こんばんは。昨日は副作用もなく穏やかに過ごせました。
なんと、今日はもっと副作用がありません。
吐き気も、嫌な動悸もないので、すごく助かっています。
次第に「…アトモキセチン…効果あるのかな…」と謎の疑問が湧いていますが、半年以上服薬してやっと分かるのですかね。待っていられるか心配です。

昨日の夜はあまり眠れませんでした。たまたま23時から始まったアニメを観てしまって…。(推しの子というアニメです)

30分くらいかなと思って、だらだら見ていたら、なんと1時間半…もはや映画…。

どうやらミステリー？サスペンス?のようですが、
中々衝撃的な内容でした。普段アニメに全く興味がない
私が「おおお・・・！」っと少し惹き込まれてしまいました。

その余韻によって、なかなか寝付けず…。それとも副作用…？今日寝てみないと分かりませんね。

感受性が薄くなると聞いて

アトモキセチン(ストラテラ)は感受性や情動が薄れるという口コミを
よく目にします。「感情が平坦になった」だったり「興味が薄れた」
だったり、そんなこともあるのか～って思っていましたが、

なりました。

私は、普段音楽を聴いていますが、聴き方が少々独特です。
音楽の世界にどっぷり浸かって、我を失います。(説明が難しい)
所謂、「ゾーンに入る」みたいな感覚で聴く事を楽しんでいました。
初めて聴く曲も、奏者がどんな演奏がしたいのかを感じて、答え合わせを
している感覚です。(初めて聴くのに答え合わせって変ですね)

アトモキセチンを服薬して、初めて吹奏楽を聴いてみました。
今日は「ブリュッセルレクイエム」→「ハリソンの夢」という
激重作品を朝から…

ブリュッセルレクイエム、吹いた事がありません。
ハリソンの夢も吹いた事ありません(笑)
でも大好きな曲です。

いつものように聴いていたら、色んな楽器の音が超明瞭に
聴こえます。なにこれ!?と衝撃を受けました。
今までこんな聴こえ方してたっけ…？それともイヤホンが
おかしいの？と少々困惑。

音の粒がはっっっっきりと聴こえる感じです。
（音の説明ってすごく難しい。)
今までも、主旋律以外の音を軸に音楽を楽しむ聴き方を
していました。写真でいうと、主役以外の景色もぼやけていない
感じです。

今日は、本当に各楽器が聴こえる感じです。音楽が分離したのでしょうか。
聴こえにくい内声パートが何をしているかよくわかります。

こういうフレーズがあって、ここに繋がって、次第に頂点に向かうんだなとか、この主旋律に対して、他の楽器がこうアプローチして、
まとまりができるんだな。というのを構造的に聴こえる感じです。

これまでは情動的に分析して聴いていたものが、音楽を構造的に冷静に聴く感じです。

だから、音楽を聴いて「どっぷり浸かる」という怪しげな表現はできなくなりそうです。「超冷静に色んな音を拾って、組み立てを堪能する」
みたいな感じです。結局どちらもなんか変態みたいですね。

この耳の状態で、アトモキセチンを飲む前の情動的に聴く感性が
戻ったら、最高ですね。

とにかく音が全然違います。音楽を理論的に勉強するならピッタリかもしれません。

でもなぁ…

やっぱり気持ちよく音楽を聴きたいです。
こういう聴き方があるんだ！という気づきがあったのは良かったです。

ちょっと音楽に対して、距離を持った感覚になっています。

由々しき事態です。

おやすみなさい