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セットしたゴールから逆算する

今日は日本語教師の研鑽のためのフォーラムに参加してきました。



ご登壇は


アメリカの大学で長く教えておられる、日本語教育界の重鎮のおひとり、當作先生のご講演がありました。


良い日本語教師となるには

良い評価方法を採用するべきである

というお話でした。

これまでは、教師が持っている知識を生徒さんに移すだけの「教育」

評価方法(テスト)は、正しい文法、語彙の確認


これが、近年変わってきているし、変わらないといけない、と。


生徒さんが自ら学ぶことを「助ける」ための評価

それが、formative assessment


まずはゴールの設定


動詞の活用が出来ても、語彙の意味が分かっても、いざ使おうとした時に使えない。

それで「日本語を学んだ」と言えるのだろうか???


そこで、まずはゴールを決める。

この学習が終わったら、私は〇〇が出来るようになっている


必然的に、最終評価は「〇〇が出来るか、出来ないか」になる


先に評価方法が決まってから、授業プランの策定になる。

どうしたら、そのゴールに到達するのか?


それも、生徒さん自身が学習プランを立てるところも取り入れていく

要所要所で上手く進んでいるか、上手く「足場かけ(スキャフォールディング)」をしていくのが、教師の力量。

その、時々の様子が評価。

でも、これまでの

人生を左右させてしまう評価

ではなく、

学習を助ける評価!


これが、今回学んだお話です。

ゴールを設定すると、「う〜ん、上手く文法も語彙も入ってないし、テストはこんな感じにするか〜」

といった、評価方法の変更もなくなる


ビジネスメンターのお話に通じる。。。?


今日の講義を聞きながら、

あれ?これ最近良く聞いてきたビジネスの話と似てる!

と思いました。


ゴールを設定する

そこに向かうためのステップを自分で考える

コツコツやる



聞いていながらなかなか踏み出せなかったのに、

日本語教育という身近な現場のこととなづたらスンナリ腑に落ちました。


ふふふ。早速とりかかります❤



私に関わる全ての人に元気と勇気を!
そしてその人の変化を有形無形で応援していきます!!!

私自身もまだまだ進化中です!
ちか (2024.3.13)


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