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【DX】優秀はSEが増えない、2030年IT人材不足を歴史から知る

SE(システムエンジニア)。

友達から聞く評判は以下である。

毎日残業があり、
よくわからない言語と単語を並べている。
勉強が終わらない。
よくエラーが起こる。
帰れない。
動かない原因がわからない。
緻密なエラーを修復する仕事を
安月給。

ずいぶん酷い口コミ。笑
私の友達には、1年間頑張った結果、
100時間以上の残業をおこない、
ヘルニアで退職に陥りました😭

なぜこんなことになっているのだろう。

前回を振り返る。

日本はDX化が遅れているという話をしました。

そして、日本はDX化が遅れていて、
いまやシステムエンジニアが足りない状況になりつつあります。
2030年にはIT人材が79万人も不足する深刻な事態が予測されています。

なのに、なぜ特別扱いされていないのか?
人材不足にむけて、
一人一人が大事になってくるのではないのか?


実は歴史を振り返ると、
ITの捉え方に原因があることがわかります。

■海外への興味関心おざなりにしてしまった日本

「ものづくり大国日本」と呼ばれた時代、
戦後1945年〜1995年くらいまでは、
自動車や白もの家電と呼ばれる冷蔵庫や洗濯機など、作れば作るほど売れており、
製造業はとても盛んでした。

それは海外にも影響を及ぼしており、
日本の技術は精密でクォリティが素晴らしいということを世界に示しました。
テレビもこの時に急成長を遂げています。

国内外へ大量生産をしたことで、このとき日本のGDPが爆上がりし、のちに高度経済成長期と呼ばれます。

■ポイント

日本は、ものづくりで成功を納めました。
国内で経済がとても潤ったことで、海外の政策に気づかず、
結果、米国で進んでいるIT技術に興味関心を示すことができませんでした。

さらに、その後も「日本ならではの伝統技術」にも力を入れていき、どんどん思考がSE、IT技術開発に対する優先順位も下がっていきます。

そして、気づいた頃には今の現状。

企業は急速にDXに力を入れ始めていますが、
「作れば売れる」時代を経験した年長者にとっては、「システムを開発したりIT技術を取り入れなくても、作れば売れるし今までの運用で大丈夫だろう」という概念がまだまだ手放せていません。

また、最低限のエンジニアで会社が回ってしまうことや、従来の運用で仕事ができてしまったことから、日本のSEの教育も遅れていき、優秀な人材が育たず、
結局海外の技術者に任せてしまっている状態です。


まだまだ書きたいところですが、
本日はここまでっ!!
また続きかきます!

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