アモーレ！（愛しい人）
CHANGと申します。

CL福岡、ポケカフェスタ福岡、観光などなど、皆さん楽しんでいらっしゃいますでしょうか。
僕も今回、ポケモンカードフェスタのオーガナイザースタッフとして参加させていただくことになったのですが、アレがアレして熱が39.2度出て福岡行きを断念せざるを得ませんでした。
しょうがないですよね！　感染症ってガード不可なので！
えへへ！　仕方ないよー☆　気にしない気にしない！

ゲホゲホ言いながら会社出てきてウイルスばらまいた人のことは一生恨むと思います。カッコつけんな。リモートしろ。
また関係各所の皆さまには直前に多大なご迷惑をおかけいたしました。誠に申し訳ございません。

というわけで、福岡に行ったつもりでレポートしたいと思います！
行っくぞーー☆☆

□1日目（16日：金）

今日はスタッフの事前ミーティングが夜あるので、移動時間を考えるとかなり早めに移動しないといけないのです。
今回、飛行機を取るのが少し遅れたので、
東京→福岡
は成田空港からの出発に。
はじめてピーチを使うことになり、かなりドキドキ。

13時の便ということは、1時間半前には成田に着いておかなくっちゃ！
と思って調べてみたら、家から3時間もかかる。。
というわけで、朝8時半には家を出発です。
「パパ、この週末はいえにいないの？」
と寂しがる息子に後ろ髪をひかれながら、出発。ごめんよ、、来週は家にいるからな…！

途中、おなかを空かせながら空港に到着。
成田に来るのは久しぶりだなー！
新婚旅行ぶりかもしれません。

一人で飛行機に乗るのは、実は初めて。
国内も海外も行くときはいつも家族と一緒にいたので、少し寂しさを感じます。
JALやANAと違い、今回はピーチということで、「ちゃんと飛ぶのかな…」とドキドキしながらチェックイン。
荷物を預け、飛行機に乗り込みます。
おお…当たり前だけど、ちゃんとしてるな…
機内は満席で、心なしはファミリーも多い様子。もしかして同じくポケカかもな、とか思いながら待ってると、いよいよ出発です。

どんどん街が小さくなっていく…このまま東京から福岡まで、日本横断して飛んでいくぞー！

〜3時間後〜

福岡空港到着！
ついに上陸したぞ！　九州…いやホウエン地方だー！！

以前も九州いく直前に都合が悪くなって来れなかっただけに、今回は来れて感無量。
さて、まずはチェックインの前に念願の腹ごしらえをしますか！

空港線赤坂駅から徒歩20分ちょっと。
まずはとんこつラーメンでしょう！！
ということで、長浜屋にやってまいりました！！

どうやら「元祖」のラーメン屋は近くにもあるらしいけど、一旦はこちらに。
ええ〜〜本場のラーメンってこんな早く出てくるの！？
美しい…

味は伝えられないほどでした！（食べてないから）
最高！

そして今回のお宿へ。いやー、豪華なホテルだ。
チェックインを済ませて、荷物を置く。事前ミーティングがあるのは夜だから、少し休憩ですね。明日のためにも、新カードのリストを見て念入りに勉強をしておく。
今回はジャッジじゃなくてオーガナイザースタッフだけど、常に知見は貯めておかないとね。

そして、今回の会場となるマリンメッセ福岡へ。
顔見知りの人いるかな…と思ったけど、割といるみたい！（本当にいたらしい）
良かった、と安心しながらミーティングルームへ。
ここから先はお話できません☆

