ハフィントンポスト1周年記念イベント
2014年5月27日のハフィントンポスト日本版1周年イベントに行ってきた。
編集主幹の長野智子さんがモデレーターを行い、ハフポで人気のテーマである「もっと女性が働ける社会、ワークシェアできる社会」について、講演やパネルディスカッションが行われた。
以下、特に心に残ったところだけ、紹介したい。
▼キャロライン・ケネディ駐日大使
アメリカの共働きの父親が子供と過ごす時間は1960年代より増えている。女性が仕事を続け、男性も育児や家事を行う社会になりつつあるが、まだまだ足りない。その障害となっているものを取り除いていきたい。女性がもっと社会に参加していくことが日米とも社会を元気にする。
▼ワーク・ライフバランス社長 小室淑恵さん
働き方を変え、残業を減らして社会の様々な問題を解決したい。
今の日本の状況は、リストラ→残った人の残業増加→モチベーション低下、うつ病出現、残業代増加。また、介護の時間も取れない。バッドスパイラルパターン。
一方で賃金総額が同じなら、残業カット&人員増→融通性高く介護も可。育児・自己研鑽も増加→24H介護や延長保育が必要なくなり行政コストも下がる。年金を払う人も増える。こういういい循環が作りえる。
若手人口が増えていく国しか、時間投資での競争優位は作れない。日本は違う。付加価値を作るしかない。
人間の脳は起きてから13時間しか働かない。その後は酒酔い状態と同じ。その人に高い残業代を払うのか?
付加価値を生み出すには、限られた時間で頭を使いアイディアを出すことが必要
▼ハフィントンポスト日本版編集長・松浦茂樹さん
ハフポ日本版は月間1000万UUとなった。ここまでになったのは(読者)一人一人の「他の人に伝えたい」という気持ちが原動力。
時間がおして話せなくなった残りの部分はUSTREAMなどで機会をつくって話します。
以上
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?