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富士山展2.0 記録(2019/01/12)

明日のぼくへ。展示に誰も来なくとも、仏様はみているよ。だってお寺でやるんでしょう。お客様満足なんて一旦、捨てて。君がたのしい。素晴らしい世界へ時間を注いでください。君が120%楽しめば、きてくれる人だって8割くらいは楽しんでくれるでしょう。秀才ではなく、一点突破の天才になれ。


富士山展制作記録 2019/01/12

朝起きると、昨日作った「赤、青」の作品への態度が変わっていた。昨日までは「なんて素晴らしいんだ!」と思っていたものが、「これははて。必要か?」と思っているじぶんがいる。制作の思考の過程も残っているので、構成的にはその作品の必要性がわかる。が、実際にその作品を照恩寺にインストールすることを考えると、ちょっと違う気がする。それを、どこに展示すべきなのか。と。

展示構成

展示場所は現在以下である。番号は優先順位を表す。
1:和室10畳 - 安産作品、写真インスタレーション、彫刻
2:床の間 - 掛け軸作品
3:玄関 - 絵画作品 
4:回廊 - 泡(余力があれば)
5:仏殿 - 添

展示構成の変更が起きたのは、1の和室である。これまでは「赤、青」および「黄」の富士をテーマにした写真作品を飾る予定でいた。が、以前お寺を訪問した時の写真を見ていると、その写真を展示するのは「ただそこにおいてあるだけ」に感じた。つまり、そこに馴染んでいない。

だから、過去にこれまで自分が作ったものを思い出した。及び、過去に見た展示を。それもあり、昨晩は杉本博司さんのロストヒューマンを。今日は、石川直樹さんの混浴宇宙宝湯の資料を見ていた。また一番、いまの自分に影響を与えているのは2015年5月から2年間住んでいた湘南台の家での「IE展」および「玄関居酒屋」である。家に、「安産」と様々に書かれた半紙を、廊下に張り巡らせていた。それ以降、か、以前からか。展示では毎回この「安産カーテン」を思い出す。

今回も「展示が無事産まれます様に」と、安産をひたすらに書くことをしたみたいと思う。


時系列で、ツラツラと

時間 7 - 9時

湘南台の家にて、PC作業。昨日の作業の振り返り。手書きのnoteを20分ほど。食事を取り、一休み。昨夜作ったものへの評価の変化。プラスから、マイナスへ。こんなことをやってどうなる。という気持ち。

9-12時

一旦ブレイクをして、気持ちを立て直す。友人からのメールを見返す。Twitterのことばかり考えている自分がいて、そこから距離をとる。

12 -19時

sfcにて作業。開始してすぐに、写真の印刷の業者の方から連絡。イメージ通り、もしくはそれを超えてくれる様に願う。展示構成を、じぶんの体を寺に入れ込んで、展示レイアウトを考える。ただ、写真を飾るだけではだめだ。と変更をじぶんに申し入れる。

新しい構成案をつくるのに3時間ほど頭を使っていた。煮詰まったので、デスクを離れ歩き回ったり。その中で、他の作業(おそらく論文?)に没頭している友人を見つける。みな、遠くに向かって頑張っている。

18時にはFBに展示の投稿を2回目。昨日の投稿よりかは反応がある。が、これまでの展示だったら、ものの数時間で100-250Likeはあったのに。投稿の時間か?それともなんだ?告知の投稿は、「これからはじまるぞ!わくわく!」というより、不安でいっぱいだ。

19-21時

休憩。だらだらしながら、友人と話していた。そして食事をとる。

21-23時

大学の課題、諸々のメールの返信をこれでもか!!というスピードで。友人へのメールにスピードを求めることに、はてな。となる。が、課題のスピードにはじぶんでも驚くほどのスピード感。

23 - 24時

散歩しながら、展示の構成案を考える。
友人 M Oを設営に誘うことに成功する。

いただいたサポートは、これまでためらっていた写真のプリントなど、制作の補助に使わせていただきます。本当に感謝しています。