初心者がオワコンと称されるブログを1年間運営してみた話。

ノート初投稿です。

バジェットな旅行記ロクというしがない旅行ブログを運営しているチャンビアです。

ブログがオワコンオワコン言われる昨今、サラリーマンで時間に制約がある中、マイペースに週3ペースの投稿を維持して140記事を積み上げてきました。

Google砲を初めとした各種砲撃には一切めぐまれませんが、それでも右肩上がりの運営を続けることが出来ました。

この記事ではわりと好き勝手にブログを1年間運営してみた感想を書いてみたいと思います。正直なところ、ノートのお作法も使い方もよく分かっていません。記事投稿で使うエディタの操作性を確認するついでの投稿です。

内容的には、実際にブログをやるとどんな感じになるのか1年後の世界が気になっている方、伸び悩んでいる方に向けた内容にしてみます。

さらっとどうぞ。

運営している旅行ブログ

最初はポイ活+マイラー系っぽいのを作り、お得な情報から紹介料をざっくざく...と思ったのですが、まめな性格ではなくポイ活がざつ(最近はほとんどやってない)。とても人におすすめする記事がかけない。ということでフツーの旅行記録になっています。

正直なところ、マイラーさんでお得情報を探しつつ記事にして結果も残している方はすごいなぁ...という印象。

https://changbeer.site/

ちゃんと運営しています、架空サイトじゃないですw

ノートは初めてなのでペラペラですが。

ブログ運営状況

以下は、1年間の累計PVです。

以下は、1年経過後のピークタイムPV。

画像引用:PV数でわかるブロガー番付|あなたのブログはどのレベル?

この記事投稿時点で7万PVペースです。

ブログ番付で超がつくほど有名な画像を引用させていただきますが、アマチュアとトップアマの中間まで上がってきました。今年は無理にしても来年には上級に食い込ませたいですね。

収益は詳細は差し控えますが、0.7円/PV前後ですね。

ブログ運営については見る人がみれ可もなく、不可もなくといった感じでしょうか。ツイッター見ていれば、半年で10万pv、収益6桁万円なんてよく見かけます。

私の場合、そこまでのセンスはなかったようですが、ブログはお小遣い程度には収益化できていますし、アフィリエイトというよりはアドセンス型のブログなので記事を投稿すれば上昇していく手ごたえはあります。もう半年くらいすると、立派な副業と呼べそう。

ワードプレスで始めた理由

数多(あまた)のブログサービスがありますが、ワードプレス+独自ドメインでブログを始めました。ワードプレスには触れたこともなかったし、完全ゼロベース。そんな私がなぜワードプレスを選んだか。

・自由度に魅力を感じた。機能はたくさんあったほうがお得そう。
・ブログサービスでは垢バンを食らうことがあると聞いたから。
・はてなブログである程度、成功している人がもれなくワードプレスに移行している(ように見えたから)。
・ほかのブログからワードプレスの移行なんて余計な学習コストを使いたくなかったから。
・ブログサービス内の交流にはさほど興味を持たなかったから。

だいたい、上記のような理由です。テーマは無料テーマで有名なCocoonを使っています。ワードプレス関連の書籍は全く見ておらず、Cocoonのマニュアルを見ながらググって手探りでワードプレスを覚えました。

1年間のブログ運営状況(初心者)

初月~3ヶ月目:陸の孤島

ワードプレス「あるある」ですが、最初は「陸の孤島」から始まります。だれも見に来ません。うちも陸の孤島でした。ここで心折れる方も多いらしい。SNSで上手く立ち回ることが出来る人以外はまず最初誰からも見られません。

↑ 最初の1ヶ月(ビフォー)

↑ 1年間(アフター)

私は... 最初からサーチコンソールというグーグルのツールを毎日眺めていました。ブログに人が来なくても検索上の「表示回数」がどんどんあがっていたので、そのうち人くるでしょ。と「陸の孤島感」は意に介さず、投稿を続けました。

サーチコンソールというものに気付いてなかったら、心折れていたと思います。

分析ツールの類は最初は見ないほうがよいという意見もありますが、サチコについて私は「最初から見よ」派です。アナリティクスは人がブログに来ないとそもそも何も解析されないのでこっちは後回しで良いと思います。

