TM

日々思ったことを書いています。

TM

日々思ったことを書いています。

最近の記事

誰かと時間をともにすること

俺が尊敬してやまない水野敬也先生の代表作「ゆめをかなえるゾウ」に登場するガネーシャの教えの中で 何かをやめてみる という教えがある。人間に与えられた時間は平等で、1日24時間で増やすことも減らすことはできない。そのため、何か新しいことを始めようと思ったらその前に何かをやめなければ新たに時間を作りだすことはできないという極めてシンプルな教えだ。 最近、共に時間を過ごす人ができて、自分の生活は大きく変わった。たしかに一緒にいる時間はとても充実していて、かけがえのない時間では

    • 近況

      人生で1冊の本を選べと言われたら水野敬也先生の「LOVE理論」をあげるかもしれない。この本は間違いなく自分の人生を変えたと言っても過言ではない。この本はいわゆるモテマニュアル本で、恋愛必勝法を理論的に紹介する構成なのだが、普通のモテマニュアル本と一味異なるのが−そしてそれがこの本が自分にとって人生最高の1冊である所以である−最終章「ファーストラブ理論」である。この章では、これまで散々恋愛理論を紹介した挙句に、真に理想の人と結ばれるためにはそれらの理論をすべて捨て去ることを読者

      • 読書感想文「太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密」

        読書の魅力とは何だろう? 場所を選ばずに時間をつぶせて、自分の世界に入りこめるといった意見や、活字に慣れることができる、などなど。人によっては知的に見える、などの意見もあるかもしれない。 そういった意見には概ね同意だが、自分にとって読書における最大の魅力とはずばり、 「これまで自分の知らなかった世界を知ることができる」 これに尽きるのではないだろうか。 コンプライアンスにがんじがらめにされ、加工され尽くした情報を垂れ流すテレビやニュースとは一線を画す、真実に限りなく

        • またいつでも行ける国なんてない

          2020年3月、キューバへの渡航を計画していた。しかしご存じの通り、世界は2020年を明けたころからコロナ禍に突入した。渡航日が迫ってくる中、日に日に状況は悪化していく。もう航空券もキャンセルできないし、ギリギリまで渡航制限などの情報を収集し、状況を注視していた。そんな中、大学の事務室から渡航を中止するよう突然連絡がきた。どうして急に?と思ったがそういえばその数日前、大学が学生の海外への渡航状況を把握する名目で渡航予定がある場合は申し出るよう依頼があったのでそれに答えたのを思

        誰かと時間をともにすること

          ルポ発展場

          まだ名古屋にいた時の話。いよいよ長崎へと出発する2日前のこと。引っ越しは既に終えていたし、卒業式も終え、友人たちともしばしの別れの挨拶も済ませた。それでもまだまだ名古屋でやり残したことはたくさんあった。 そのうちの一つがいわゆる発展場に潜入することだった。

          有料
          500

          ルポ発展場

          読書感想文 AIに負けない子どもを育てる

          約1年前から某私立大学の薬学部生の面倒を見ている。その子は既に1年留年していて、もうこれ以上単位を落とせないという状況で、クラウドソーシングプラットフォームを通じて勉強を教えてほしいと頼み込んできた。それ以来、週1回1時間程度、オンラインでみっちり勉強を教えている。(興味ある人いたらココナラで探してみてね。) その子は薬学の勉強ができる、できない以前にとにかく話が通じない。ある時、有機化学を教えてほしいというので、 自分で解いた答案を写真で送ってくれ と言っても、優秀な

          読書感想文 AIに負けない子どもを育てる

          最近どう?みんなパスタ巻いてる?

          このタイトルを見て、なつかしさを覚えた人はおそらく同世代であろう。 さて、突然だがみなさんは家でパスタを食べる時、どのように食べるだろうか?大体の人はフォークか箸のどちらかを使って食べるものと思われる。実際どのくらいの割合なのか気になったので調べてみた。すると、延べ1万人以上へアンケートをとった(すごい)結果、6割が「フォークだけ」、2割が「箸だけ」そして残りの2割が「フォークとスプーン」を使って食べるというアンケート結果が出てきた。つまり、日本人のおよそ8割がフォークを使っ

          最近どう?みんなパスタ巻いてる?

