アロイ!はサヌック!



どのタイミングでどの料理がくるか

全くもって解明できていないけれど


私は一度ハマるとほぼ毎日毎食

同じ料理が食べたくなる。


いわば偏食という事なのだろうが

身体がそれを欲しているんだから

受け入れるのが正しい。はずだ。


30云年、毎日湯豆腐生活、

毎日ネギトロ生活、毎日茄子生活を経て


ここ3年くらい、空前のブームを迎えているのが

こちら。





画像1



トムヤムクンだ。



写真をみただけでタイムスリップが出来るほど

口の中はもうトムヤムクンだ。



海老やしめじやすり身のお団子がとてつもなく

良い味を出している。


普段持ち歩いているお茶を入れた水筒に

代わりにこのトムヤムクンスープを入れたら

毎日が幸せでならないと思う


それでももちろん、どのトムヤムクンでもいい

というわけではない。


薄すぎたり、辛すぎたり、酸っぱすぎたり

パクチーすぎると失格だ。



いろんなお店に入り、

いろんな店のをウーバーイーツで頼み、

いろんなスーパーを巡り

これだ!!というものを日々探している。


そうこう書いている今現在もトムヤムクンを

欲しすぎて胃や口の中が痛くなってくる。


毎食そうはいかないと分かっている。


第一候補トムヤムクンを差し置いて

申し訳ないけどしゃあなし、に他の料理を食べている。

明太子も好きだし海老フライも好きだけど

あぁ食べたいっっ。我慢しなきゃーぁぁぁぁ

うわぁぁっと禁断症状が出てしまう程

身体が欲しているのはトムヤムクンだ。


疲れた時にはトムヤムクン。

へこんだ時にもトムヤムクン。

誕生日プレゼントもトムヤムクン。

危うくトムヤムクンがゲシュタルト崩壊してきそうだ。


職場の近くにほぼ毎日通うタイ料理屋がある。


画像2



センミーという細いフォーの入った

トムヤムクンだ。

見ただけでよだれがダム決壊状態だ。


毎日行き過ぎて

言わずもがな、着席5分程度で

トムヤムフォー、センミー大盛りでーす!!!


と、これが運ばれてくる。


コップンカーでしかない。


タイの方たちはとても優しい、温かい。

どのお店にいっても、おじさんおばさん

お姉さんお兄さんみんなチャーミングだ。 

サービスサービス!と言って大盛りの大盛りも

してくれる。

『ホントにアキナイデスか?』と

質問される日もある。

『ワタシは、ソバのほうがスキデス!』

と異文化交流をする日もある。


他のお客さんが来ても、その注文を聞き終わると

私の席に来て『オイシソウニたべてくれてウレシイ』

と言いながらサボっていたりする。


トムヤムフォーだけではなく、きっと彼女たちに

会いに来ることでもパワーをもらっている。

家族や友達じゃなくても、

美味しいお店に通いつめ、文化を交換しながら

楽しく会話をするということも

長くハマる要因かもしれない。

 


コップンカーでしかない空気感で食べる


アロイなトムヤムフォー。


明日もきっと。絶対。食べに行くだろう。








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