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最新ツールで解決!英語動画を瞬時に日本語にまとめる方法

動画コンテンツは今や情報収集の大きな手段となっています。特に英語の動画は、世界中の知識やニュース、教育コンテンツにアクセスできるため、多くの貴重なリソースですね!

英語動画コンテンツの重要性は、現代の情報化社会において非常に高いものがあります。
特に、世界の情報のうち英語で発信されたものは非常に多く、グローバルな情報源として、最新のニュース、科学的発見、テクノロジーの進歩、教育資料などの多くが英語で提供されています。英語の動画コンテンツにアクセスできることは、世界中の最先端の情報に触れることを可能にします。

でも、英語の初心者・中級者にとって、動画を見て理解できても、それをレポートにまとめるのはかなり時間とエネルギーを要する作業です。かくいう私も仕事柄結構これをすることは多いんですけど非常に骨が折れます。

幸いなことに、技術の進歩により、いくつかの優れたツールがこのプロセスを劇的に簡単にし、時間を節約してくれます。

今回は、(特にYouTube以外の)英語の動画を効率良く日本語にまとめるための最適なツールと、その手順をご紹介します。

(YouTubeの場合はまとめるための専門のツールが色々出ており、ChatGPTを使って要約してくれるものなどもあるので今回は割愛します。)

(ところで、YouTubeでない動画をちゃちゃっとまとめて日本語の報告書にするなどはかなりニッチな作業という気もしますが一方シリコンバレーウォッチャーなど、海外のアプリメーカーが出しているデモビデオなどを簡単に説明したい、などが業務に含まれる方も結構いると思うのでそういうニッチな方向け。)

なお、英語をまとめるためのツールはもちろん他にも色々と思いますが今日は実践として私がやっている、

  1. まず動画を英語の文字起こしツールである「Otter」を使って文字起こしする

  2. その結果をサマリーとして出してだいたいの骨子を理解する

  3. 詳細な内容が必要な場合は文字起こしした文章をハイライトして「DeepL」で自動翻訳する

という手順をご紹介したいと思います。

手順

まず内容をまとめたい動画を見つける。
Web上からOtterにログインし、右上の「Record」をクリック


Otter初期画面

動画の再生を始める

(この間、動画が終わるまで何か他のことをしていてOK。なお、Otterのアカウントには動画をアップロードするという機能があります。目的の動画のダウンロードが可能であればMp4ファイルなどをアップロードした方が文字起こしは正確なようです)

ちなみに今回使った動画は米国のAIツール会社のデモで、こちらにあります。

終わったら、動画の長さによって多少時間がかかる場合もありますがOtterが文字起こししてくれます。


文字起こしした結果はこんな画面になります


この右側の画面の矢印をクリックしていくと、各要所要所の簡単なコッシーのまとめをAIが作ってくれています。

で、で本当にあらすじだけをちゃちゃっと知りたい場合はここをマウスでハイライトして、翻訳ソフトのDeepLを起こします(初期設定ではCtrl+C+Cになっているはずなので一瞬で翻訳できます。)


チャット・サマリーをハイライト


DeepLでの即決翻訳結果はこんな感じ

上記がDeepLが1秒以内で翻訳してくれた結果なのですが、これだけでもこのAIアプリがおよそ何をしてくれるかざっとわかるのではないでしょうか?

さらに、特定の部分の内容をもう少し詳しく知りたい場合、例えば最初の8秒目からの出だしを知りたい場合はその部分をハイライトして


またOtterで一瞬で翻訳してもらうとこんな感じで出てきます。


どうでしょう?

もちろん専門家による完全な翻訳に変わるものではないのですが、これを見ながらちゃちゃっとレポートや報告書にまとめたいという場合にはこの出力結果を見ながら書くので大丈夫ではないでしょうか?

最初はOtterのアカウント作成やDeepLの設定なので多少時間がかかるかもしれませんが(でも15分ぐらい)、慣れてくれば、ここまでで実際の稼働時間は、人によりますが10分か20分ぐらいではないかと思います。(ビデオを再生している時間はかかりますがこの間はランチに行ったり他のことをしていてもいいので時間的なロスはなし)。

おわりに

英語の動画を日本語に簡潔にまとめることは、適切なツールを用いることで格段に簡単かつ効果的になります。本記事で紹介したツールを活用すれば、言語の障壁を乗り越え、情報を素早く理解し共有することが可能です。翻訳や要約の精度を高めるためのテクニックを磨き、日々の学習や業務に役立てましょう。これらのツールが皆さんの橋渡しとなり、英語の動画から得られる知識が広がる一助となれば幸いです。


Photo by Tim Mossholder on Unsplash


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