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元IT音痴(50代)Webライターの2周年近況報告

2022年3月にWebライター業をスタートし、ちょうど2年。介護職出身でPCにまったく触れなかった人間が、BtoBビジネス案件を継続受注できるまでにはなった。節目なので簡単なふり返りを⇩⇩

【できるようになったこと】

  • 納期交渉

  • 実績表示交渉

  • 支払調書ください交渉

  • エモーショナルな働きかけと論理的構成の両立

【わかったこと】

  • 己の知的好奇心の強さ

  • 己の言語化能力の無さ

  • 意外にSEOの潜在的センスある(かも)


【身についた知見】

  • プログラミング言語・OSの大まかな体系

  • セキュリティ・システム全般

【課題・困っていること】

  • 制作時間を短縮できない 

  • 確定申告がさっぱりわからない

  • アイデンティティの再構築ができない

  • 頑張りすぎて身体を壊した

  • ライター始めて10kg太った

【なるはやでやるべきこと】

  • AIによる業務効率化

  • 営業活動のルーティン化

【今後のビジョンとワークスタイル】

  • あと2年は「大学生」

  • 60歳までは持続可能に

  • 自分以上でも以下でもなく

【さいごに】

  • やってみて初めて気がつく適性もある

  • 迷ったらチャレンジングな選択を


【できるようになったこと】

実は納期交渉と実績表示交渉ができるようになったのはごく最近のこと。ライター業を始めた当初はチャットツールでのテキストコミュニケーションが苦手で、面識のない相手に交渉すること自体が意味わからなかった。2年かけてようやく克服できてきたところで、思い切って切り出したらあっさりOKをいただけてちょっと拍子抜けしているw

その勢いで「支払調書ください交渉」もやってみた。確定申告期限ギリギリの3月にもなってクライアントさんに聞くとか超はずかしい!と思ったけど「聞くは一時の恥」。クラウドソーシングがメインだったため、各種手続きを簡単に考えすぎていた…反省。

執筆面での成長は、個人ブログのエモーショナル・キャッチーな表現とPREP・論理的構成の両立。クライアントさんからは「わかりやすい」「力強い」といった多面的な評価をいただけるようになった。

【わかったこと】

己の知的好奇心の強さに驚いている。元がビジネスや経済から遠い領域で仕事していたので、ライターになって見ること・聞くことすべてが新鮮に感じられ、今でもそれは変わらず、ほとんど好奇心だけでライターを続けているところがある。

同時に、己の言語化能力が意外と無いことにも気づいてしまった。執筆よりも、クライアントへの質問の仕方がわからないとか、そちらのほうが問題。

①自分が何にどう困っているか?の言語化
②①をどう相手に伝えるか?の言語化

のどちらか、あるいは両方で頓挫してしまい、どうやり取りするか考えているうちに時間だけが過ぎていくことも。

一方で、それほど専門的にSEOの勉強をしたわけでもないのに、記事が上位に入っていることがある。特別なことは何もしておらず、KWから読者の心の声を、ただ聞いているだけ。意外に潜在的センスがある?

【身についた知見】

PCにまったく触れず「ファイル」「フォルダ」「自宅PCのOS」もわからなかった自分が、プログラミング言語の大まかな体系を理解するまでに。Hello World!デビューこそしていないが、言語やOSについて書かれている文献を調べながら理解できるようにはなった。

また、専門的知見ではないが、異なるジャンルの執筆案件で、それぞれの周辺知識が別の案件の理解を助けることが増えた(シナジー効果というやつ?)。別の案件でたまたまキーワードが被ったことも。20歳の甥っ子に井沢拓司と呼ばれるくらいに、雑学が蓄積されてきた。

【課題・困っていること】

初心者時代と比べて、1記事あたりの制作時間が短縮できていないことにも気がついた。単価は上がっているので、力はついたと思いたいが…知見の少ないジャンルだと30時間/1記事かけてしまうことも。

この時期の困りごとNO.1は確定申告。2回目だがさっぱりわからない。前回は超テキトーだったから、何も感じなかっただけ?慌てて「初心者でも簡単♪」会計ソフト契約したけどちっとも簡単じゃないし…💦

ライターとして、外見のアイデンティティ再構築にも悩んでいる。じつは25年間アウトドア人間(&介護)で通してきて、ノーメイクが当たり前に。肌のシミも「自称冒険家の名刺切るから寧ろ勲章」と豪語していたのだが、、インドアに振り切った現在、違和感しかない。

(おかげでライターらしいプロフィール写真が未だに撮れず困っているw)

去年の夏に頑張りすぎて身体を壊した。月8~9日前後の勤務をしながら、月間350時間をライティング作業にかけていたのだから、まぁこうもなるかな。無理が効かなくなったのか、いい感じで上がっていた収入がまた下がってしまった。ムキになって取り返そうとすればするほど、身体が言うことを聞かない。

おそらく、ライター始めて10kg太ったのがいけない。以前はヒマさえあればロードバイク乗り廻していたので、生活が180°変わってしまったことになる。

しかし書くこと・調べることが楽しいから、当面は収益度外視の自己満でもいいかな?とも思い直す。画像選定も楽しいし。元々物書きや絵描きに憧れていたことを考えると、趣味でお金をいただけているようなもの。ありがたや(明らかに記憶力は落ちているが)。

【なるはやでやるべきこと】

上記事情により、業務時短を図らないと身体が持たない。入院を強いられる前に、AIによる業務効率化を図り、療養する時間を確保したい所存である。

あと、確定申告のため中断していた営業活動も復活&ルーティン化しなければ。意図的にセーブしていたとはいえ、1~2ヵ月遅れで減収を喰らうとやっぱり凹む。

【今後のビジョンとワークスタイル】

2年間で積み上げてきたこともたくさんあるが、現在は大学2年生を修了し、3年生に進級するタイミングのように感じる(留年してる気もしないでもない?)。

あと2年は学びを重ねる時間と捉え、2年後に大きく羽ばたけるよう地力を養いたい。それまでは、成果よりも学びを優先。ライティングスキルもさることながら、ITリテラシーとマネーリテラシーを就学中に養っておこう。

あと、60歳まではなるべく医療費を抑えたいので、持続可能な働き方をしたい(2023年度は医療費控除受けられなかったw)。一度は辞めるつもりで考えていた週2~3ペースの勤めも、環境は最高なので可能な限り続ける方針に切り替えた。

フリーランスになることが最終目的ではなく、カッコいいことでもないと考える。ライターコミュニティに参加すると、周りのペースが速く感じるが、自分は自分。自分以上でも、以下でもない。


【さいごに】

IT音痴克服もそうだが、人間やってみて初めて気がつく適性もある。

もともと物書きになりたくてライターになったので、「SEO何それ?」「PREPって不自由」と感じるかと思ったら…不思議なことにSEOもPREPも、何だかゲーム感覚で楽しいと感じた。また、意外にBtoBのフォーマルなトンマナが自分の文体にマッチしていたことにも気がついた。

ので「向いていない」ことに端から着手しないのは、自分の可能性を制限することにつながるかと思う。どれも、やってみなければわからなかったこと。

体調もあるので基本、これまでよりもセーブして臨むが、迷ったらチャレンジングな選択をするつもりだ。




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