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私たちは空を見る時、どこにピントを合わせているんだろう?

理科の授業で、「人間の目には水晶体というレンズが付いていて、縮んだり伸びたりしてピントを合わせている。」という事を学んだ記憶はないでしょうか??

↑画像は参天製薬HPより引用

ふと思った。
《では、空を見ている時、ヒトの目はどこにピントを合わせているのだろう??》

調べてみたところ、人間の目をカメラに例えると「無限遠」という状態になっているらしい。
「無限遠」の概念については少々むずかしい所だが、イメージでいうと「めっちゃ遠いし、ピント合わすのやーめた!」という状態なのかな。

ところで、人間の目は《近くのものにピントを合わせる→水晶体の周りにある毛様体筋という筋肉がカチコチになる》
逆に、遠くのものにピントを合わせると、毛様体筋がゆる〜くなるのだそう。

昔の人がよく「目が疲れたら、遠くの山を見るといいよ」と言っていたのも、毛様体筋をゆるっとさせる為だったのでしょうね。

スマホやパソコン、私たちは1日の80%くらいを「近くに」ピントを合わせています。
空を見ることも、少なくなったのではないでしょうか?

たまに空を見上げると、一気にリラックスできるような気分になるのは、目がピントを合わせなくても良くなるから。という理由があるのかもしれませんね。

それにしても、無限遠。
キャッチーでいい響きだな。

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