見出し画像

読書の秋に再読したい物語3選(202309)

本好きを自称していますが、実は、読んだ本の細かい内容はあまり覚えていません。読んだ時に感じた雰囲気みたいなものはなんとなく記憶しています。あてにならない記憶なのですが。どんな物語だったかな? 読書の秋に再読したい小説3選。

森見登美彦「恋文の技術」
変わり者のユニークな”恋文”に思わず笑ってしまったような・・・。手紙なんてまどろっこしい? タイパもコスパも気にせず、のんびり読み直したい。


有吉佐和子「和宮様御留」

全体的に不気味な雰囲気。不穏な空気がゆっくりと充満し、堰を切ったように一気に展開していくスリリングな物語、だったような・・・。怖いもの見たさで再読希望!


小川洋子「博士の愛した数式」
実家の本棚で見つけ、この表紙懐かしいなぁと思い開いた。
”「おお、なかなかこれは、賢い心が詰まっていそうだ」
 髪がくしゃくしゃになるのも構わず頭を撫で回しながら、博士は言った。”
どうして、多くの人が、心は胸にあると思っているのだろうか。心の賢さってなんだろうか。


サポートいただいたら・・・栗きんとんを食べたいです!