キョロ充の直し方「人と比較しないようになる方法」
なぜあなたばかりつらい目にあうのか?の紹介
なぜキョロ充はこの本は読むべきなのか?
キョロ充がよく声を大にしていうのは「俺たちは被害者だ」。しかしほんとうに被害者なのでしょうか?じつは自分で自分の首を絞めているだけではないのでしょうか?
要約
1自分を拒絶すれば他人をも拒絶する。自分を受け入れれば相手にも寛容になれる 2あなたはあなたになるべきだ。ほかの人になろうとしてはいけない3人とかかわっている努力をしよう
なぜあなたばかりつらい目にあうのか?
コミュニケーションがつらい。
ほかの人との深い関係に入ることができない。
私ばかりがつらい思いもする。
思ったことが言えなかったり、あいてに言われた言葉を夜な夜な引きずっている。
どうしてこれほどまでに「いきづらい」のでしょうか?
なぜなら、いきづらい原因は自分にあるからなのです。
例えば、誰も自分のことをわかってくれないのは、自分が自分のことをわかっていないからです。
仮に「素直に頑張った自分をほめて欲しいのに誰も褒めてくれない」と思ったとしましょう。
実はこの時点であなたは
「誰かに褒めてもらえないと自分の存在意義を認めることができない」
ということに気づいていないのです。この重大な事実に気づかないまま生きづらい思いをしてしまうのです。
他人のことを知るためにはまず自分のことを知らなければなりません。
自分のことを拒絶する人ほど、相手のことを拒絶します。
自分のことに対して深い考えがあればあるほど、相手に対して寛容になります。
自己分析と精神分析をすればするほど自分に余裕が生まれます。
メダカをクジラにしようとしてはいけない
メダカにクジラのいいところを教えては、メダカは劣等感に悩み歪んでしまいます。
メダカにはメダカのいいところを教えるべきなのです。
これはキョロ充にとても当てはまる話です。
あなたはあなた以外の人になろうとしてはいけません。強すぎる願望がキョロ充をよりキョロ充にさせて歪ませるのです。
あなたはあなたのいいところを知ろうとしてください。
ここはキョロ充のひとや、劣等感やコンプレックスに悩んでいる人にとってはとても大変な作業です。
なぜなら、等身大を受け入れるからです。
「じぶん本当はそんな人間じゃないんだ」と自分の見栄という張りぼてを下さなければなりません。
この作業が必ず必要となります。
努力しても報われないのはなぜ?
「これだけがんばったのになぜ報われないの?」
努力が報われなかったときは、自分がナルシストになっていないか疑ってみましょう。
ナルシストとは、「相手の立場を一切考えない、自己中心的な人」です。
これはつまり、相手にかかわらない努力をしているから報われないのです。相手にかかわった努力をすれば必ず報われます。
相手にかかわらない努力の典型例はストーカーです。勝手に自分の頭の中で「こうすればかならず相手が喜ぶはず」という考えが行われます。ナルシストは「あいてがどう思うのか?」ということをかんがえることができません。そして「こうなるはず」の考えが失敗して努力しても報われないのです。
相手にかかわらない努力のほかの例は「~してやったのに」という見返りを求めるケースです。「これをすれば必ず褒めてもらえる」「これをすればかならず感謝される」というひとりよがりの発想をもとに親切を行うと、自分に必ずストレスがかかります。「せっかく親切をしてやったのに、感謝の言葉もないのか」と勝手に裏切られたとかんちがいして「なぜ私だけ辛い目にあうのか」となるのです。
そもそもそのような親切は誰も頼んでいません。あなたが勝手にやって、あなたが勝手にストレスを抱えているだけです。このように相手の立場の立つ力が弱いからこそこのように自分で自分を苦しめてしまうのです。
感謝されたければ素直に「感謝されたかったの」といえばいいのです。あなたが自分自身を苦しめているのは、その素直な気持ちを述べずにあなたが勝手に相手に偏見を持って相手と接しているからなのです。
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