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<東京の水辺をめぐる>①越中島を歩く

2022年11月13日、東京の水辺を舟に乗って巡るツアーに参加してきました。そのツアーは、「土木工学博士と行く復興・運河100年の歴史舟遊び-関東大震災復興100年に向けて」と題したツアーです。私のオンライン飲み会友達でもある、マツさんこと松永昭吾さんの案内で、「舟あそび みづは」さんの船に乗って京浜運河などを巡るツアーです。このツアーは、最近毎年開催されていて、今年で3年連続の参加となりました。ツアーの模様は次回以降にお伝えするとして、今回はこのツアーの出発地となった、越中島地区を歩いた記録を書きたいと思います。

■越中島駅へ向かう

越中島駅は、JR京葉線で2駅進んだところにある駅です。相生橋という橋が架かっていて、それを渡ると佃島・月島があるエリアです。

越中島駅付近を今昔マップで。
隅田川が永代橋の下流で分岐し、その東側に越中島があります。
越中島へは、東京駅八重洲南口からお馴染みのなが~い通路を歩きます。
皆さん夢の国や、見本市会場等に向かう人も多い通路。
間違えの無いように、大きな表示が沢山あります。
広告が房総半島や武蔵野線沿いの学校などが多いのも特徴。
ここはある意味、房総半島の玄関口でもあるのです。
東京駅から武蔵野線の各駅停車に乗って出発。
地下線を行く、武蔵野線の先頭にて。
越中島駅に到着。最近壁のパネルを剥がしている駅が多い気がします。
越中島駅の次の潮見駅は、地上駅です。
越中島駅の改札口付近。ちょっと閑散とした駅です。
JRの東京都区内の駅で一番乗降客が少ない駅だとか。
乗降客が少ないからか、駅員さんがいない時間帯の
乗車駅証明書発行機がありました。何だか田舎っぽい(笑)。
越中島駅の外へ。地上に東京海洋大学のキャンパスが広がります。
道沿いに都バスのバス停。こちらは本数が多数運行されています。
湾岸部は都バスが主要交通手段であることが多いようです。
海洋大学のグラウンド沿いに歩いていると、古びた船が。
これは展示されているのか、またまた倉庫として流用?ちょっとした謎。
少し歩くと、東日印刷さんのビルが。
スポーツニッポンと、東京スポーツを印刷しているようです。


たくさん走る都バスに遭遇。新しいバスが走ります。
後ろにあるのは、福山通運の東京支店。
最近は物流拠点も随分立派になったものです。
その向かいは、都立第三商業高校。大きなグラウンドがある学校です。
もう少し歩くと、清水建設さんの技術研究所が。
不思議な免震支承が目立つビル。さすがに建設会社の研究所っぽい感じ(笑)。
清水建設さんの研究所の隣は、浜園橋。渡ると塩浜地区です。
橋のすぐ脇には、屋形船の業者が。
船の発着には便利な場所のようです。
浜園橋を越えると、日本穀物検定協会 東京分析センターが。
この運河よりも東側、浜園橋の東は、塩浜地区になります。
塩浜とは、その名の通り、「塩の浜」、すなわち塩田があったことが多い地名です。

塩浜地区まで歩いてやって来ました。そろそろ越中島の乗船場まで戻っていきます。

マンホールに見慣れないロゴが。
どうやら、江東区のロゴのようです。
こちらは、まっすぐ進むと豊洲橋で、タワーマンション建ち並ぶ豊洲が見えます。
船の錨のオブジェ。越中島らしい感じがします。
鯨の模様が付いた壁。後ろは越中島プールです。
鯨は、この地に昔「日本鯨類研究所」があった名残でしょうか?
乗船場で、今日の船の案内人、マツさんとバッタリ出会いました(笑)。
越中島乗船場と、豊洲の街。
手前に見えるのは、東京海洋大学のシンボル、明治丸。
相生橋と、月島の建物群をバックに、見えてきたのが
今日お世話になる、みづはさんの船です。
今回もこの船にお世話になることに。
どんな船旅になるか、楽しみです。

■終わりに

東京湾での船旅を楽しむためにやって来た、越中島と言う場所。京葉線の駅はあるものの、乗換できる路線が無く、東京海洋大学以外にあまり近くに家も多くなく、東京都区内で最も乗降客が少ない駅になっています。とはいえ、駅付近には色々と見どころもあり、楽しい駅前散策になりました。

次回は、いよいよ船に乗船した記録をご紹介したいと思いますのでお楽しみに。
(つづきは、こちら)


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