恐竜たちがみていた月は
月がきれいな夜が続いています。
今月の満月にあわせて、愛用のノートPCの日替わり壁紙にもクレーターまで見えそうな大きな月が表示されました。
月はだんだん地球から遠ざかっていて、昔の月はもっと大きく見えていた、という話を聞いたことがあります。
上の画像のような大きな月を、恐竜たちは眺めていたのかな。
そんなことが気になりだしました。
地球と月の間の距離を計算した方の計算結果によれば、月と地球の間の距離は10億年前には今より10パーセント近く、20億年前であれば約16パーセント、30億年前には30パーセント短かったそうです。
月と地球の間の距離は、約38万km。実際には、月は地球の周りを楕円軌道でまわっているため、遠いときには40万km、近い時には36万km弱、つまり、遠い時と近い時とでは10パーセントの距離差があるわけです。
10億年前は、月は今より10パーセント程近いところにあったわけですが、このくらいの差であれば、楕円軌道で生じる差と同程度で、見た目にはそれほど差がないのかもしれません。
なお、参考にならないかもしれませんが、卵のMサイズとLサイズは重量換算では、差が約10%です。
これが30億年前になると今より30パーセント近く、ここまで来ると、だいぶ大きく見えそうです。
(卵の重量換算ではSサイズとLサイズの差くらいです。)
ちなみに、30億年前といえば、生命が爆発的に増加した時期。
恐竜が姿をあらわすのは、それよりだいぶ後の時代となります。
大きなお月様が輝く夜空にプテラノドンが飛ぶ景色を思い描いていましたが、どうやらそれは空想の産物だったようです。
(さらにつけ加えると、プテラノドンを含め、恐竜たちが夜行性だったかどうかはわかっていないそうです。あ~あ。)
参照元
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