          アウトプット強化宣言

          アウトプットの大切さというか、必要性をものすごく感じている。 医学のことも、英語のこともインプットした知識を自分なりの言葉で再構築し、子供にもわかるように説明する。そうして初めて自分の知識になるのだと思う。そしてそこから新たな価値が生まれる。 インプットとアウトプットはバランスよく行わなければならない。インプットだけでは知識は定着していかないし、アウトプットが多くなり、インプットを怠れば新たな知識は得られず、やがて古い知識は時代遅れになってしまう。 自分に関していえば今までは

          アウトプット強化宣言

          社会人デビュー

          3月にようやく大学院を卒業した。もう今年で30になるというのに、この年まで学生をやることになるとは全く思っていなかった。人生とはわからないものである。そんな俺も社会人になり、早二か月が過ぎようとしている。働き始めてからずっと考えていたことがある。それは、自分のこれまでの経験やノウハウがどのように活かせるのか、ということ。 大学ではずっと薬学の基礎研究を行なっていたが、もう基礎研究からは一度身を引いて臨床で働きたいと思っていたので就職先は大学病院を選んだ。自分の中では迷いはな

          社会人デビュー

          英語学習コンサルティングサービス「STRAIL」を受けてみて

          昨年末から3か月間、英語学習コンサルティングサービス「STRAIL」を受講した。 以前にも書いたが、これまでECCやオンライン英会話など色々な英会話ツールを試してみたが成長を実感できない俺にとっては藁にもすがる思いで申し込んだ。今回は実際に3か月間サービスを受けてみての感想などをまとめてみたので受講を考えている人などは参考にしていただければと思う。尚、当該企業と利益相反関係はないので忖度ない意見を書いている。 〜実際にどんなサービスなの?〜 実際にどんなことを行ったかとい

          英語学習コンサルティングサービス「STRAIL」を受けてみて

          カンクン

          カンクンへ行くことにしたのは言ってしまえば妥協案だった。 本当はカリブ海の向こう側の島々へ行きたかった。しかし、本命のキューバへの入国はアメリカのビザ制限により事実上不可能になってしまった。ならばとドミニカ共和国への渡航も考えはしたが、乗り継ぎの大変さとチケット代がネックになり、アクセスの良さとを天秤にかけ、メキシコシティからカンクンへ飛ぶことにした。 カンクンは1人で訪れるような場所ではないことは分かっていた。完全に欧米人たちのリゾート地。だからそもそもカンクンを観光す

          カンクン

          パタヤ

          先月、タイのバンコクとパタヤへ行ってきた。 年始ごろにふと、博士論文出したあと1週間くらい休みとれそうなことが分かり、論文執筆作業の片手間で航空券を検索していたら福岡-バンコクのチケットがかなり安かったので即購入し、貯まっていたマイルで名古屋-福岡のチケットを取ることにした。そんなこんなでこの旅は急遽決まった。3か月前のマイアミは手続きとかいろいろ面倒だったが今回は個人的な旅行ということもあり、あまりにもすんなり事が進み過ぎて、ようやく気軽に海外行ける時代が帰ってきたことを

          有料
          500

          パタヤ

          2022年の反省と2023年の目標

          年末年始から年明けにかけてバタバタしてたがようやく落ち着いたので遅ればせながら2022年を振り返ってみる。 2022年最大の反省点はずばり「習慣化の落とし穴」である。 継続は力なりという諺があるように毎日継続して努力することはとても大事だ。 そして継続することの最大の秘訣は生活リズムの中に組み込み、習慣化すること。 乗り物でも動き出しが肝心で一度動き出してしまえばあとは慣性の法則が働き、進み続けることができる。 2020年、コロナ禍をきっかけに生活を見直して習慣化す

          2022年の反省と2023年の目標

          ビュッフェとは人生である

          最近何かと話題の本田圭佑がキョコロヒーというバラエティー番組でのインタビューで 「本田さんにとって、サッカーとは?」と聞かれて 「人生そのものですね。」と答えていた。 本田さん曰く「サッカーは足を使うスポーツだからボールを上手く扱えなくて失敗することばかり。思い通りにいかないところが人生そっくりでしょ。ミスばっかりするスポーツだからそこでどう振舞うか、失敗とどう向き合うか、サッカーをスポーツではなく失敗論で観てほしい。」と仰っていた。 なるほど。思わず唸ってしまった。

          ビュッフェとは人生である

          MJ

          俺がバスケットボールを始めたのは小学校の2年生のころ。 あまりにも美味しそうにご飯を食べるからという、あまりにも理不尽な理由で両親から過剰なまでに食べ物を与え続けられた幼いころ、俺はクラスの中でも5本の指に入るほど太っていた。 自分の意志で肥えたわけでもないにもかかわらず、太り過ぎてよくいじめられたし、保健室主催の、今だったらとんでもなくバッシングを受けそうな名前だが、「肥満教室」なるものに呼ばれて生活指導を受けていた。 そんな中、いよいよ両親もこの事態を深刻に受け止め

          マイアミ

          先月、久しぶりに海外に行ってきた。 最後に海外に行ったのはちょうどコロナが流行りだす直前だったからもう2年半以上も経っていた。 ウクライナ戦争や円安の影響で気軽には海外に行けないようなタイミングで 幸運なことに国際学会への参加の機会に恵まれた。 そして行き先はなんとアメリカのマイアミ。 日本人にはあまりなじみがないかもしれないがアメリカ人からしたらマイアミは屈指の高級リゾート地である。 些末なことまで書くときりがないので簡単にまとめると 昼間は綺麗な海を眺めなが

          マイアミ