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読書記録16 『花さき山』

斎藤隆介/滝平二郎『花さき山』
(岩崎書店 1969年)

最近、子供の頃に読んでいた絵本も買っている。

民話にも興味がでてきたので本屋にあった『花さき山』を手に取った。

まずは方言。身近な地域だったことに驚く。
ネイティブに理解できた。

そして滝平二郎さんの絵が色鮮やか。
小さい時に覚えた怖さや、ざわつく感覚はそのまま。小さい子は、やっぱりこわいと思ってしまう絵。物悲しさすらある。

色んな人にかかわって、関わっている人によりよくなってほしいとは思うけれど。なかなかそうはいかない。
一見やさしそうなやさしくない2023年。
せめて、時間や余裕のない時こそやさしくありたい。

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