得られたのかと聞かれると…まあ、「ひたすらの疲労」でしょう。疲労しか得ていない笑

アラフォーの体力と心境の変化

これが体力の限界ってやつか。カッコイイ俳優さんにでも言ってほしいセリフですが、実際は冗談でも何でもない、正直な嘆きでした。退勤した後にはスーパーも飲食店も閉まっている。なんてのは久しぶりの感覚でしたが。

思い返せば、「4月いっぱいまで繁忙期なんです。残業も多くなると思います」と聞かされたのが3月初旬。試用期間中の身でも戦力とされているのは光栄に思うべきか…なんて考えは、私が社会人1年生なら浮かんでいたかもしれませんが。今となっては「なるほどね」としか思わなくなりました。

寂しい考えなのか、それとも社会人として生きていれば自然と淡白になってしまうのか。ただそうなる瞬間が突如訪れるというか、学生の時ほど感情が動かなくなったのは間違いなくて。いずれにせよ心境の変化というやつなのでしょう。

そんな中でも変わらないのは…

残業はイヤ。というスタンスです。昔も今もこれだけは変わっていない。仕方ない時はやるけれど、残業が続く日々が光栄とは思わないし、遅くに家に帰る自分が誇らしいとも思わない。

まあそれを職場で主張するつもりはないですが、私が理想とする仕事スタンスは「せっせと仕事をこなしてさっさと帰る」。これに尽きます。
以前にはこのスタンスを貫き続ける猛者が今の職場にもいたらしいので、やっぱり業務効率が一味違うんだろうなあ。アラフォー 新人、まだまだです。

頑張らねば。残業を減らす努力なら惜しまない…!

プラスアルファの長距離通勤

私の場合は残業の日々に加えて片道2時間以上の長距離通勤なので、体力的にはプラスでこたえました。ただ風邪のひとつも引かずに済んだのは、とにかく「食」にこだわったおかげだと思ってます。

週末の作り置き作業で平日の負担軽減をはかり、必ずお弁当を持参する。職場では毎日カップラーメンをすする若者がいましたが、あれは若いから可能である所業かと。アラフォー以上には向かないと思われます。

実際、お昼をコンビニご飯にした日はいつもの1・5倍ぐらい疲労を自覚しました。不摂生を続けられた肉体はどこに行ってしまったのやら。寄る年波ってこういうことかと一人で可笑しくなりましたね。

繁忙期な中で触れた格言の数々。

・人生は公平ではない。そのことに慣れよう。
Life is not fair – get used to it.

・自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない。比べることは自分自身を侮辱する行為だ。
Don’t compare yourself with anyone in this world… if you do so, you are insulting yourself.

繁忙期中、よく目にしていたのはビルゲイツ氏の格言でした。
疲労が溜まった状態で「こういう時こそ偉人の格言だ。」と、思いつきで検索し出したのが始まりで。言語は人に力を与えると改めて感じました。

格言の存在を知ったのは海外ドラマ「クリミナル・マインド」からで、冒頭とラストにモノローグ的に挿入されていたのが印象的でした。英語だと、原文と日本語訳で二度楽しめる気がしてお得だな…なんて考えるのは私だけかもしれませんが。

しかし、Life is not fair – get used to it. は、分かっていたけど言葉にしてこなかったというか、明言を避けていた部分かもしれない。それを言い切れてしまうほどの経験則は、自分にはまだ無いとも思いました。

やっぱりまだまだのアラフォー です。



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