見出し画像

フォロワー8万人。和樂webのFacebookページの目標と具体的な投稿例を公開!

「不倫は文化?いいえ、死罪です(江戸時代は)」
「ビッグな人はみんな借金をしている(促しているわけではありません)」
「(o´艸`)←の「艸」が漢字だと知らなかった人、正直に先生に言いなさい」

これ全部、和樂webのFacebookページにある投稿の最初の一文です! 

こんにちは。和樂webのスタッフ鳩です。最近ClubhouseとかTikTokとか他のSNSをチェックするのに忙しくって、Facebookはあんまり見てないかも〜なんて方もいるかもしれません。

和樂webのFacebookページをまだ見ていない方、最近見ていない方。今すぐ見ていただきたいんです! 音声や動画に負けていない、Facebookならではの楽しい投稿の数々を......!

▼和樂webのFacebookページ

実は、和樂webのSNSの中でもダントツのフォロワー数(8万人)を保持していて、ダントツのWebメディアへの流入数を誇るのがFacebookです。和樂webのこれまでの成長はFacebookなくして語れない、と言って過言ではありません。

和樂webのFacebookページは現在2人(スタッフきむらさん、ライター安藤さん)が運用していて、毎週の定例会で分析や今後の方針を話し合っています。今回のnoteでは、和樂webのFacebookページの戦略、投稿フローと投稿内容、リアクションの大きい投稿の傾向などを公開します!

どんな目標を立てて運用しているの?

2020年までは「フォロワーの拡大」を目的に掲げていましたが、現在は「Facebookページから和樂webのWebメディアへの流入を増やすこと」そのために「Facebookページのファンと投稿の相性をさらに高めていくこと」を目的として、以下の目標を掲げています。

(1) 1投稿当たりの「平均投稿クリック率」10%台
リーチした100人に10人が投稿をクリックする。

(2) 1投稿当たりの「平均エンゲージメント率」5%台

リーチした100人に5人がいいね・シェア・コメントなどアクションを起こす。

▼ 直近の週別集計グラフの例

スクリーンショット 2021-02-22 14.15.31

フォロワーの属性は?

男女比は女性57%、男性42%と女性のほうがやや多くフォローしています。

スクリーンショット 2021-02-24 10.39.22

しかしアクションを起こしたフォロワーだけ見ると、女性38%、男性62%。そのため、男女比50%ずつに近いフォロワー数ですが、アクティブ数で考えると、男性のほうが多いと考えられます。

スクリーンショット 2021-02-24 10.39.35

また最も多い年齢層は45〜54歳で全体の31%、次いで35〜44歳が23%、55〜64歳が21%となっており、40代50代のフォロワーが多いことがわかります。

他のSNSに比べると年齢層がやや高め。さらに、男女比・年齢比ともに、SmartNewsの和樂web読者層とほとんど合致しています。和樂webのWebメディアへの流入経路としてFacebookページがしっかり機能しているのは、読者層と合致しているからとも考えられます。

なぜフォロワーが増え続けているの?

和樂webのFacebookページは、2020年1月の段階では7万3000人だったのが、2020年12月には8万人に増えています。ゆるやかに増え続けている理由をいくつか挙げると......

▼毎日10程度フォロワーが増えている

スクリーンショット 2021-02-24 10.35.50

仮説1.Facebook全体の利用者層と投稿内容が合っているから

Facebook全体の利用者数は年々減少しているものの、減少を辿っているのは主に20代で、40代50代はほとんど変わらず推移しています(総務省 令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書より)。

そのことから、和樂webのFacebookページで発信しているコンテンツは、Facebookの年齢別利用者層に合っているため、フォロワーが減少することなく増え続けていると推測できます。

仮説2.毎日投稿しているから

和樂webのFacebookページでは、毎日3回(3:00、18:00、21:00)投稿をしています。コンスタントな投稿で、インプレッション数を落とすことなく、高い確率でタイムラインに表示することができているのも、フォロワーの増加につながっているのでは?と考えられます。

仮説3.Webメディアの拡大にともないFacebookページの認知も増えたから

これは相互効果ですが、Webメディアが多く見られるようになった結果、WebメディアからFacebookページへの流入も増えたのではないか? と推測できます

投稿の工夫は?

