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過去最強クラスの寒波に最大限の警戒が必要です

天気予報やニュースでよく見聞するようになった「最強寒波」。
「〇〇年に1度の寒波が押し寄せています!」なんて表現もニュースキャスターに使われたりしている。

これ、決まり文句のように毎年言ってない?????

自分が住んでいる地域は日本海側の田舎なので、冬季は平地でも平気で雪が積もる。20~30㎝の積雪なんてザラだ。聞き慣れていない当初は「最強寒波ってどれだけ積もるんだ…?怖すぎるだろ…」と臆していたが、ここ近年はあまりに乱用されていることが多く、想像している範疇での積雪量(都会に住んでいる人からしたら尋常じゃないかもしれない)であったため、その言葉を聞いても「あ~、雪積もるんめんどくさいな~。」くらいまでにしか思わなくなっている。慣れって怖い。実際、寒波が襲来しているのは事実だし、ニュースキャスターが嘘をついているわけではないけれどまるでオオカミ少年の童話にどことなく似ているなと感じてしまった。

何がめんどくさいって普段は全くやらなくていいタスクが積雪によって数えきれないほど増えるのだ。バカほどめんどい。し、コストもかかる。

まず、車のタイヤ交換。前述したように田舎に住んでいるので公共交通機関が整っているはずもなく、基本的に移動は自家用車。そのため雪が降るちょっと前にスタッドレスタイヤに変えなければ出勤すらままならなくなるのだ。タイヤも擦り減っていくので消耗品になるし。死ぬほど高いし。

で、雪が積もるということは除雪しなければならない。普段は何もないところに一夜にして障害物ができるのだ、しかも広範囲に。

神様、いきなり攻撃魔法発動するのやめてもらっていいですか?

ものの数時間でこの有様である


これによって出勤するまでに家から出る通路の確保、車の上の除雪、車が出れるスペースを作らなければいけない。これが見た目に反して意外と重労働なのである。外は真っ白で寒いのに自分は顔真っ赤で汗を掻く始末…。
1回の除雪で40分~1時間はかかるし、積雪予報の時はほぼ1日雪が降り続いているので最低でも出勤前と退勤後には除雪作業が必須になってくる。

ということはだ。普段の出勤時間よりも早く起きなければいけないし、退勤してからも更に労働が待っているのだ。雪の影響で道路も混んで時間もかかるし。積雪地手当みたいなの所望したいよ、本当に。

肉体的にも精神的にもこの時期は疲労が溜まることが増えてしまうけど、こういう時こそ美味しいものを食べたり、温泉で体も心も温めたりして自分を敬愛していけたらいいな。それが寒波に対する最大限の警戒なのかもね。



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