ミーティング後は、約束していた友人とごはん！
西新の居酒屋さんに行くことにしました。
ここは名物とかじゃなくて、普通に人気が高いし、何より帰りやすいので最高。

なんと、どれもこれも美味しい！（たぶん）
来て良かったー！

明日は参加してくださる皆のためにも頑張るぞー！！
グッナイ！！

■1日目（16日：金）真実

前日より社内で急に体調が悪くなり、時折休憩を挟みながらも終業。寒気を感じながら家路につき、途中雨に降られながらコンビニでビタミン系温かいものやのど飴などを購入。「何がなんでも明日は休むわけにはいかないんだ」と思いながら風呂で温まり、薬を飲んで早めに就寝。
（明日の朝にはきっと良くなっているはず…なんとかなれ…！）
と思って朝起きて熱を測る。
（だいじょうぶ、昨日より全然体調良い…熱さえなければ今日大人しくしていればきっと…）
『39.2度』
「ダメだァーッ！！」
観念するしかない。体調誤魔化すどころの話じゃない。39度なんてなんなら人生初である。普通生死の境とかウロウロするときに言われる体温じゃん。
なのになんで体は軽いのか。これが…オラの能力か…？
なんにせよこれで福岡なんて行ってはいけない。行けるか行けないかでいうと行ける体調だけど、これで行ったら「東京からウイルスお届け」になるし、イベントなんて行こうものなら笑顔のためどころか命を奪いかねない。
急いで各所に連絡し、一緒に稼働する方にも伝える意味でSNSにも投稿した。ああこれでもうだめだ、飛行機代もあれもこれもドブに捨てた。お金を払って家で寝てる謎のホテル生活が始まったのだ。
こんなことのために有給取ったんじゃない。

とはいえ社会人の端くれである。会社には「遠征っつうか病気で行けなくなったので、逆に色々見れるぜ連絡あったらどんと来いや」と言っておいた。
社会保険も使ってやろうじゃないかと、病院にも行ってみた。
いっそコロナとかだったら諦めもつくんだが、と思って鼻歌交じりで通院したら「おめでとう！コロナです」と直球おいわいファンファーレを鼻に打ち付けられて帰ってきた。「ちなみに、コロナには今特効薬があって、これ保険使ってもクソ高いんよね。9,000円する。お前買う？」と言われたのでヤケクソになって買った。保険コミコミで14,000円くらい使っている。飛行機代をあわせると70,000円だ。僕は何をやっているんだ。

この日はまーもー仕方ねーや縁がなかったんだ、と不貞腐れて寝た。
でも、SNSで書いたもろもろは本心だ。行きたかったし、悔しかったし、皆には本当に楽しんで欲しい。
グッナイ。

□2日目（17日：土）

ジャッジの朝は早い。
なんて冗談交じりに皆いうけど、最近のボランティアはとても制度が良くなっていて、そんなめちゃくちゃ早いってものではないのです。
朝起きて、朝食を取るくらいの時間はある。
ただ、今回のホテルと会場は東京でいうと新木場と葛西臨海くらい離れているので、バスでの移動が必須なんですよね。
事前に友人から聞いていたんですが、この辺はバス文化だそうです。
なるほど、空港線は便利だけど、そこから先はかなり歩くもんねえ。。

というわけで、なんとか現場に到着です！
一般入場のひと足お先に、失礼☆

ポケモンカードフェスタの会場は、CLとはまたちょっと違った雰囲気。
それでもとても広くて、僕が昔体験した「バトルフェスタ」のような空気を感じられます。
これ！これが僕の好きだったポケモンカードのイベントなんだよね！
（そんな雰囲気だと聞いています）
今回は、バイオレットチームVSスカーレットチームのバトルサポートが僕の業務！
さて、チームの皆とがんばるぞーー！！

※ここを捏造するのは実際に訪れた方々や運営・スタッフの皆さまにあまりにも失礼だと思ったので、割愛させていただきます。いつか本当に参加して感想を書きたい。

1日終了！
さて、ここからは自由時間なので、夢にまでみた中洲に行ってみることにします！いやー、事前に調べてすごく楽しみにしていたんだよね！！
荷物を置いて、さあ出発！

