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米中通商協議進展せず先物急落

米中通商協議において、主要問題進展なしという事で中国代表団が2日の予定を1日で切り上げて帰るという報道が出ています(ロイター)。ダウの先物の動きをみてみましょう。

だう

状況としては買い方売り方ともに拮抗していたのが、また売り方有利の展開となりました。今回、ダウ(先物)は9月11日から10月3日まで下落後、リバウンドが4日入り、再度下落という事で明らかに買い方の力を感じません、9月以降にインした買い方は損切るか、眺めるかしかない状況です。需給環境は良いとは言えないでしょう。

そもそも、うまく行くわけがない

貿易協議というのは、どちらかが経済的デメリットを受け入れるという話ですから、いい話に落ち着くことはないと思います。遅かれ早かれこうなっていただろうし、今後も収束がつくかどうかなんてわかりません。

米国からしたら、世界中に米国の産品を買わせるという約束をしたうえで、ドル安に持っていけば米国は輸出で儲ける事が出来ます。最後は為替だと予測できます。プラザ合意がそうであったように。

なので、外債なんて買ってる場合じゃないです。GPIFも為替ヘッジしているし(これもヘッジコストかかるから意味ないけど。米国金利上がったら一体どうするんだ?)、本当にもろもろ要注意だと思います。米国株手数料もこぞって安くなっていますが「安かろう悪かろう」かもしれませんよ。



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