200717 Online DE DISCO!!!/the telephones

埼玉県は北浦和を代表するロックバンド、the telephonesの配信ライブがチケット販売サイトe+上で7/17に行われた。

※アーカイブ残ってます。

これについて、つらつら書いていこうと思います。


〇the telephones

ハイトーンボイスのボーカル、持ち場を捨てて暴れるキーボード、蝶ネクタイがチャームポイントのベース、ゴツめでキャラ強いドラムといったバンドです。

そんなtelephonesの新譜と休止前ライブの思い出話、より詳しい話は過去のnoteをごらんください。

新アルバム「NEW」を引っ提げてのツアーを予定していたが、このコロナ禍で中止。アルバム発売も延期。

その中で、彼らのホームグラウンド、埼玉のHEAVEN’S ROCKにて、配信ライブが決定。


〇本編

開演までは、昨年発表された新曲「Light Your Fire」がループで流れていた。


ついにスタート。暗転し、表示されるtelephonesロゴ。

SEは、笑い声と拍手から始まり、フロアを一気にダンスホールへ変える、絶対的な出囃子”happiness,happiness,happiness"。

過去のライブ映像と共に流れ、「every body crap your hands」のタイミングで画面が切り替わる。

全員がフェイスマスクをしての登場。

「Hello everybody we are telephones!」

「この日がやってきたぜ」

「Are you DISCO?」

と変わらないMCを視聴者に叫んでいく。


楽器の音が静まり、ノブのカウベルが鳴り出し、M1"Baby Baby Baby"からスタート。気づけば、フェイスマスクも取れていた。

ソーシャルディスタンスでノブの行動範囲が狭まって、定位置で暴れまくっているのが、今回のライブで終始印象的でした。

サビ前では、「画面越しでも行くぞ!」と声かけしての「let me hear your voice」のコールアンドレスポンスも行われた。


M2"DaDaDa"。なんだかすごい久々な感じがする。2008年リリースのファーストアルバム「JAPAN」からの一曲。全然古さを感じない。

石毛「ノブー」ノブ「くぁwせdrftgy」


ノブのシンセが鳴り響く中、「調子はどうだみんなーDISCO叫ぼうぜ」と、本日初のDISCO曲。

M3"keep your DISCO"やっぱり煽る、煽りまくる。telephonesは本当にライブバンドだ。

途中の歌詞を「I never say "fxxking" die」と中指を立てながら、替え歌も。ライブツアーが中止になった怒りを画面から感じた。

DISCO曲は本当に盛り上がる。画面の前で揺れ揺れ。


畳みかけるように「馬鹿みたいに踊ろうぜ」とDISCO曲を連発。

M4 "ABC DISCO"

この時に、ようやくVJをやっていることに気づいた。

「ABC DISCO!!!We are the telephones yeah!」で締め。

ここまでで、「ライブハウスに行きたい」という気持ちが強くなる。

それだけここまでの石毛の煽りやコールアンドレスポンスがライブハウスでのライブに非常に近いものであった。

一度MC。

スタッフの人数の多さに「活動初期を思い出せばこんなにいなかった。」という一幕も。


新曲のM5"tequila,tequila,tequila"

ライブ版を初めて観た。telephonesらしくも落ち着いた、比較的ゆったり曲。

ノブもシンセ、リズムマシーン、コーラスと忙しく持ち場を離れないな...と思ったら動いていた。生で聴いてみたい一曲。


VJが波打つ。

「every time I try to say... 」

とゆったりした曲調から始まるM6"SAITAMA DANCE MIRROR BALLERS!!!"

シンセ、ドラムから一気にMAXに爆発していく。

「画面越しでも飛び跳ねようぜ! Step and Jump!」

と歌詞通りの煽りで(おそらく)各家庭がダンスフロアに早変わり。

間奏後、ラストの前で10秒程度の無音時間。

シーンとなった空間に石毛の"step and jump"で再度家庭がダンスフロアに変わる。


再度MC。「補う」ということで、自分たちで拍手。

「オンラインライブ最悪のMC」とBa涼平が自評しながら、

リクエスト曲。TOP3が披露された。

※DISCOを除く、レア曲を中心に投票が行われた。

ほとんどが最近やっていないということ。


3位。M7"My Final Fantasy"

イントロで来た!ってなった。自分はこれに入れました。

なんとなく西遊記感を感じる好きな曲。テレフォンズにハマり始めた2010年の一曲。

石毛ハンドマイク!キーボードにアレンジが入ってる!


