歴史

私の好きな相場格言②

今回も、独自視点を交えて、相場格言を紹介します。今日はテレビや新聞を見て株を買う事の恐ろしさを説明します。

思いつき商い、後悔のもと

新聞や雑誌を読んでいると、ときどき「これは魅力的だな」と思う銘柄が出てきます。それを見てどうしても買いたい欲求が出てきて、あわてて証券会社に電話し買い付けると、大体うまくいきません。そもそも人から聞いた株を買った人をみてうまく行ったのを見たことがありません。株は「買わされるもの」であると思います。今2000万円問題などと言って「運用しなければいけない」と思って慌てて何か買おうとしている人は、気を付けた方がいいという事です。

相場は知ったらしまい

例えば、ある企業が地味だけど世界中から需要のある商品を開発したとします。それがたくさん売れてくると、まず卸売業者がそのことに気づきます。その会社の社員も知ることができます。このようにして「あの会社儲かってる」という情報を一部の人だけが知ることができます。その情報は必ず漏れて行きます。その商品が更に人気化しテレビや新聞などで公に出て個人投資家が買いに動くときには、そこが天井だということが非常に多いということです。

人の行く裏に道あり花の山

先述した通り、既に出ていたり誰でも手に入る情報というのは価値が低く、株価も上がっていたりするので、そこから買って利益を出すのは難しいです。花屋に並んでいる奇麗な花は確かに派手で綺麗だけど、すぐに枯れてしまいます。でも、野に咲く花のようにどのような環境にさらされても、しっかり根を張って強く生き続ける、そんな企業を探すことがベストであると思います。そんな会社に僕たちも投資を出来たら素晴らしいと思います。


弱い者の味方、投資のいろは塾です