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オリーブと握手

ひなたが好きだけれどひんやりすっきりシャープで、
タフだけれどロマンティックな植物

オリーブの木を育てている友人の言葉です。
その友人のチャーミングな相方さんも、こんなことをおっしゃっているそうです。

オリーブの葉っぱを握るとひんやりしてるんだー

へえ!オリーブの葉と握手するんだ!

学生時代にギリシャに行った時、群青の空を見上げると、オリーブの葉が輝いているのがみえました。

日本ではなかなか会えない大きなオリーブの木。
湿度が少なく、強い陽光が溢れるギリシャの風土の中で、見上げた先にあったオリーブの葉の裏は、白ではなく銀色に見えました。

それ以来、オリーブは私も大好きな木になりました。
それでも握手する発想はなかった!

ということで、オリーブの葉と握手する機会を待っていたのですが、ついに一昨日実現しました。

夕方散歩がてら、近くの園芸店に行ったら、私の背丈ほどのオリーブが店頭の隅に置かれていました。

葉をそっと握ったら、ひんやりした感触が伝わってきました。
葉の温度って植物によって違うのでしょうか。

ベランダで育てるにはちょっと大きすぎるオリーブの木。
我が家に持ち帰り、毎日握手したい誘惑にかられています。


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