うはーーー！
すごい！これが噂の中洲の屋台か…！
ちょこっとお邪魔して、はしごするのが良いらしい。
翌日もあるからそこまで遅くはいれないけど、楽しむぞー！！

まずはおでんの屋台から…

※あまりに楽しみにしすぎていたので、ここも捏造すると泣いてしまいそうでしたので割愛します。ラーメンはしご、したかったよう。

かなり飲んで食べて、充実したのでフルパワー！
明日もがんばりたいと思います、グッナイ！

■2日目（17日：土）真実

寝すぎて体調が良い。なんでもできる。
家ではしっかりと妻が感染対策を施してくれていて、僕は寝室に隔離、部屋を出るときには使い捨て手袋とスリッパ、除菌シートを持ち歩く形で一切妻と子には触れないようになっている。ありがたい。
幸い僕の症状は軽い熱と倦怠感くらいまで収まっているが、万一でも息子にはうつしたくない。
食べるのが誰よりも大好きな息子だ。万一味覚障害にでもなったら可哀想すぎて見ていられない。想像するだけでも泣いてしまう。

なので部屋で仕事と作業をしていた。
なんせ寝れないのである。仕方がない。ここでやれることはたくさんある。睡眠と仕事の貯金をしていくべきだ。時間を有効に使おう。
まあ、実際にお金は7万消えたけどな！
イベントのことで少し前には進めたっぽいので、嬉しい。

体は動くので、ベッドの上でやれることをした。

朝はおかゆ、昼はうどんとおにぎり、夜は肉野菜うどんを作ってくれた。
妻は食事だけでなく色々ととてもバランス良く色々考えてくれる。すごいなあ。息子も色々察していて、気を使ってくれている。

夜は映画を観ようといろいろ模索した結果、2つ観た。

実はアイアンマンの映画を観てなかったことに気づいた。
アベンジャーズは観てたのに。
トニー・スタークのバックボーンと人柄が裏表まで見れてとても面白かった。登場人物も最低限でとっちらからずに綺麗に収まっている。
ジョン・ファヴローの映画をもっと観たくなった。

アホなやつも観たかったので観た。
2時間「何を見せられてんだ俺は」感があって最高だった。物語はとてもしっかりしているしむしろ胸熱なシーンも多いハズなのに、出てくる固有名詞それぞれで笑ってしまう。群馬の秘境っぷりは異常。
これは人気出るわ。

体調は悪くないが、XのTL見てて「つらたん」って感情になったので寝た。
グッナイ。

□3日目（18日：日）

3日めともなると、なぜか「慣れてきた」感がありますよね。
どの現場でもそうですが、2日めの現場の雰囲気、好きです。
「おはよー、今日も頑張ろうね！」みたいな感じ。
※CLとかでも感じていたのでこれはホントの感情です。
でもここを気を抜いてはいけないので、引き締めていきましょう！

ちょっと昨日のお酒も残ってる気がしますが、それも旅の愛嬌といったところ。昨日とシフトは同じなので、訪れてくれるすべての人に良い笑顔を持って帰ってもらえるよう、がんばります！

※同じく割愛します。ちくしょう。

アップ完全終了したのが19時、帰りの飛行機は21時過ぎ！
帰りは羽田に行けるように手配したので、なんとか間に合うはず。
よし、最後にひとグルメできるかも！

重い荷物を引きずり、まずは博多駅へ！
駅前でなんかあればいいなー！！

西口から徒歩9分、博多祇園鉄なべにやってきました！
うおおおおお、やはり鉄鍋餃子ー！！
本場の鉄鍋餃子に会えて感激です！

これだけの量食べきれるか不安でしたが、ビールとご飯が逆に足りないほど！
最後の食事、最高でした！

そこからなんとか福岡空港までダッシュ！

なんとか飛行機に飛び乗ることができました。
東京に戻ったのは23時過ぎ。終電になることなく、なんとか家に帰ることができました。。

無理を聞いてくれた家族にも感謝しながら、明日の仕事に備えて寝たいと思います。
うおお福岡！また絶対行くぞー！！
※本当に行きたいぞ

関わってくださった皆さま、本当にありがとうございました！！
グッナイ！！

■3日目（18日：日）真実

寝坊してしまった。起きたら10時半。
いつもは7時に息子が起こしに来るのだけど、この空間は外界から閉ざされているので関係ない。
とはいえ一日を変に過ごしたくはないので、防護形態（手袋マスク男）になり、家族に挨拶して洗顔。部屋の掃除をする。

午前中はCLの観戦をしつつ、SVのダブルのパーティの育成と、BP集め。
BP集めは楽しいときは楽しいが、今日はすぐに虚無ってしまったので、午後は映画を観てからこの記事を書くことにした。

