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1年間のギャップイヤー (Gap Year)から得たこと

2019年09月09日、ハノイ国家大学日越大学の入学式が行われました。私は今年の9月から大学院生になります。1年間のGap Yearはこれで終わりです。

長くもない、短くもない間に色々なことを経験できたものの、まだできていないこともたくさんあります。しかし一番大事のはこの1年間を通って自分がどれぐらい成長してきたかのことです。

Gap Yearをとった理由

4年前の私はまったく違うビジョンを持っていました。日本で就職し、日本で暮らし、ベトナムに戻るなら出張として戻りたいと。

しかし、突然の慢性的な病気にかかってしまい、そこからだんだん自信を無くし、一時的には引きこもりにもなりました。こんな状態では就活はきついと思いつつ、親からの心配があまりにも大きくて、大学4年生になった時に「卒業後は帰国する」と決めました。最初はとても悔しくて、自分にとっては人生の最大な失敗であったと考えたんですが、しばらくたったら「まあ自分の思い通りにはうまくいかないんだよね、人生って」と積極的に前向いて最後の留学1年間を過ごしました。

その間に父から「帰国したら日越大学の大学院に受けたらどう?」と勧められました。しかし2018年9月の入学式に間に合わなかったため(当時はまだ日本にいた)、次の年に待たないといけませんでした。そういうわけで、1年間のGap Yearを取りました。

Gap Yearの最大な2つの目標

Gap Yearの間にやらないといけないのは2つ。1つ目は健康を見直すこと、そして二つ目は大学院に受けるための必要な書類の準備や勉強をすることでした。「健康が第一」なので仕事やお金などは特に優先していなかったんですが、時々フリーランスの仕事やホームベース系の仕事依頼を受けてちょこっと稼ぎました。

Gap Yearの間にやった5つのこと

1.言語の勉強に集中すること

元々英語も日本語もよく使っていたんですが、通訳の仕事をすると自分の言語知識はまだ浅いと気づき、もっと勉強べきだと思いました。そして去年の12月に英語検定IELTSを受け、今年の7月に日本語能力試験一級を受けました。ちゃんとした計画を立てて勉強したおかげで IELTS 8.0点をとることができ、JLPT N1 (一級)にも受かりました。

言語勉強について詳しく読みたい方はこの記事を読んでみてください。
https://note.mu/chamomiletea/n/n1383a1570a45

2.ミニマリスト生活を維持すること

帰国して最初に直面する問題はどうやってミニマリストの生活を維持するかということでした。日本にいた間は一人暮らしだったので当然自分の好きな生き方を選べられたんですが、実家に戻るとやはり周りの環境にも意識しないといけないので、最初は少し大変でした。特にミニマリストである私は結構をモノを捨てたりするので親とよくケンカしていました。しかし、しばらくたつと、親は私の生き方を認めつつ、私自身も自分なりのミニマリズムライフスタイルを身に着けることができました。それがコージーミニマリスト。シンプルで生きながら小さな幸せを見つけるという意味です。

3.いい習慣を維持すること

去年の夏から早起きするようになって、このいい習慣を維持しながら、起きた後のモーニングルーティンもちゃんと作りました。そのおかげで毎朝とてもすがすがしく感じて、いつも積極的に新しい日を迎えています。

4.ブログの発展、そしてvlogの挑戦

一番誇りを思っていることはブログを維持することです。何も書けなかった私だったが今は自分なりのライテックスタイルを身に着けてよくブログを更新しています。そしてつい最近、ブログの観覧数がやっと10万回にたどり着きました。本当に大きなアチーブメントです。

そして今年の夏に新たに挑戦したのはvlogでした。自分の毎日を録画してネットでシェアすることです。ビデオの内容は本当に単純でシンプルで、最近のトレンドの波に乗るビデオとかは一切作りません。ただただ自分の平凡な生活を記録して皆さんに見せたいだけです。そしてそのビデオを見て、「なんか落ち着くな、暖かく感じるな」と思ってくれれば本当にうれしいです。

 5.旅行と街巡り

多くの人は Gap Yearを使ってたくさん旅をするんですが、私はそんなに行ってませんでした。でも家族旅行も親戚旅行もできて本当に充実で満足しました。そして都内の街巡りもたくさんしました。そのおかげできれいなお気に入りのカフェが見つかったり、ハノイの街はだんだん詳しくなってちゃんとした「ハノイアン」 (Hanoian)になった気がします。

 Gap Year の間のアチーブメント

1.トライリンガルになった(IELTS 8.0 & JLPT N1 合格)
2.日越大学(VJU)のMBAプログラムに受かった
3.ミニマリスト生活を維持し、自分なりのライフスタイルを見つけた
4.テレビに出た (ミニマリズムについて話した)
5.ブロガーになり、thehanoichamomileという名で多くの人に知ってもらった
6.Vlogに挑戦した
7.自信を持つようになった
8.たくさん読んでたくさん勉強できた
9.ハノイ巡りをしてお気に入りのカフェが見つかった
10.毎日の小さな幸せを見つけることができた

Gap Yearから得たこと

得たことはやはり自分の成長です。この1年間ずっと自分のために生きていたので、当然自己啓発はもちろん、自分なりの生き方、ライフスタイルも身に着けることができました。本もたくさん読んで知識を得たり、その知識を実際の生活に適用したりすることもできました。

これからは新たな挑戦

1年間のGap Yearが終わってこれからは新たな道を歩きます。再び大学生活に戻りますが、今度は大学院なのできっと楽ではありません。困難に直面するのはたくさんあると思います。

それでも積極的に前を歩きます。