目標達成のために、Webメディアの記事をベースに投稿テキストを制作しています。他のメディアでもよく見られるやりかたですが、細かなところで和樂webならではの工夫をしています! 特に注目いただきたいのが...... 

投稿文の最初にいれたキャッチコピー!

より続きが読みたくなるよう、ひとつひとつの投稿にキャッチコピーをつけているのですが、もうこれが秀逸。Facebook担当 安藤さんのセンスが炸裂しています。和樂webの「馬鹿馬鹿しく真面目に」がぎゅっと凝縮されている冒頭は、タイムラインで出会うたびにハッとさせられること間違いなし。数字の上でも、最初の一文が大きな影響を与えているといえるでしょう。

スクリーンショット 2021-02-22 13.54.11

スクリーンショット 2021-02-22 13.52.29

スクリーンショット 2021-02-22 13.53.14

リアクションの大きいジャンルは?

数字の集計は、和樂webの記事のジャンルがあまりにも広範囲なので、ジャンルを細分化して、分析しています。

ざっくりと、ジャンルの一部はこんなかんじ(実際はこれよりもさらに細かいです)。こうして見ると「下ネタ」や「美女」「源氏物語」がジャンルとして成立するくらい、和樂webは記事が豊富にそろっています。

刀剣/絵画・工芸/下ネタ/美女/源氏物語/武勇伝・人生記/歴史/和歌/怪異/広告・告知/その他......

リーチ数の多い投稿の傾向は、SmartNewsなどで読まれる記事の傾向とほとんど合致。「刀剣」「下ネタ」「歴史」が多い傾向にあります。

もう少し細かに見てみると、歴史の中でも古代が意外と読まれていたり、下ネタの中でも吉原関連が多く読まれていたり。Facebookならではの傾向としては「浮世絵」のリーチ数の多さが気になります。実は、Instagramでも同じような傾向があるのですが、テキストよりもビジュアルの強さが、リアクションにつながっているのかもしれません。

▼ジャンル別 平均リーチ数のTOP

スクリーンショット 2021-02-24 10.16.44

ちなみに目標に掲げているエンゲージメント率で見ると、上位のほとんどが下ネタ! 2020年10月以降で最もエンゲージメントした記事も下ネタでした。

▼直近で最もエンゲージメントした記事

スクリーンショット 2021-02-24 10.45.17

 このままでは「和樂web=下ネタに特化したメディア」とユーザーにもFacebookのアルゴニズムにも誤認されてしまうおそれがあるため、それ以外のジャンルもきちんと読まれるようにしていきたいと考えています。

エンゲージメント率を参考にすると、今後は「源氏物語」や「怪異」「戦国武将」といった歴史関連のコンテンツが強みになりそうです。

▼ジャンル別 平均エンゲージメント率のTOP

スクリーンショット 2021-02-24 10.20.50

これからどうするの?

現在の1投稿あたりの平均クリック率は6.17%。平均エンゲージメント率7.71%。エンゲージメント率(目標5%)は順調に伸びているので、クリック率(目標10%)をもう少し伸ばしていきたいところです。

また、上に書いたとおり、和樂webのFacebookページでエンゲージメント率を支えているコンテンツのほとんどが「下ネタ」であるため、今後は異なるジャンルでもきちんとオーディエンスに届くよう、投稿ジャンルのバランスなども見直していく予定です。今後の施策などもnoteで随時公開してまいります!

Facebook担当 安藤さんの記事はこちら!

Facebook担当で、和樂webのライターとして記事を書いてくださっている安藤さんの記事はこちら! いちおしは「ローマの博物館に展示された鼻紙」の記事です。ぜひぜひお読みください!





和樂を応援してくださる方の投げ銭お待ちしております。