最初の月は「277pv」でした。

4ヶ月目~6ヶ月目:ブログが見られ始める

アドセンスの収益があがり始め、アマゾンでモノが売れ始めたとき。月間1万PVや月間1万円の収益もこの時期でした。どういう記事に需要があるのか、ないのかを認識できた時期です。

最初の1万PV/月って感慨深かったです。

7ヶ月目~9ヶ月目:伸び始める

年明けすぐにアドセンスの関連コンテンツユニットが解放(記事数90未満、2万PV前後/月)。

関連コンテンツユニットというのはなんと言えばよいか、、、グーグルさんから一人前の扱いを受けると使うことができる広告ユニットです。

ブログ内の関連する記事に溶け込ませるように広告が入るので、閲覧者が広告の意識が弱く見てくれる。関連コンテンツユニットが解放されることによって回遊率や収益が10%ほど伸びるなんてうわさがあります。

ブログを始めたら、100記事入稿、関連コンテンツユニット解放は目指したいところ。

10ヶ月目~12ヶ月目:計画性が出始める

2019年のGW前後になります。この頃になると旅行内容にも計画性を持たせます。予めやることと記事を決めています。やや取材にちかい...(苦笑

12ヶ月目は「64,092pv」
13ヶ月目は7万pvは超えそう(この記事投稿時点)

現状の課題

モチベーションを維持できる程度の結果は出ているのですが、課題はありますね。

・検索流入(SEO)に頼りすぎ、SNSが弱い
・ITP2.0の影響か得意分野のアフィリエイト発生が止まった...
・収益性の向上

検索流入(SEO)に頼りすぎ、SNSが弱い

PVや収益が爆上げ...みたいなことはなかったのですが、作業量に応じた成長を続けています。現在は検索からの流入に頼っている状況なので、いかに直接流入を増やしたり、各種SNSから流入を増やしてブログの安定性を上げるかが課題ですね。

ブログの流入元は検索が95%を超えています。SNSは0.2%以下(笑

ITP2.0の影響か得意分野のアフィリエイト発生が止まった...

ITP2.0は技術的な話になるので詳細は割愛しますが、ブログ運営者にとってはアフィリエイトが発生しづらくなるブラウザ(Safari)のアップデートです。iPhoneのデフォルトブラウザはSafariなので影響が大きい。

ライバルが少ない海外の商材を扱っていて、アドセンスと双璧を成すレベルにまで収益が出ていましたが、ITP2.0で見事にピタリと発生が止まりました。ブログがオワコンと称される理由のひとつのようです。

今後もかなりの成長株と期待していたので、残念ですね。今のところ、商材を扱う企業側の対応が出来ていないみたいなので、対応に変化がなければ商品を変更することもやむなしと考えています。

収益性の向上

一時期は、1円/1PV以上あったのですがITP2.0以降は3割ほど落ちています。と言いつつ世間を見ている限り、まだ伸び代はありそうですし、アクセスを集めている記事からの動線はなんとなくイメージはついています。

「PV(人を集めて) × CTR(クリックさせて) × CVR(成約させる)」

上記はウェブマーケティングでよく言われる公式。現状はPVはできていて、CTRの要領はつかめた感じ。今後の収益向上はCVRをいかに上げられるか、かな。

アクセスを上げる上で心がけたこと

ここまで見てくれた方に多少のTipsを共有しますね。

検索ボリュームのあるトピックを選ぶ

検索ボリュームがないとどんなに検索上位に表示されてもたかが知れています。

1. 検索ボリュームを調べる
2. 関連性の高いキーワードをグルーピングする
3. 記事構成を考える

検索ボリュームはあるあるですが、グーグルの検索結果から得られるサジェストワード、関連キーワード取得ツールやGoogleキーワードプランナーで確認するようにしています。こういうツールは便利なのですが、ツールありきで記事を書いてしまうと不自然な構成になるのでそこは要注意。

なので私は適度にキーワードをグルーピングしながら投稿する記事を考えています。マインドマップを使う方法を提案しているサイトもあるようですが、個人的にはメンドウ(本質的にやっていることは同じだと思うけど)。