「シン」シリーズで唯一観てなかったので観た。
終始暗い世界観で、正直ほかのシンシリーズとは観了後の爽快感は違っていたが、なるほど葛藤と暴力を狭い世界で描くとこんな感じなのかと、満足感はとても高い作品だった。竹野内豊と斎藤工が出演してるのも無駄にエモくて良い。
これで「シン」シリーズ完結。どれも良い映画だった。

今日の夕飯は通常と同じものにしてもらった。
とても美味しい。味覚嗅覚は問題ないようで安心である。
このごはんを、お酒を飲みながら家族で囲えるようになる日まで、しっかり治していこうと思う。
あと、このあともう1本映画を観たい。

【ミニコラム】ポケモンカード公式イベントの退化と進化

と、妄想と現実を交えた駄文の上で恐縮なんですが、ポケカイベントが今年すごいということを書きたいと思います。

記憶を頼りに書くので曖昧なのですが、たしか2015年くらいまでの公式イベントは、大会とエンジョイイベントが併催されていました。
それが今回帰ってきたように思えてはいるのですが、実はちょっと違っていて。

2016年までの公式大会は、名前を色々変えて運用されていました。
ジャッジ制度もできたばかりでまだまだこれからといったところ。
当時僕も「ポケカを競技にしましょうよ！」つって大型イベントを企画させてもらった記憶がありますが、それを言うくらい競技として不満があった状態でした。

そして2017年移行チャンピオンズリーグが発足。
正式に競技として運用するためにそちらに重きを置いて、感染症の危険と戦いながら、まずは公式大会は競技シーンを作り上げてきました。
それには「ちゃんと試合をできること」「それを観ることができること」「勝つと栄誉になること」があり、一つずつ、本当に楔を打ち込むように一つずつ改善されながら歩んできました。
その代わり、エンジョイといったイベントは一時期無くされ、追って少しずつサイドイベントとして復活をしていった形となります。
つまり、悪く言うと「楽しむポケカ」の退化期間、と見ることも。
「なんでえ、ポケカは勝ち負けだけかよ」と思う方もいたのではないでしょうか。

そうして競技シーンが固まってきた2024年、ついにポケモンカードフェスタが開幕。
「勝つ以外にも楽しむ方法はあるし、そんなあなたたちも公式は歓迎しているんだよ」
といったメッセージを感じられるイベントが、ようやく帰ってきました。
僕はこれをどれだけ待ち望んだものか。

僕が始めたポケカ初代の頃は、公式イベントでも皆地べたに座って仲間を探し、大会に出ても出なくても一日楽しかった時間を過ごしていました。
そうした経験の延長から、「戦わなくてもいいんだよ」といった空気が当たり前に思っていただけに、こうした形で「フェスタ」という名前で正式にイベントとして帰ってきたことに、心から喜びを感じています。

今回は残念ながら参加できませんでしたが、
きっと運営やスタッフの方が奮闘し、素敵な空間になっていたことでしょう。
Xからもそんな雰囲気が伝わってきます。

僕は、「いよいよポケモンカードが最高の年になったな」と思いました。
選手として頂点を目指したければ、チャンピオンズリーグ。
参加者として楽しみたければ、ポケモンカードフェスタ。
これに加えて、オーガナイザー・ジャッジ資格を持つ方々も、
競技であればジャッジ、イベントであればスタッフ
といった形で、それぞれの出口ができたのです。
最高ではないですか。

楽しみ方は、自分で決める。

このキャッチフレーズを掲げて僕がイベントをやったのはもう21年も前ですが、まさかこんな日が来るとは思いませんでした。
実現できるようになるまで尽力された皆さま、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございます。
今後のポケモンカードフェスタも、楽しみにしています。（圧）

今後は僕もこういっった活動にも参加させていただきつつ、
選手やオーガナイザー、ジャッジの方々のサポートを続けて、日本のポケカシーンが少しでもより良いものになるようがんばりたいと思います。

みんな、おつかれさまでした！！！
今度こそ九州いくぞ！！