久々に日経平均について
マーケットが強気に傾いていますね。新聞を読んでいたりすると顕著です。「それ、8月に書いてよ」と言いたいところですが、投資のプロが買いているわけではないと思うので仕方ありません。では、今の状況をチャートで見てみましょう。
日経平均先物
上図をご覧頂ければわかりますが、2019年は2500円くらいの幅を行ったり来たりです。まだこのレンジの中ですね。短期急騰は急落の基であることが多いので、逆に気を付けた方がいいと思います(昨年の頭、昨年の9月末)。
ダウ先物も見てみる
ダウ先物は金曜日に232ドル下落しておりまして、ピンクのラインを抜けてからの戻しなので、もしかしたら調整に入っているのかもしれませんね。いずれにせよ、まだ青いラインからは抜けていません。値幅からしたら下のピンクのラインを割れてもなんらおかしくありません。
安かろう悪かろう
株価が上がってくるとなぜか「日本株はまだ割安」という話が出ますが、基本的に「安かろう悪かろう」という話です。売れ残りはいつまでも売れないものだし、人気のものは原価の安いものでも価格が上がります。株は、割安だから値上りするものでなく、誰かが注文ボタンを押して売りものを買い上げた時に初めて値上りするものです。
この頃米株の手数料がこぞって安くなっているので、心配です。
弱い者の味方、投資のいろは塾です