心の声、聞こえてますか(1)

私は、これが聞こえていませんでした。今回は自分の心の声を聞くことについて書いてみたいと思います。


自分軸って何・・・?

他人の物差しで生きるって?


子供の頃は母親の意向に沿っているか常に顔色を窺(うかが)っていたし、
社会人になれば上司の意向に沿っているか確認していたし、
結婚すればダンナさんの、
そうでなければ「世間一般常識」の、
常に自分でない何かの物差しで生きてきていました。


親に合わせて生きるのは、生存するために必然

何もできない乳幼児期は、生存のため、親に従って生きるものです。
私の場合、それがちょーーーーっとばかり長引いてしまっただけです。


私の子供時代

何をしてもすぐダメ出し&母によるやり直しをされていました。

母自身は家庭の事情および時代背景から、小学校4年にして家事一切を任されていたようです。(昭和6年生まれ。小学校4年生=第二次世界大戦開戦時か・・・。)

だからか、母自身には、いろいろなものごとの母なりのやり方があって、それが最善だと信じて疑わなかったのでしょう。

私はというと、繰り返されるダメ出しとやり直しで、すっかり自信をなくし、自己肯定感など全くなく、無気力・思考停止・全て指示待ち人間になっていました。

一方、私は年の離れた末っ子で、何をやってもミソッかす。私の意見がきょうだいと対等に扱われることなどなく、「私の話なんて誰も聞いてくれない」という思い込みができあがりました。
(そしてこれは、その後50年も続くことになるのです。)

私の学校時代

とにかく、優等生で「いい子ちゃん」でした。
先生からは扱い易い子と認定されていたことでしょう。

ばりばりに、「〇〇するのが良い子」という規定にことごとく従い、周りのクラスメートにもそれを強要するような子でした。

中学生くらいになると、自我が芽生えて我が道を行く子供がちらほら現れますが、そういうクラスメートは、私にとっては畏怖の存在、先方にとって私はルールばかり押し付けるウルサイ(ウザい)存在だったことでしょう。

私がなぜそんなクラスメートに畏怖の念をいただいていたかと言えば、直感で、「私はこんなことしてていいのだろうか」というのがわかっていたのでしょう。(今にして思えば。)私も、自分の頭で考え、自分の感覚に従って行動するようにいずれはなっていくのだ、、、でもどうやって?ワカラナイ!と心の片隅で恐れていたのでしょう。

私の社会人になりたての頃

なんと!私は、大学を卒業し、一般企業で働き出してからも、自分以外の外に「規範」を求め、それに従って生きようとしました。

会社に入れば、上司です。でも上司も一人ではありません。先輩や課長や部長や、他部署の部長や、、、みなさんそれぞれの意見をお持ちですから、ひとつひとつに全力で従おうとして疲れ果てました。

そして、そうやって全力で従おうとすることに疎ましさを覚える人からは、「自分の頭で考えて」と言われ、パニックになっていました。


妻として、母として

入社一年目にして結婚し、二年目に出産しました。会社員、妻、母、の3足のわらじをはきながら、家では二世帯住宅で相変わらずあれこれと指導してくる母の娘として、窮屈な思いをしていたのでしょう。(今振り返れば。)

2週間に一度は癇癪を起して泣きじゃくる、面倒な奥さんになっていました。
子育てに関して言えば、母にも、母の母にも「私の時は〇〇だった」とあれこれ言われ、こちらは初めてのことだから、全部言われることが正しいと、自分を責め、心はへとへとになっていました。
(昔話は、都合よく脚色されている、ということは、のちのち気づきました。)


どっぷり他人軸だったころ

こうして、他人や、世間(と自分が想定したもの)の意見に従って生きようとしていたころは、どっぷり「他責思考(たせきしこう)」でもありました。

〇〇さんがこう言うから、その通りやったのに。
世間が◇◇が良いお母さんだというから、がんばったのに。
そんな感じです。


自分軸を取り戻しはじめる

何がきっかけだったか、とにかくもう心が限界で、本を読んだり、サイトを見たりして、まずは「自分の気持ちを知る」ことから始めようと思ったのでした。

自分の気持ちがわからない

あまりにも長い間、自分の気持ちを押しのけて、誰かの意見に従おうと努力してきてしまったので、自分の気持ちって何???と全くわからなくなっていました。


小さなことから練習開始

どこかで聞いたことで、まず初めてみたのは、一回ずつ自分の気持ちを確認することでした。
他人に遠慮しなくてもいいこと。自分だけで決められることから。

例えば、一人でランチする時。メニューを決める時。
本当に食べたいのはどれ?

例えば、買い物する時。
本当に買いたいの?それともちょっと微妙なの?

最初はこれすら難しかったのです。どこかで妥協したりして。。。

引き寄せの法則にも関わってくることなので、大事なステップでした。
続きはまた。


私に関わる全ての人に元気と勇気を!
そしてその人の変化を有形無形で応援していきます!!!

出来る人には当たり前。できない人には本当にできない、「自分の声を聞く」 これまでの歩み、現在進行形の変化をお見せし、誰かの参考になれば。
ちか (2024.1.18)





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