検索上位10件に目を通し、勝てるか判断する

強そうな企業サイトが多いキーワードは避けます。

たとえば旅行トピックの場合、TripAdvisorや4Travelなどが上位を占めすぎるキーワードは避けます。「地域+ホテル+おすすめ」なんて最初から書いてもまず上位表示されないし、圏外になる可能性すらある。

対抗できそうな個人ブログが多いキーワードを選び、体験を元にした内容を書いていく。キュレーション系のサイトは始めたばかりの頃は心配していたのですが、今のところはワードがぶつからず事なきをえています。

ブログ初期は企業サイトも避けますが、記事が貯まるにつれて勝てる分野も出てくる。そうしたら、攻勢にでましょう。最初に狙いづらかったワードでも仕掛けてみる。

部屋でサチコを触りまくる

サチコは秘書です。あ、いやサーチコンソールのことです。

ブログやる上でこのツールなしは考えられなくなりました。バズる記事はかけないので、ストック型のトピックを選んで後はリライトを重視しています。サチコにはリライトの材料がたくさん転がっています。

今は一般的ではないようですが、うちのブログではパーマリンクに「年月(yyyy/mm)」を入れています。ページ検索でこれを入れると期間ごとに投入した記事のパフォーマンスがわかったため、弱い年月を選んで記事リライトなんてことを日頃やっています。

これは一例ですが、パーマリンクやキーワードなど多角的に自分のブログを見返すと、自分が気づいていなかった記事を上位にあげられるヒントを見つけることができます。

人がメンドウなことを進んでやる

実は下書きはHTMLで書いています。リストやテーブルを書く上でHTMLエディタのほうが断然はやいので。ワードプレスにアクセスがない環境でも下書きができる(どこで下書きしているかは...)

写真には説明文(ALT属性)を丁寧に入れます。この作業を丁寧にやった記事はグーグルから評価を受けている感覚がある。

読み手が理解しやすいのであれば、積極的に表(テーブル)も使うべき。きちんと検索でもひっかかるし、可読性は間違いなく上がる。

記事投稿するとき、縦と横の空間を意識している

HTMLの基礎知識とともに、ワードプレスのエディタで使えるものはなんでも使うことを意識しています。読み手にとって、快適に読めれば長く記事にいてもらえる。

どうも長文SEOだと確かに上位表示されやすいのですが、あまり過度に長いと読みづらくて。自分が検索してスクロールバーの終わりが見えない記事は私は離脱する。

そうなら縦と横のスペースをうまく使おうと考えた。

縦の空間意識

使っているワードプレステーマにトグルボタンの機能がある。これを使って、読み飛ばせそうな内容を隠しています。

タイムライン機能。時系列や手順を示すのに便利で頭にすんなり情報が入ってくる。段落要素(P要素)でかきなぐらないために取り入れました。

横の空間意識

もっぱら表を使う。表であるべき情報を段落要素(P要素)で書きなぐるのは読み手に不親切だと思う。

ちなみにグーグルのクローラーは表の存在を知っています。検索上の表示にも使われてちょくちょく抜き出されています。読み手に優しく、グーグルにアピールできる。

ワードプレスがブロックエディタに切り替わって一部では不評だけど、今後を見据えて早めに取り入れた。標準でギャラリー機能が備わっています。

旅行ジャンルなのでどうしても写真が多くなります。並べるだけだと縦のスクロールバーが伸びてしまう。だからギャラリーで横のスペースを活かすことにした。

最近はデータ活用も

職業柄、BIツールを得意としています。これからのブログ運用にグーグルがサービス提供している「データポータル」はかなり使えます。埋め込みも出来て、SEO効果も期待できる(事実、検索でひっかかっている)。

グーグルさんに「データを埋め込んだよ」とアピールできるので他のブログとも差別化しやすい。簡単にまねも出来ないので。次のブログが結構噛み砕いて解説してくれている。

アレコレメモ | オフィスワークで役立つことの走り書きブログ

まとめ

ノートってこんな書き方でいいのかな。

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