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就きたい職業が見つからない私の大学選びについて父がくれたアドバイス

いかがお過ごしですか、長谷川ちゃみです。

私は、高校生の頃、就きたい職業が見つからないまま、大学進学を考えていました。

栄養学が面白そうだなとは思っていたので、栄養士を目指してみてはどうだろうか、と考えてみたけど、どうしても栄養士になりたいかというと、そういうわけでもなくて。

そんな折に父からもらったアドバイスは、「大学に行くなら、総合大学へ」というものでした。

その理由は、様々な分野の研究や教育が行われている総合大学へ行けば、色々な価値観の人に出会える機会が増えるであろう、というものでした。

将来の職業に焦点をあてて大学選びをするのではなく、人との出会いの場として大学を選ぶという考え方に、高校生の私は驚きました。

私は総合大学の農学部へ進学しました。

ラクロス部に入り、学問そっちのけで部活とバイトに明け暮れる日々でしたが、父は何も言いませんでした。

多様な価値観を知り認め合うことの大切さは、これから時代が変化しても変わりません。

30年近く前の父のアドバイスの価値が、私の中では今も色褪せないどころか、近頃ますます貴重なものに感じられます。

いま、子どもたちは、変化の激しい時代の中で生き抜く力を身に付けなければなりません。大人が目先のことに囚われずに、普遍的なことを見極めて子どもたちに伝える。それは、きっと子どもたちの中でゆっくりと育って底力になるでしょう。

親こそが視野を広げて学び続けることが、子どもにとってもメリットになるのではないでしょうか。

それでは、また。



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