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35歳上場小売業で店長してます。 小売業界の話を中心に管理職としての在り方、仕事の仕方…

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35歳上場小売業で店長してます。 小売業界の話を中心に管理職としての在り方、仕事の仕方を発信していきたいと思います。 アウトプットが大事と思い noteを始ました。

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<売上至上主義の脱却>

上場の小売業で十数年勤めてきて、小売業界の話をしていく中で一番私が言いたい事が売上至上主義についてです。 結論を言うと売上に固執せず、生産性を高めて利益率を上げていきましょうと警鐘を鳴らしたいわけです。なぜそう思うのか説明します。 ・小売業の構造小売業というのは基本的には安く仕入れてそれ以上の値段で売った分が利益になるというビジネスの原点であると同時に参入障壁が非常に低いため、店舗や通販・ネットなどのチャネルや販売する商品に限らず、レッドオーシャンの領域です。 レッドオ

    • ゲーム攻略は人生攻略

      私は、30代後半のゲーム大好き男です。 小学校の頃から両親がゲームをやっており、自然とゲームをやっていました。 ゲームというと遊びで娯楽、子供にとって勉強の邪魔になると思われている事が多いと思います。 しかし、私は社会人になって思うのがゲームに慣れ親しんだ私はどうやら周りの人に比べて新しい事を器用にこなす傾向があるみたいです。 これはゲームだけでなく、趣味や仕事においても十分役に立っていると感じており、その理由を今回記事にしたいと思います。 <人生の全ての事にはルー

      • リーダーと管理者のハザマ

        どうも店長です。 今回は、どの会社の中間管理職にも求められる事について話をしていきます。 要約すると中間管理職は大変という話です(笑) 中間管理職の役割は大きく2つあると思っています。タイトル通りですが、 リーダーと管理者 この2つです。どういうことか説明していきます。 リーダーという役割会社は中間管理職の人間には組織を目標に向かって引っ張っていって業績を達成して欲しいと考えています。 そしてそれは、中間管理職の我々が動機付けや教育をして成長をさせて達成させるもので

        • 売上至上主義の脱却 その2

           明けましておめでとうございます。本年はnoteの執筆活動を行っていきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願いします。  私はnoteを始めて1ヶ月程度経ち、週約1回のペースで更新していますが、 初回の投稿である売上至上主義の脱却が一番反響があり驚いています。 これは私が小売業で店長をしている中で入社間もない頃からずっと思ってきた事で店長になった今、尚更強く感じている部分であります。 そんな思いの詰まったデビュー作に反応していただいてとても嬉しい気持ちと少しでも業界の常識が変

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        <売上至上主義の脱却>

          残業 = ブラック企業!?

          ここ数年過労死などをきっかけに、長時間労働に対する社会的な批判や残業に対して批判的な意見が多くなってきたし、あまりに残業が多い会社はブラック企業と呼ばれるようになった。 もちろん私も管理者である以上、従業員の時間管理、残業管理は必要であるのですが、私が普段管理者として仕事をするに当たって感じる事は残業=ブラック企業ではないという事です。 労働基準法第36条で原則として月45時間を上限となっています。 そして会社及び管理者はこの上限を超えないように日々指導、管理をしていま

          残業 = ブラック企業!?

          たかがレジ袋、されどレジ袋

          ここ最近はITの分野を中心に変化が早くなってきています。 そんな中、小売業界も色々変化がありました。 ・セルフレジの導入 ・キャッシュレス決済の導入 ・IC付きクレジットカードの導入義務化 などです。 そんな中、私が入社した時には考えられなかった事が レジ袋の有料化 です。 昔は、どこでも買い物をすれば袋に入れたもので各お店のロゴなりが入った袋を持っていたものです。 しかしここに来て有料化の流れです。2020年7月から施行され 政府としては、ゴミや二酸化炭素の問題に

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          叱る事をやめたワケ

          私の店舗には100人以上の従業員がいるのですが、パート比率で約85%です。 そのうち80%以上は私より年上の方です。 また、新入社員も持っていますし高校生のアルバイトもいます。 ですので、下は16歳から上は60台後半の方々が一緒に働いています。 その中で組織をうまくコントロールしようとすれば、必然的にコミュニケーションの質が問われてきます。 叱る事が苦手だった私・・・店長に昇進して4年経ちますが、私は昔から人を叱るのが苦手でした。 やはり周りの雰囲気を悪くしてしまうし、嫌

          叱る事をやめたワケ

          ■テーマ:仕事のできる人とは〇〇ができる人

          よく職場では、あの人は仕事ができる。できないという話が出てきます。 本来仕事の意義目的は自分の所属している組織の利益を最大化する事です。 しかし、業績を上げている人=仕事のできる人とはならない事もあります。 会社の評価としては業績を上げている人は評価されるのですが、上司や同僚など周りの評価は数値評価と一致しない事もしばしばです。ではなぜこのような事が起こるのでしょうか? ✳️仕事の種類まず、仕事の定義について押さえておく必要があると思います。 私が見たテレビ番組で林修先生

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          <店長の仕事>

          今回は私なりの店長の仕事への向き合い方、考え方をお話ししたいと思います。 私は、新卒から13年同じ業界、同じ会社に勤めていますので、偏った所もあるとは思いますが、管理者として他の仕事でも通ずるものがあればご参考になれば幸いです。 ・店長の存在意義まず会社にとって店長の存在意義とは何でしょうか? 会社が店長に求める事は次の3つだと考えます。 ① 店舗予算(売上高・営業利益高)の達成 ② 店舗従業員の人知管理・時間管理 ③ 店舗設備・資産管理 店舗予算(売上高・営業利益高)

          <店長の仕事>