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【消滅都市】タロット&キャラクター考察 タイヨウの正体*黒い太陽説【太陽】

この記事はスマホゲーム「消滅都市」に登場するキャラクター「タイヨウ」とタロットカード「太陽」に関する個人的な見解と考察です。

タクヤとユキに敵対する悪として
消滅都市のストーリーに登場するタイヨウ

謎の組織の目的とは?

タイヨウの正体

タイヨウは「悪人」だったのか?など

今回は錬金術の観点からタイヨウの人物像と
タロットを所持した形態のモチーフについて解説します。

▶️タイヨウが闇に堕ちた姿を解明する記事ですので、最後まで読んでもタロットカード「太陽」の意味・解説はありません。

もしご自身のイメージと合いましたら参考までにお読みください。

・原作版(スマホゲーム)

・AFTERLOST(スマホゲーム)

・小説版

・アニメ版

上記のコンテンツで登場したタイヨウについても少し触れていますので、消滅都市のストーリーを追えなかった方のお役に立てば幸いです。

なお、以降の解説には重大なネタバレもあります。未プレイ&未クリアの方はご注意願います。


タイヨウとは

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◆原作版/AFTERLOST版
・並行世界を研究する科学者
・1度目の消滅が起きた世界とは別の世界(失われし世界)の住人
・失われし世界で思想家ギンガと出会い、彼の説く終末思想の影響を受ける
・謎の組織に所属しながら実験と計画を企む
・タイヨウには失われし世界に本妻がいた(原作版)

◆アニメ版
アニメ版のタイヨウは、原作版と少し設定が異なります。アニメDVDに付属していた特典冊子より一部抜粋します。

"並行世界から転移した一人。ラクーナケミカル社の所長。ポータルを完成させる前にタクヤとユキに阻止された"

(引用:アニメ消滅都市第4巻特典冊子より)

◆小説版
並行世界の研究を取り仕切る
・研究員として成果をあげられなかったホウカ(小説限定の登場人物)をホシの世話役に抜擢する
・タイヨウの指は右手の2本を残して両手ともに義指

ちなみに、原作版のタイヨウは目を開くと全部白目だといった裏設定があります(※1)
(※1)消滅都市オフィシャルスタッフ本-P42
または消滅都市オフィシャルスタッフ本×3rdAnniversaryFes本-P44参照

では、元々失われし世界で暮らしていた彼らが
なぜタクヤとユキの居る並行世界へ渡ってきたのでしょうか?

謎の組織の目的とは?

終末論を語るひとりの思想家
失われし世界でこの姿のままギンガと会ったのなら

world:Bに転移した際にタイヨウは自分の肉体orクローンへ、ツキは別人の肉体に憑依した?

タイヨウは並行世界の研究を行う科学者でした。当初は純粋に研究を勤しむ人物だったようですが、ギンガに出会い彼の説く思想(※2)や終末論(※3)に感化されたようです。


(※2)世界を構成する万物照応の5大要素やイデア論など古代ギリシア哲学および思想
(※3)消滅都市ではアポカリプスカレンダーを指す。イソヤレポートとの関連性は不明

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記憶を司るギンガ

また、人工生命体ウチュウを生み出すことに成功したタイヨウは、その実績を買われて国の特別な機関で働くことになったそうです。
ここで言う機関とは国が統轄する政府系機関のようですが、機関にはある計画と実験を遂行する目的がありました。


それが下記の①~②です。

①ノア計画→第三次世界大戦が起きたworld:A(失われし世界)から特定の人類を別の世界へ移住させる計画(※4)

(※4)アニメ版では数百万人単位の人類を別の世界へ移住させる計画との記述あり(アニメ消滅都市第4巻特典冊子より)

②「レプリカント計画」→タイヨウが科学技術で生み出した生命体「ウチュウ」と同じ上位存在を生み出す(※5)
ある条件下でホシとソウマのように特別な力を持った人を覚醒させる方法もあり→特別な力を持つ子ども(オリジナル)の複製またはクローン

(※5)第2のウチュウを生み出そうとイデア界から地上へ降ろされたメシエのような存在→錬金術でいうところのホムンクルスや人工生命体、いわゆるレプリカントの錬成

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タイヨウが生み出した生命体「ウチュウ」は偶然の産物だった模様


