【自分的名作映画書いた】グリーンブックとエゴレンズ

映画選び

見た作品がよかったら関連から次の映画を探しがち

わたしは映画を1日で3本見る日もあって、1本目を見終わった後に「こういうストーリーいいなあ…」と思う時は結構関連とかおすすめ機能から選んじゃうので同じようなジャンルを攻めがち。おすすめ機能に助けられている人間です。

名作はあまり通ってきていない

名作と呼ばれる映画たち
・タイタニック
・スタンド・バイ・ミー
・スターウォーズ(なぜか最近のだけ見て知らない人だらけで意味不明だった)
・アルマゲドン
ここら辺、見てません。

迷いちゃん的名作映画

・アベンジャーズシリーズ(オタク)
・ハリーポッターシリーズ(オタク)
・キングスマン
・下妻物語
・最強のふたり
・アメリ
・プラダを着た悪魔
・魔法にかけられて
・羊たちの沈黙
・凶悪
・告白

名作って聞くと感動系を思い浮かべがちだけど、自分の好きな映画はどんなものでも名作です…!

いつか大いに語るのでとりあえずアイアンマンを見てくれ

アベンジャーズシリーズは個々の登場人物の作品もいれてしまうと膨大なので、あまり人に薦められないのが悲しい…
自分もゲームオブスローンズやスターウォーズ薦められたらとりあえず息をのんでしまうもの…
だけどね、ヒーローものがもし好きなら確実に好きなので見てほしいんだ…すべての始まりであるアイアンマンを見てくれたらわたしゃ嬉しい

ひとまずちゃんと面白いのでキングスマンを薦めがち

キングスマン、なんでなのか映画館で見たんだよ。きっとその頃1番マーベルとかアメコミにドハマりしている時だったから、当時の1番のマブに「なんやらおもろいアメコミ映画あるらしいでぇ!」と言われたんだろう。マーベル作品ばっか見てるので、コミックスもマーベルばかりで(1番持ってるのはデッドプール)(実写が嬉しかった、ありがとうライアン・レイノルズ)キングスマンは知らなかったんだ。
でも、見たら釘付け、こんな面白い映画あります?!ってなった。わたしは一応生物学上女だけど、少年心があるのでスパイ×クラシックなスーツ×ハイテクな武器ってのがもうね…ロマンなんです。
キングスマンに出てくる武器はすべて英国紳士の身だしなみに合うものなの、傘が銃になるし開いた状態で打てばガードもできちゃう。ハイテク武器、作った人出てこい、最高ですよ。
戦いがスマートなのは最高なんだけど、それの撮影技術がすごいんだろうな~と思ったのはキングスマン2の終盤のバトル。ドローンなのかな?3Dじゃないのに3D気分で見ちゃう臨場感…。
キングスマン2は敵がめっちゃかわいいお姉さま(ジュリアン・ムーア)でその人の着る服、選ぶものすべてが70年代のアメリカのファッションって感じのめちゃかわコーデなので目が楽しいの。わたし、70年代ファッション大好き…

と、キングスマンがめっちゃ好きなんだな、というのはわかってもらえたと思うのでぜひとも見ていただきたい。

グリーンブックを見た

やたらとおすすめに出てくるけど

どうせ感動系なんでしょ?とか思って、感動ポルノが苦手なので見ないでいたけど【もしも昨日が選べたら】っていうヒューマンコメディ映画を見て今なら!!!と思い、見ることに。

音楽家の黒人と用心棒のイタリア人の話

真面目!硬派!みたいなピアニストの黒人とその黒人の運転手兼用心棒の豪快!雑!みたいなイタリア人の2人がツアーを車でまわる話。
イタリア人がまじで適当だけど愛され男で、めっちゃ好きなキャラクター。こういやつってめっちゃいい奴かめっちゃ悪い奴の2択な気がする。

人種差別を受ける黒人

人種差別がまだ酷かった時代を描いているみたいで、黒人はスーツの試着を断られたり、トイレはどこか聞いたら馬小屋みたいなトイレしか貸してもらえなかったり結構ひどい。人を偏見で判断してしまうのがそこまで大規模だったと思うと、当時の黒人たちは本当に苦しかったんだと思う。

黒人ヒーローはたくさんいる!

