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キョロ充が陥りやすい大きなミスとは!?




 「老荘の思想 続」の紹介


前回は「マンガ老荘の思想」について紹介しました。


今回はその続編「老荘の思想 続」を紹介します。

才気は災いのもと

キョロ充はいかに自分が凄い存在であるかを頑張って証明しようとします。

しかし

自分の才能を自慢すると悪いことが起こります。

これはすばしっこい猿に例えられています。

矢を放っても、素早い猿はそれをかわします。
そして猿は、自分の素早さをみんなに自慢します。

すると、大量の矢が一斉に放たれました。

猿は素早くかわしてもかわしきれません。

そして猿は仕留められたのです。


このように才能をひけらかしてしまうと、かならず相手に弱点を晒されたりしてしまいます。

上手に生きる人ほど、才能をなるべく隠します。

未知の領域

キョロ充はみんなについていくために何でも「知ったかぶり」をします。

しかしそれだと「等身大の自分」であることは難しくなります。

「あいつは見栄を張ってて関わりたくない」と周りの人に思われるわけです。

知らないという部分があるからこそ、世界の大きさを知ることができます。

老荘思想の中では、大地の広さについて例えられています。

足が踏む地面は靴の幅があれば十分だが、足の踏まない大地の広大さがあってこそ遠くまでいける。

人間が知れるのはわずか。しかし未知の領域が広大に有るから大自然の働きを知ることができる。


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