しかし、タクヤとユキに計画を阻止され
ロストを越えた先ではタイヨウに別の記憶と意思が流入します。


その記憶こそが組織とは異なる、
本来のタイヨウの目的であったのかもしれません。

まるで、罪に汚れた人間が原始の人にまで回帰するように。

失われし世界にてメシエとの会話
1度目の消滅の世界でタクヤとユキに敗れたタイヨウの意思
組織とは別の目的があったのかもしれません。
配信当時、この書き手が誰なのか分かりませんでしたが
今思えばAFTERLOSTの作者(メインシナリオライターの下田さんのメタファー)のことを指しているのだと理解しました。
大いなる意思とは現実世界にも及ぼす人の悪の側面=タイヨウのことだったのかもしれません。

タイヨウとツキが夫婦でない理由

すべてのコンテンツにおいて、
タイヨウとツキが夫や妻と呼び合ったり
夫婦だと紹介した描写やシーンは一切ありませんでした。

タイヨウとツキの間に生まれた子ホシが居ながら最後までこの2人の関係性がはっきりせず、違和感を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私はシナリオの時点で意図的に「夫婦」という言葉や描写を避けたのではないかと考えています。実は以前、開発スタッフ様がタイヨウとツキが夫婦でないことを言及したことがありました。


▼「消滅都市」メインストーリー完結 アフタートーク(2:57:15あたり)

epilogue配信後にYouTubeで公開されたアフタートーク内でカニさんより

「タイヨウとツキは夫婦ではない」と言及されていたことから

敢えて婚姻関係がない男女に設定したのだと確信しました。

タイヨウは失われし世界に居たころ本妻がいました(参考:消えゆく記憶と目覚めのまどろみより)


では、いつ、どこでホシは生まれたのか?

原作ストーリーでは語られていませんが、タイヨウとツキがworld:Bに渡った後に生まれた子ども(※6)だそうです。

(※6)アニメ消滅都市第4巻特典冊子より


だとすると、なぜタイヨウとツキの間に息子がいたにも関わらず
この2人を夫婦でないと言い切れるのか。

それが寡婦と息子の関係性から見える錬金術の原理です。

寡婦と息子(ツキとホシ)

タイヨウとツキが夫婦でない理由は

ツキ=寡婦
ホシ=息子(孤児)

でなければ作用しない
錬金術の特別な原理を引き出そうとしたのではないでしょうか?

小説版のタイヨウは息子であるホシを「実験の救世主」と呼ぶ場面があります。最後までホシを「彼」呼ばわりだったタイヨウの指す救世主とは「寡婦の息子(孤児)」である必要があったのかもしれません。

寡婦とは夫と死別または離別した未婚の女性のことを指します。

これだけの説明ですとタイヨウとツキが婚姻後に離婚したのでは?とも受け取れますが、タイヨウがそのような手間や気遣いができる人なのか想像したり、彼の亡くなった本妻のエピソードを汲み取っていくとその可能性は低いと思っています。

したがって、男女観の倫理を考慮しなければ
タイヨウとツキは始めから婚姻関係がなかったと考えられます。

その根拠と理由が
錬金術に登場する「賢者の石」です。

錬金術とは鉛や鉄などの卑金属から黄金の貴金属を変成する科学技術だとされる一方で、霊的な鍛錬を積むと人も神に近づける非科学的な術だともいわれています。錬金術にひとつの答えというものがなく、あらゆる分野や宗教の垣根を超えた世界そのものを表しているとの見方もあります。

物質とも霊性とも捉えられる
共通の最終目標が「賢者の石」の錬成でした。

数々の解釈や見解のなかに
この賢者の石を錬成する犠牲の一例として
宝石=孤児(孤独な人)だと言及した錬金術師がいました。
それが伝説の錬金術師ヘルメス・トリスメギストスです。

この宝石=ラピスを指し
ただひとつしかない唯一性ゆえに「賢者の石」を表す比喩表現になったそうです。そして第一原質(プリママテリア)の材料はその孤児と対応する寡婦となったわけです。

ですから、はじめからタイヨウとツキに父と母である関係性がない、
寡婦の息子(孤児)としてホシを研究と実験の犠牲者にするつもりだったのではないかと推測します。

天上の世界のウチュウの一部を降ろされ受肉した生命体

未熟な人が完全な人に至るプロセスと置き換えることもできる錬金術は、消滅都市の世界観のアイデアや設定に反映され、ウチュウの創造、ツキとホシの関係性、孤児院の子供たち(※7)、そしてタイヨウの変容にあらわれています。

(※7)孤児院の物語は下田さんのシナリオと聞いていたので、カズオ・イシグロ著書「わたしを離さないで」からヒントを得たのものかもしれません(以前SNSでおすすめされていた同書を読んだ感想です)

偶然とは言え、タイヨウがイデアからウチュウを降ろすことができたのも自分自身が孤独であった可能性が??

▼錬金術で本当に金が作れるのか?

