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自律神経 = 交感神経 + 副交感神経

交感神経と副交感神経をまとめて自律神経と呼ぶようなので、ちょいと乱暴ですが、このようなタイトルにしてみました。

自律神経

自律神経は、内臓を制御する末梢神経だそうです。内臓を活発にして代謝を活性にする交感神経は胸髄と腰髄から伸びていて、内臓の鎮静とエネルギー補給&蓄積を行う副交感神経は脳幹と仙髄から伸びているそうです。

自律神経失調症は、交換神経の働きと副交感神経の働きのバランスが崩れた時の症状のようです。

交感神経が活発な時

- 興奮、緊張、ストレスを感じている
- 心拍数増加、血圧上昇
- 気道拡張
- 抹消血管が収縮

副交感神経が活発な時

- 休息している、リラックスしている
- 心拍数減少&血圧低下
- 気道収縮
- 抹消血管が弛緩 --> 偏頭痛につながることも

呼吸と自律神経

交感神経と副交感神経は、呼吸で刺激することができるようです。朝、眠気が取れない時や、夜、なかなか眠れない時に、呼吸を意識してみるのは有用かもしれません。

交感神経は胸式呼吸で活発になるそうです。

副交感神経は腹式呼吸で活発になるそうです。落ち着きたい時は、息を吐く時に、横隔膜を使ってお腹を引き込んで、しっかりとゆっくり息を吐き切るのが良いようです(しっかり吐けば、次の吸う動作も自然にしっかり行えます)。

おすすめの呼吸法 - ブラーマリー

眠れない時は、体の力を抜いてやさしく目を閉じ、ハミング音を出しながら鼻からゆっくり息を吐くのがおすすめです。3−4回、繰り返してみると心が落ち着いてきます。

ちなみに、ハミングには、副鼻腔内のNO(一酸化窒素)濃度を高める可能性があるようで、これを医療に応用しようとする動きもあるようです。また、コロナ(Covid-19)にかかった際のハミングの有用性についても研究されているようです。

呼吸法は正しい指導のもとで

呼吸法によっては、激しいものもあり、身体に危険なものもあります。指導者のもと正しく行うようにした方が良さそうです。

参考)
自律神経 & 交感神経と副交感神経

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