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私が抱える"障がい"

この記事を読んでいる皆さんは"障がい"を持つ人はどんな人だと思いますか。
職場に居たら邪魔な人。情緒不安定なメンヘラ。頭のおかしい人。

これらは全て私が今までで言われて来た言葉たちです。そう言ってきた人達は悪気が無く言ったかも知れませんが、私はこの言葉たちによっておよそ2年に渡って苦しめられて来ました。

今回はそんな苦しめられた原因及び私の"障がい"について綴ろうと思います。
(※この記事は大変ネガティブなものになります。このまま読んでも良い方のみ読んで頂けると幸いです。)



"自閉スペクトラム障害(グレーゾーン)"
"遂行機能障害"

これが私が抱える障がいです。今や発達障害についての情報がありとあらゆる場面で知れ渡っているので、ご存知の方は多かれ少なかれ居ると思います。私はこの障がいによって2年苦しんでいました。

この障がいの診断が出たのは1年前...そう、私がパティシエとして働いていた頃になります。

1年前、私はパティシエの契約社員として働いていました。仕事内容は難しいものではありませんでした。しかし、相手の話の意図が分からず大人数での会話についていけなかったり、うっかり相手の地雷を踏むということをしてしまいそれらの積み重ねで職場に居づらくなることが度々起こるようになりました。
こうした人間関係でのストレスで仕事のミスが増え、作業の手順が分からなくなることも多々起こるようになり仕事前日では不安でなかなか寝付けないことも起こるようになりました。

そんな日常を送る度に「私に生きる価値はあるんだろうか」、「私の事を分かってくれる人なんて誰も居ないんだ、死にたい」という思いが私の頭の中でぐるぐる回るようになりました。

当時私は新卒の頃に入社した職場で適応障害と睡眠障害で体調を崩したことから心療内科に通っていました。

そこで主治医の先生に職場で起こったことなどを話しました。すると先生は
「あなたの起こっていることは発達障害に似ているものがあるから発達障害の検査をしてみない?」と言い出しました。

私は少しショックを受けましたが、自分のことを知るためにも検査を受けることにしたのです。

後日、数多い検査項目を終わらせてからおよそ 1〜2か月、いよいよ診断の結果が出ることに。

主治医の先生はこう言い始めます。
「自閉スペクトラム症の症状はあるけども、検査結果の数値からして完全に引っかかっている訳では無いから、そうとは言いきれない、つまりグレーゾーンと遂行機能障害があるね。」

そう言われた時、「ああ、そんな感じだろうと思った」と感じたと同時に「私はこの障がいで苦しめられていたんだ」の少し安心していたのです。

この診断を受け、私の障がいが少しでも軽減するように色々な対策をしてきました。
しかし、その対策と働いていた職場の仕事量が釣り合わず、努力虚しく限界を迎えることになったのです。

2023年某日私は退職をして、翌月からは苦しんだ人生の前半を取り戻すため就労支援という就職の支援をしてくれる所に通っています。私の目指す職は異業種なので、毎日通いながらビジネスに必要なパソコンスキルを磨くための勉強をしています。また、メンタル面での調節の仕方なども学んでいる最中です。生活リズムが安定しつつ、ストレスフリーになったことで少しずつですが、メンタルの方も安定するようになりました。(まあ、理解のある彼くんは居ませんが笑)


もし私と同じように障がいに苦しむ人達が居たら、どんな手段を使ってでもストレスから逃げることをして欲しいと思っています。そして、苦しんだ人生を取り戻すために自分の好きなように生きていってくれたら...と願っています。


ここまで読んで頂きありがとうございました。

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