異なる金属から黄金を作り出すことができる過程について、現代技術では理論的に可能だとされています。

この方法は原子炉を利用した化学反応で、水銀に一定の変化を加えて金に変質させる技術だそうですが、水銀が数十㌔以上必要であるのに対してそこから取れる金が0.数㍉程度であるため現実的ではないようです。

東京都市大学にてこの理論を実証しようと研究していらっしゃる教授がいますので下記をご参照願います。

水銀から金をつくる「原子炉錬金術」を実証する! | academist (アカデミスト)

タイヨウの正体(元ネタ&モチーフ)

至高の存在
深淵を越えると人ではない存在に近づくカバラの思想を指している?

深淵を越えて人間を超越した人へと進化したタイヨウ

消滅する度に変化した彼の姿を錬金術の観点から考えてみました。

どの進化形態にも胸に赤い石が見えることから、消滅と復活を繰り返す度に賢者の石=様々な至高存在に変成したことが窺えます。

▼1度目の消滅:
超存在タイヨウ→金星を司る堕天使ルシファー

原作版の超存在タイヨウ
キャプチャ
AFTERLOST版

▼失われし世界:
大いなる意思→混沌と破壊の概念

超存在タイヨウが進化を遂げた姿
モチーフは黒い太陽?

▼2度目の消滅:
終焉の力 タイヨウ→腐敗(錬金術の第1段階)

通称:溶けタイヨウ
失われし世界で消滅したタイヨウにローズバンクが融合し腐敗した状態

腐敗=黒化(ニグレド)
プレイヤーの周回(反復作業)が腐敗から変化する完全浄化へ繋がった?

腐敗以降の形態は天上の世界編へ続きます。

▼天上の世界:
第1形態→分解と浄化(錬金術の第2段階)

太陽のモチーフの中からタイヨウの復活と再生
まだ分解された状態?

第2形態→再結合(錬金術の第3段階)

人の姿の再構築


第3形態→黒い太陽
※暗闇の側面を持った太陽=日蝕

後光を放つ闇の側面を持った太陽
周辺にいる黒い異形は最古のクジラ フィオミケトス・アヌビスがモチーフ
ヴェールを被った顔の生き物は冥界の牛?
タイヨウの左手には生命の根源や調和を意味する幾何学模様「フラワーオブライフ」が描かれている(19個に連なる円弧)

黒い太陽とは

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レイド画面

Black Sun/Sol Niger

人間の暗闇の側面を太陽に例える場合があり、主に精神面の暗闇を表す錬金術の概念が心理学と結びつくとき、それが「黒い太陽」となって芸術作品に描かれる場合があります。

黒い太陽は恒星の太陽☉とは異なり、
漠然とした概念として様々な分野で形となって表現されています。

参考:錬金術の太陽 - ウィキペディア (wikipedia.org)

動画内では、ある太陽系惑星(天体)と結びつけて黒い太陽を読み解いていますが、文章化すると誤解を招く恐れもあるためnote記事での解説は控えたいと思います。ざっくりとでよければ動画の概要欄に記述しましたので、そちらをご確認ください。

▼黒い太陽を象徴する天体の神について
消滅都市の設定や元ネタを追求するなら本当はギリシア神話の神々で統一すべきところですが、プラトン著書「ティマイオス/クリティアス」や錬金術に登場する神々の名に合わせてローマ神話で紹介しています。ぜひご参照ください。

太陽のタロットカード

消滅都市版タロット

ベオからタロットカードを受け取っていたタイヨウとツキ※

※太陽と月のタロットは1度目の消滅(world:B)が起きた2年後にベオから受け取ってると言及されています。

太陽のタロットに描かれたシンボルマークに注目してみると、

タイヨウらしき子どもの後ろに7本のひまわり
7の数字には「完全」「完成」の意味があります。
※花冠のひまわりも合わせると合計11個
…セフィロトの樹を構成するセフィラの数(ダアトを含める場合)

また、ウェイト=スミス版タロットと同様に、この絵柄のなかに太陽を象徴する獅子座のマーク♌が隠されています(異形の頭から旗の靡く形を結ぶ)

消滅都市に登場する「太陽」のタロットはウェイト=スミス版タロットと類似するデザインとなっていますが、消滅都市版タロットに限ってはタイヨウのキャラ背景を汲んで人間の心に潜んだ暗闇の太陽(錬金術や占星術ではこれを土星と関連付けています)を表しているのではないかと思いました。

ただ、この読み方や解釈は消滅都市のストーリーを考慮したための見解ですので、ウェイト版やマルセイユ版など一般的なタロットカードに描かれている太陽の意味とは異なります。元となったカードの意味や背景の象徴などを調べる際は市販のタロット解説本を参考になさってみてください。

正位置・逆位置の意味

太陽のタロットカードの正位置と逆位置にはこのような意味がありました。

太陽_正位置
タイヨウ_逆位置
タロットがphase1で反転色になっているため
力の代償を払って復活?

