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2024年今年の漢字『赦(ゆるす)』

子どもを出産してからの私は、ずっとイライラしていました。
毎日毎日、大きなことから小さなことまで、イライラしてしまう。
若いころは大丈夫だったけど、アラフォーになってくると、
イライラすると「とても疲れる」

そして、そのイライラが子供に向かってしまうことが増え、何とかしたいと思っていました。

なんでこんなにイライラするんだろう。。。

イライラの背景を考えていくと、自分の中に
仕事も家事も育児も、本当は「もっとちゃんとやりたい」「もっとできるはず」という思いがあることに気が付きました。
今の生活に対して、「もっとちゃんとしたいのに、ちゃんとできていない」とずっと思っていたのです。

そしてさらには、
「ちゃんとできないのは、子供たちに邪魔されているからだ。子供たちのせいだ」とまで考えてしまっていました。

だから子供たちに対して厳しくしすぎたり、無償にイライラして、どうにもコントロールできない状況になっていることもしばしばありました。

今振り返るととても怖いです。つい最近の話なんですが。

こんな気持ちになった自分を赦したい。

今でも充分頑張っているよ。
「もっと、もっと」と焦らなくていいんだよ。
今のままでいいんだよ。
大丈夫。

子供たちは私の邪魔はしていないんだよ。
子どもたちは私のことを大好きでいてくれているんだよ。
子どもたちは私の気持ちを聞いてくれるから、もっと自分の思っていることを子供たちに話してみてもいいんだよ。

イライラして、爆発して、下手したら毒親になってしまうかもしれない。
と思いながらもどうしたらいいかわからないかった時期の手帳に、
こんなふうに書き残してありました。

「赦す」とは
過失や失敗などを責めないでおく。とがめないことにする。

goo辞書

常用漢字の「許」ではなく、「赦」を選んだのは、
これまでの自分を振り返ると罪悪感でいっぱいになってしまうから。
子どもたちにとって、良いお母さん、ではなかったことに罪の意識があるからだと思います。

自分を赦してあげたい。
自分のことを赦せたら、子供たちにも優しくなれるのではないか。
そう思いました。

自分や人を赦すということは、怒りや憎しみから離れられるのではいないか

私には、身内にとても苦手な人がいます。「過去の出来事」がずっとずっと心の中に居座っていて、どうしても心を通わせることができません。
でも、完全に関係を断つこともできないので、毎年毎年、顔を合わせる機会が近づくと心が苦しくなります。
最近は、この苦しい時間も「もったいない」と感じるようになりました。

どうせなら、楽しいことを考えていたい。
毎年一定の時間、同じことで苦しむなんて嫌だ。

それには、「過去の出来事」を赦すことができれば、毎年の苦しみ、辛さからの解放されるのではないか。
そう思いました。

小さなことから自分を認めていけるように

自分の「赦す」ために、まずは少しずつ自分のことを「認める」ことを積み重ねていこうと思います。

私はとてもネガティブで、物事をありとあらゆる角度からネガティブに、批判的に受け取る傾向があります。
これは私の特性なので仕方ないと思っていました。
でも、トレーニングで少し改善することはできるのかもしれない。

一度ネガティブに受け取った後でもいいから、
「別の見方をすることはできないかな?」とみる方向を変えてみる、解釈を変えてみる。という練習をしていこうと思います。

これで少し変わるだろうか。。。

こんな感じで、2024年過ごしてみようと思います。



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