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初めてのNDソフトスタジアム

 天童までのアクセスは抜群と言えよう。何せ東北山形新幹線が停車するのだ。東京から乗り換え無しで到達できる。

 問題は最寄り駅が天童駅ではなく、そこから一駅隣の天童南駅であること。わずか一駅なのだが、本数が少ない。待ち時間の少ない乗り継ぎプランを考えておく必要がある。

 天童南駅は、在来線で山形駅から17分、天童駅から2分なので、新幹線を降りる駅をどちらにするかは、乗り継ぎのタイミングが良い方を選ぶと良い。

 在来線の待ち時間が煩わしい方は、定額タクシーがおすすめだ。山形駅から5000円、天童駅から1800円だ。新幹線で天童まで行って、そこから定額タクシーが最も効率的かもしれない。

 その辺にいるユニフォーム姿の人に声を掛けて、乗り合いにして割り勘ということも可能だろう。定額タクシーなので、割り勘料金を考慮できることもありがたい。

 とはいえ、全般的にアクセスは微妙。山形駅、天童駅からシャトルバスを出してほしいです。

 天童南駅からは1キロほど。余裕の徒歩圏内。分かりやすい誘導案内板が要所要所に設置されていて迷うことがない。こういうきめ細かいサービスは初めての人間にとってありがたい。

 他スタジアムと比較してもアレなんだけど、パナスタ吹田は案内板が不親切。あの案内板の不親切さじゃ一見さんは迷う。ユニ姿の人に付いて行けば良いじゃんて思うかもしれないけれど、キックオフ後に遅れて行く場合は迷う。

 パナスタ吹田は、あらゆる状況を想定して、誰しもが迷わないような案内板を設置して欲しい。

 さて、話はNDソフトスタジアムに戻る。

 公園内に入ると、山形県の市町村のふるさと自慢のプレートが地面にはめ込まれていて、興味深く堪能させてもらった。


 スタジアムはQRチケット対応でスマホのみで入場できて良かった。

 雄大な山並みを背景にして試合を拝めるのは贅沢だと思ったが、なぜこんなに雄大なのか考えたら答えはすぐに出た。

 屋根がないのだ。わずかにメインスタンドのごくごく一部を申し訳程度に覆うだけ。

 試合は中村駿が面白くしてくれた。要所要所に的確に配球して、まるでピルロみたい。90分飽きずに楽しめました。

 問題は帰りのアクセスが最悪なこと。

 試合終了まで見ていると、最寄りの天童南駅から山形までの電車は1時間待ち。

 幸い天童南駅前には巨大なイオンモールがあるので、そこで時間は潰せる。

 1時間経って天童南駅に戻ると、サポーターたちでごった返している。そこに2両編成の電車がゴトゴトと。

 当然車内は満員電車でギューギュー。この中からリピーターは生まれにくいでしょう。

 山形行き、天童行きのシャトルバス出ないもんかなあ。

 東京方面からの最適帰り道は、タクシーで天童駅、からの新幹線。これが最もスムージーです。

 山形もっと満喫したかったけれど、アクセスの悪さに元気を奪われました。

 早く改善されるといいな。