2位。「予想外。ライブ初披露」のM8"Relation ships"

休止前最後のアルバム「Bye Bye Hello」から。休止前と言いながら、様々なtelephonesの引き出しと感じさせる一曲。

このアルバムが出たころには、もう活動休止の報が出ており、あまりこのアルバムの曲が披露される場所が少なかった。

再始動した今、ここからもいろんな曲を演奏してほしいという気持ちになった。


1位。「ぶっちぎりで一位」だったM9"What's your name"

クラップからギター、シンセのソロが輝く。

入りすぎていることに「10日間捨てて(投票して)いる奴がいる」と言わしめたほどの人気曲。


メンバー4人の推し曲のどれかをやるということで、コメントで投票。

結果、Dr.誠治の推し曲、M10”ambient metronome”を披露。

1st miniの曲で、演奏前にしっかりチューニングを行う徹底ぶり。

13年前、「六畳くらいのスタジオで作った」曲で「作りが違う」という。

確かにハイトーンボイスを用いず歌い上げる、今の雰囲気とはちょっとことなる。そんな曲でも、今のtelephonesの原点。


未発表の新曲。初めてでも歌えるという、M11"Do the DISCO"

シンセぶち上げの一曲。

サビ前の「oh~」やサビの「Do the DISCO」。これは歌える新曲。

「Do the DISCO」に合わせ、画面に字幕があらわれる演出も。

2番のAメロでは、この曲・バンドを支える、ベース・ドラムを感じる。


演奏終了後、間髪入れずにM12"Monky DISCO"

最高。言うことない。猿の様に踊ろうぜ!といつもの煽りもきっちり。


近所迷惑でも良い、一緒に歌ってくれと M13"I hate DISCO"

Monkyから始まったDISCOのぶち上げが始まる。シャウトするノブ。

石毛のハイトーンに"DISCO"の連発がマッチする。

DISCOを大声で叫びたい...。踊りたい...。ってなる...。


MCにて、ファンと「共に楽しめる方法」として、ファンの「DISCO」ボイスによるコールアンドレスポンスを実施。

かなりライブ感を感じることができました。


この流れで、4連発のDISCO。

M14"Urban DISCO"。

イントロでテンションが上がり、

ノブがステージから降り、急に腕立て。石毛大笑いでボーカルにならない。

戻ったノブはしっかりアレンジしたシンセ演奏していました。

それでもノブの暴走は止まらず、フェイスマスクを掛けながら、いろんな所に向かう。ステージに降りてカメラを回したり、楽屋でバナナを食べたりやりたい放題。


そしてラストソング。

「みんな本当にありがとう」「愛とDISCOを送る」ということで

M15"LOVE&DISCO"

ラストの定番曲ではあるものの、「telephones people」と歌詞に入れたり、「マジでみんなありがとう」と叫ぶ様子は、

大変な中で、観ているファンへの感謝をこの一曲にぶつけているように見えました。

最後にメンバー紹介、スタッフやヘブンズロック、VJマニさん、ファンへの感謝を告げて終わり。


ライブバンドでありながら、ライブでの活動ができていなかったthe telephones。

しっかりと"いつも通り"のライブをし、観ていて本当に楽しかった。

しかしながら、やっぱりライブハウスでの一体感を再び味わってみたい。

まだまだ、我慢が必要かもしれないが、新アルバムNEWと今後の活動に期待しているバンド。20年下半期要注目だと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。 不明点、間違い、要望、質問などありましたら、 コメントかTwitter@Ezomatusへ連絡ください。 フォローして頂けると中の人が喜びます。 スキを押すとおみくじが引けます。