錬金術とメランコリー

5周年イベントの際に撮影した会場パネル
イベント開催直前まではユキしか描かれていなかった

錬金術と聞くと黄金の変成や賢者の石、エリクサーなどを連想するかもしれません。
しかし、錬金術の過程や原理は芸術作品のテーマやモチーフにされていることがあります。

その一例が錬金術の第一段階「黒化」です。
黒化(ニグレド)を「腐敗」とみなすとき、この状態を人間の憂鬱や悲哀と結びつけて作品のなかに表現する場合があります。

誰しも抱える暗闇の側面を持った精神状態がメランコリーとなり、時にこのメランコリーが芸術へと落とし込まれるのです。

現代社会ではメランコリーを抑鬱・不安・気分が落ち込んだ状態などネガティブな使い方をすることが多いのではないかと思います。

しかし、古代ギリシアの医学者ヒポクラテスは人体に存在する四体液(血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁)を人間の気質とし、哲学者プラトンはメランコリーに冒された人を魂の病気だと説きました。

のちに四体液説は医学者ガレノスによって体系化され、古代~中世時代を経てメランコリーの意味も解釈も変化しながら現代の医学用語に用いられるようになりましたが、古代ギリシア時代ではすべての人間が黒胆汁症(メランコリー)の気質を持っており、四体液のバランスが崩れたときに現われるものだと考えていたのです。

精神科医ヤスヒロのもとへ受診するソラ
ヤスヒロの正体はソウマだった

この話が消滅都市と何の関係があるのかと疑問に思う方もいるかもしれませんが、

AFTERLOSTに登場したソラの病理

もしかすると
彼女のなかにあったメランコリーの気質も
無意識に夢の中へ投影され

ウチュウの暗闇を創り出し、その無意識の病理が「消滅都市」の悲劇を招いてしまったのかもしれません。

タイヨウは「悪人」だったのか?

自身が人を超えた人へと進化するため

人を超えた人へと進化する

創造主がイデア界を模倣した世界

あるいは

誰かの夢や理想で構築された世界を
タイヨウが破壊し新しい世界(無)をもたらす。

そのような破壊の先に待つ新しい未来を信じて行動するタイヨウにとっては善行であり、タクヤとユキ視点では彼の目的は、世界を破壊する悪行に見えるかもしれません。

悪の概念となったタイヨウ

悪を認識するとき、どこかでタイヨウの概念を思い起こすかもしれない。

そのような言葉に力を込めたタイヨウのセリフは、現実世界を生きる私たちにかけられた呪いであり、作家(書き手)が消滅都市の物語に縛られながらも執筆を続ける、創作への向き合い方や葛藤に対する比喩にも思えました。

私たちが悪魔と呼ぶもの
悪意と感じるもの

タイヨウは
暗闇の側面を持った
太陽のメタファーだったのかもしれません。

善人は悪を、悪人は善の側面がある

太陽が光を照らすとき、
そこには影が落ちる。

そもそも、
タイヨウがウチュウのイデアを地上へ降ろす際、
ソラが消滅都市の世界を観測したことで変化を起こしてしまったのなら・・・

タイヨウとソラ、どちらがあの世界にとっての悪だったのでしょうか?

善と悪も
右と左も

何かのきっかけで真逆に変わる矛盾の社会のなか
自分自身で選択しなければならない場面が多々あると思います。

その矛盾こそがタイヨウだったのではないでしょうか?


人は見たいものしか見ず、真実は立場と環境によっていつも変化するのかもしれません。

おわりに

全ストーリーとコンテンツを読み返して一番不可解なのが、world:Aにタイヨウが居るのであればworld:Bにも別のタイヨウが存在することになる。

それなのに、world:Bに居るはずのタイヨウの存在が描写されていないことです。
ならば、タイヨウは始めから人の姿をした別の生命体だったのでは?といった個人的妄想もあります。

タイヨウの設定はゲームストーリーの様々な世界や場面に点在しており、すべての設定を把握しきれていない部分もありますので誤りがあるかもしれません。

以前、下田さんにおすすめされた
上田 岳弘氏 著書「ニムロッド」や同氏の「太陽・惑星」など読んだときに消滅都市のタイヨウももしかして…と感じたことも踏まえて動画に反映させました。

これらの記事の内容と見解は公式情報ではありません。
ご参考までにどうぞ。


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