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好きなアニメの話No.6「魔王様、リトライ!」

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マガジン

7月上旬
「7月になったから1か月に1回投稿している好きなアニメの記事を書かないとな・・・(説明口調)」

その後ノホホンと過ごしていつの間にか1か月以上が経ち・・・

「もう8月半ばじゃねえか!!!全然考えてないぞ!!!」

「そうだ!!最近(最近じゃない)まちカドまぞくの2期の放送時期が発表されたからまぞくについて書くぞ!!!」

「・・・ああぁ!!BSでやっていないから気づかなかったけど、今地上波で再放送やっているんだった!!駄文を読むよりアニメを見た方が良いに決まっている!!どうしよ・・・」

「こうなったらまちカドまぞくが放送されたクールの中から適当に選ぶか・・・よしっ!これだ!!!」

そんな経緯があったようななかったような感じで始まります。何せ下書き自体は8月上旬に書き始めたので記憶が曖昧なのです。


今や、異世界ものは流行ではなく、一ジャンルとして確立した地位を手に入れたと思います。今期も異世界ものがいつも以上に多いと思います。
そんな猫も杓子も異世界ものの中から今回は『魔王様、リトライ!』を取り上げます。

・魔王様、リトライ!
前述の通り、まちカドまぞくと同じ2019年夏クールに放送されました。魔族の裏には魔王がいたわけですね。
自身が運営しているゲーム、その名も『GAME』のサービス最終日に、このゲームのラスボスである九内伯斗でログインしていた主人公大野晶は、突然異世界に飛ばされてしまいます。偶然にもハイスコアガールのヒロインと同じ名前ですが、今作の主人公は彼女とは程遠いおっさんです。
異世界では九内伯斗の姿、設定、ステータスが引き継がれていたため、異世界ものでよくある強くてニューゲーム状態でした。異世界に来たばかりで出会ったメインヒロインであるアクを村人たちからの迫害や生贄に捧げられる事から救い、それ以降行動を共にします。帰る方法を探しながら各地を周り、問題に巻き込まれては解決していくといった内容になっています。

ここまで見ればオーソドックスな異世界ものだと思うかもしれません。導入もほぼオーバーロードですしね。

しかし、今作は全12話のうち7話までは戦闘シーンがあるのですが、それ以降は村の開発と温泉の経営を始める為、全く戦いません。ここが他の作品とはかなり異色となっています。途中から戦わず村の開発に入る所は最近アニメ化され始めているスローライフものの要素を取り入れているように見えます。当時見ていて、ドラゴンクエストをやっていると思ったら途中からマインクラフトになったような感覚になりました。

そもそも作品全体が作画も相まって空気が緩く、次回予告で本編については一切触れず、シェンムーの話だけをして本当に来週も見てもらう気があるのか分からない予告をし始めたり、最終回の最後に「続け!」という願望丸出しのカットで終わったりと、他のアニメではなかなかしない事をしています。ちなみに今作が終わり次クールで放送された『俺を好きなのはお前だけかよ』というアニメでは「シェンムーの開発費の10分の1」というセリフが飛び出し、2クール連続でシェンムーが話題に出るミラクルが起きました。何で今どきの女子高生がシェンムーの開発費を知ってるんだ。

そんな具合で、最近の異世界ものでアニメ化の流れが来ているスローライフものの要素も見られ、全体的に緩い感じで見られるため、異世界ものに食傷気味な人も見やすいのではないかと思います。

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