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「炒飯チャンス」 or 「炒飯武道会」について

また、ここからは大きく蛇足です。無視してください。
忙しい方は読まないでください。

ぼくにはとある信仰があります。それをみなさんに強要するわけではありません。が、素晴らしいのでぜひ、嫌がられてでも、無理やり押し付けたい。

「うまい炒飯を作れる時は、体がスーパーサイヤ人になっているので、ほかの物事もうまくいく」ということを、信じています。

これは、通称「炒飯チャンス」(by北山陽一)と呼ばれるものです。よくわからないと思うので、具体例をあげますね。例えるならば、「何ヶ月も弾けなかったギターのコードも、炒飯がめちゃくちゃうまく作れるような日には、突如そのコードが弾けてしまう」という現象をさしています。SFCの水曜1限の「うた」という授業で、北山陽一さんが「実話」として話をされていました。なんとなくその感じ、腑に落ちますし「炒飯チャンス」というネーミングが素晴らしく、以来、水曜10時からすっかり信仰しています。

ぼくは今回、SFCのとある授業のアシスタントをしています。学生のみなさんの研究がうまくいくためのお手伝いに、なにがぼくにできるだろうか。と真剣に、真顔で、30秒ほど考ました。結果。炒飯を作り、食べ、話し、笑い、洗い。そんなアクティブインタビューのような主観のぶつけ合いのなかで、炒飯チャンスの到来を願おう、というアイディアに落ち着きました。

幸いなことに、SFCの近くには「かまぼこハウス」という、強火力のキッチンのあるコミニティースペースがあります。

みなさんご存知の、究極のアニメドラマである「美味しんぼ」の 第016話 「直火の威力」をご覧になった方はわかると思いますが、中華料理の基本。それは炒飯です。そして、うまい炒飯と言えば強火力なんですね。つまり、炒飯チャンスを引き起こすためには、強火力はかなり重要な要素です。炒飯チャンスはみなさんの研究にも、不可欠です。

そして、大学の近くにはかまぼこハウスという強火力キッチンをそなえた施設がありますから、これはもう、神様からの三段論法でして、「おい、未来からの留学生。SFCに入学したからには炒飯を作れ」と囁いてるわけです。聞こえますよね。神の啓示、神の三段論法としての炒飯づくりなわけで、うまい炒飯がつくれれば、そこからが人生のはじまりです。「お、いい感じだね。炒飯並みに、研究もうまい感じにいくようにしとくから。この”炒飯チャンス”を大切にね」となるわけです。聞こえますよね。

というわけで、月一くらいで、炒飯を作る会を勝手に企画するので、もしよければいらしてください。ぼくは「炒飯チャンス」を信仰していますし、皆様の炒飯チャンスに立会い、うまい炒飯にありつきたいと心から願っています。

と思い、この長い、永い言い訳を書いています。ちなみに「永い言い訳」は本木雅弘さん、深津絵里さん、池松壮亮さんが出演されている映画で、先日ギャン泣きしました。ぜひ、みなさんのギャン泣き映画をご教授頂きたく思います。クレヨンしんちゃん以外のご愛顧をいただけましたら、厚く御礼申し上げます。

お会いできることを楽しみにしています。
来週も楽しみにしています。ごきげんよう。

水色

いただいたサポートは、これまでためらっていた写真のプリントなど、制作の補助に使わせていただきます。本当に感謝しています。