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「英語のハノン イギリス英語編」の素晴らしさを語りたい

昨年12月末から始めた「英語のハノン初級編」、ユニットを行ったり来たりしつつ、CAE追い込み期はお休みしたりしつつ、ようやく初級編を完走しました。

中級者くらいになるとなかなか伸びを実感できなくなるplateau of learningを抜けるために、私にとっては非常に有用な参考書でした。

以下、私の「ハノン」の使い方や、実感できた効果、そして筑摩書房さんにはマジでイギリス英語編の続編をお願いしたいという気持ちを記します。


リスニングアプリ"Audipo"との相性がめちゃ良かった

リスニングのとき、"Audipo"というアプリを使っているのですが、ハノンにおけるパタプラとの相性が抜群であった。

ごく短い例文であっても、ナチュラルスピードだとゴニョッとして音の一つ一つが拾えないところがたくさんあるんですが、そのピンポイント3秒くらいを×0.25倍速にして自動リピートして繰り返し真似しました。誇張抜きで、スラスラ言えない英文については100回くらいは聞いて真似してると思う。

/ə/の乱用に驚きつつ、そうやって聞きこんでると、もうだんだん英語のリズムが音楽みたいに聞こえてきますねー。
オーディオの息の音まで染み込むくらいネットリ聞きこみ、×0.5、×0.75…と上げていって、最後にナチュラルスピードで鬼リピートして、ぴったり同じように言えるまで練習します。

まあそうやって練習したトラックも、数日後に戻ってくると言えなくなってるんですけどね。悲し。何周もしないとね。

”ながら勉強”できるところも助かった

私はがっつり座ってハノンをやるということはせず、皿洗ったり洗濯物干したりごはん作ったりしながらハノンに取り組みました。(初めから耳だけで挑戦するけど、少しでも曖昧だったらテキストで英文を確認する。曖昧だった文法事項も説明してあるので大助かり)

子どもの送り迎えで30分くらいは一人で歩く時間があるので、歩きながらこれまでやったユニット復習したり。そういう勉強の仕方ができるから、約100トラック(数えてないけど)を楽しく完走できたのだと思います。

中級以降になると長くなるから、そういう勉強はできなくなるのかもと思ったりもする。

嬉しい副次効果:発音が良くなった気がする

美しいイギリス英語(男性のマイケルさんの声は優しい。女性のエマさんのほうが厳しいイメージがあって背筋がピーッとなる)を、上記のようにネットリ聞いて真似しようとし続けた結果、今まであんまり意識していなかった間の取り方やリズムが上手になったような気がしております。

とにかく声に出すからか、口が英語に慣れた感覚。
ハノンやってからオンライン英会話やると、いつもより喋れる気がする。

嬉しい副次効果②:リテンション力が上がった気がする

シャドーイングではなくて、お手本を聞いたあとのポーズで例文を繰り返すので、リテンションの練習にもなりました。私は「とにかくハリポタのオーディブルをシャドーイングする」という生活を2年ほど送ったせいでリテンション力を殺してしまったので、彼の蘇生にも一役買ったような。


とにかく美しいイギリス英語!!

自分で練習するんだけど、その前にマイケルさんとエマさんのイギリス英語に聞き惚れます。真似してても心地よい。私はイギリスに住んでいることもあり、イギリス英語を「お手本」として英語を勉強しているので、この美しい英語でパタプラできるのが嬉しすぎます。

いくらでも積むから、中級編・上級編・フレーズ編のイギリス英語版を作ってください!!!!!!

とはいえ初級編では登場しなかった仮定法や倒置法など、中級編以降の内容も身に着けたいものばかりなので、初級編をグルグル引き続き回しつつ、中級編にも早速足を踏み入れてまいります。

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