マーベルヒーローには黒人もいる、ファルコンとかローズ大佐とか、ニック・ヒューリーとか!でもきっと黒人ヒーローといったらブラックパンサーだよね…!
昔にブラックパンサーの公開記念かなんかで、ファンにどっきりをするチャドウィック・ボーズマン(ブラックパンサー役)の動画を見たことがある。その時にたくさんの黒人がブラックパンサーに感謝してた。リトルマーメイドの実写も色々言われていたけど、わたしは心がアリエルでストーリーがよければそれでええやんと思っている派。黒人への差別的な考えは昔ほどではないけど、今でもなにかあるのかな…
我々日本人もイエローモンキーですもんね…わたしもフランス住んでるときいじめられてたもん…むしろ海外の映画見てても日本人って弱くてぱっとしない役が多いよね、メインになってる作品あるの?海外の人の考える日本人ってあまりにも中華風だし…意味わからん漢字並べときゃいいと思われてる

ブラックパンサーが大好き

ブラックパンサーってアフリカ!!!!!!な見た目なんだけど、マーベル界で1番ハイテクなヒーローなんだよね。ブラックパンサー自体は継承されていくもので、それは古典的なんだけどスーツがハイテク。自分の受けているダメージを吸収してそのダメージを攻撃に使えるの。普通にすごい。
そんな古典×ハイテクノロジーな感じがかっこいい作品なんだ。仲間ラブなところも大好きなポイント。
チャドウィック・ボーズマンががんでなくなってしまって、がんってわかる前にどんどん痩せてしまっていてその写真を見て「ヒーローなんだからしっかりしろ」みたいな言葉を投げる人もいたみたいで、すごく悲しかった。なにも知らないくせに自分の理想を押し付けるだけに留まらず、本人や世界に発信する人いるけどあまりにも自己肯定感が高いと思う。人にそんなこと言える立場になったこともなければ、それを不特定多数の人間が見る場所に書くなんて…すごい…

人はエゴレンズで人を見る

人は無意識に自分の見たいように相手を見るようになっているので、きっと誰にでも多少の偏見はあると思う。だから自分の思う相手じゃないとわかった時にがっかりしたり、攻撃するんだと思う。
グリーンブックでは黒人=自分より下だと思う白人がたくさん出てくる。黒人ピアニストのドクはピアノの天才で、まじめで冷たく見えるけど優しい。でも黒人ってだけで下に見られている。白人のトニーもはじめは偏見があったけど一緒に過ごしていくうちに偏見がなくなっていってる。
人の本質を見るって本当に大事で、その人がどんな人なのかっていうのは自分のエゴレンズを外さないといけない、これがまた難し~…

人の思うその人と自分の思うその人

わたしは悪口伝書鳩が大嫌い。「○○ちゃんがあなたの悪口言ってたよ」ってやつね、中学生みたいなやり口ですね。
人はそれぞれ人に不満を持ってると思う。大好きな人に対しても、すべてが好きって思うことってないし。その不満は「嫌い」とかではなくて、ただのそういう話でしかないのにわざわざお知らせしてくる人がたまにいる。
それを伝えることってなんの得があるんだろう?自分のことを優位にしたいのか、仲間意識を強く持ちたいのか。
わたしは結構悪口伝書鳩飛んでくることが多かったけど、だからといってその悪口を言っていた人に対して不快感を抱けない。前なら「直接言え」って思っていたこともあるけど、状況も見てないしそんな話になっていたんだったらきっと伝書鳩さん本人もわたしのことを悪く言っていてそれで盛り上がったんだと思う。
なので、その言葉に動じないようにしてる、というか動じない。他人の評価で人を見るということができない。自分の思った相手でしかないから、伝書鳩本人に対しての気持ちがなくなるだけ。偏見や相手への誤った認識が自分の世界を窮屈にするから。きっと伝書鳩さんは自分に自信がなくて、そうするしか生きていけなんだね…と思って聞き流すようにしてる。(一応気が済むまで聞いてはあげる)

自分の思った相手じゃなくても仕方ない

エゴレンズをかけているわたしたちは、相手に対して期待をしてる。期待を裏切られた時に傷つき、苦しむんだと思うけどそもそもそれって自分の作り上げたその人をベースに考えているからであって、自分の見えてない相手が見えただけなんだと思うからなにも傷つく必要ないんだよね…自分が見えていなかっただけ。
それで傷ついたからって相手に攻撃する人もいるけど、勝手に期待していた自分のことも考えてほしいな、と過去のバイオレンスな人生を送っていた自分に伝えたい。いい悪いどちらにせよ、新たな相手の一面を見てそれでもかかわるのか関わらないのかっていうのを決めるのは自分。相手に対して「こうあるべき」っていうのはあまりにもエゴ。
なにか困った時に相手ばかり見てしまうけど、まずは自分を見ることが大事だね~~~

映画見て、自分はその人をレンズ越しじゃなくて直接みて判断できる人間でいたいな、と思ったのでした。

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