父 (ICU:7、8日目)


父の心臓の機能はやや良くなったが
不整脈が増えているという報告を受ける

とても不安になる。
急性心筋梗塞の再発は不整脈だ

不整脈を防がなければ
再発するリスクがあり、危険な状態になる。

そのため、ペースメーカーを入れる話をされる。

まず入れてみて経過を見ますと。


台風の折り返しでまた待機。

不安がすごい中で家でじっとしていることが苦痛。
かといって、何かできるわけでもなく
落ち着かない状態。
テレビを見てもなにも面白くない
普段だったら笑っている部分もため息がでる

少しでも笑ってしまうと
ダメだって思ってしまう。身も心も限界が来ていた。


不整脈がある部分にもう一つペースメーカーを埋め込み
経過をみることに。

これでも不整脈がでれば
もう父は助からないと思った。


先生からの電話では
無事に装着でき、現在まで不整脈はなくコントロールできていると。


涙が溢れ、安心した。
のも束の間、まだ父は乗り越えなければならない壁が多過ぎる
その間に急変したら…
夜間い呼び出されたら…と
安堵できるほどのレベルではなかった。


この時点で父はエクモを装着し1週間経過。
本来ならば4日ほどで離脱できるエクモだが
心機能や思いの外悪いのと不整脈があるので
離脱ができない状態であった。



続き



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